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六十五話 スライム討伐数は異常だった
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スライム討伐後、近くの岩に座って俺達は話し合いを始めた。
「今更だけどさ、スライム全部倒したの、ダメだったんじゃないか?」
「なんで?」
瑞希は敵を討伐したんだから良くない?というふうに俺を見てきた。
「いや、だって、みんなの依頼が無くなったというか...」
考えても見てほしい。依頼はスライム討伐しかないのに、討伐対象であるスライムは全部倒してしまった。つまり、仕事を無くしてしまったのだ。俺が瑞希にそう説明すると、手をポンと鳴らして納得したような素振りを見せた。
「確かにみんなの仕事がなくなっちゃったね」
瑞希は苦笑しながら呟いた。やらかしてしまったことを理解したようだ。
するとそこでエリスが口を開いた。
「別に平和になったんだしいいんじゃない?」
エリスはまだ分かっていなかったようだ。
平和はいいことだがやりすぎたということなんだけどな。
「倒すのはいいんだが、全部倒すのはやりすぎたってことだ。駆け出し冒険者たちが狩る敵がいなくなったんだ」
「というと?」
「稼ぎが0になるんだ。それに駆け出し冒険者はお金なんて持っていないやつのほうが多い」
「あー、それは大変だね」
エリスはあまり反省もせずに返事した。
確かにそのうちまた湧いてくるから関係ないんだけどな。
「じゃあ、あまり気にしないという方針で...取り敢えずギルドに戻るか」
「うん、そうだね」
「気にしないのはどうかと思うけど、やっちゃったことは仕方が無いし...戻ろっか」
エリスはすぐに返事したが、瑞希は少し反省しているようで仕方なく戻ることに賛成した。
冒険者ギルドにつき、適当に受付嬢に声をかける。
「依頼完了しました」
「かしこまりました。ではギルドカードを提示して頂けますか?」
「わかりました」
俺は返事をして、ギルドカード提示する。
続いてエリスと瑞希も同じように提示する。
そして、確認のためギルドカードを見た受付嬢はーーー
「えぇーー!!」
いきなり叫び始めた。まあ、そうなるわな。
なんたって、スライムの討伐数が軽く1万は超えてるからな。
俺がそんなことを考えていると、叫んでいた受付嬢は受付の奥へと走っていった。
ギルド長を呼びに行ったのかな?
少しして、叫んでいた受付嬢が戻ってきた。
「ギルド長のところへ案内しますので、どうぞ中へ」
あ、やっぱりギルド長を呼びに行ってたのか。流石にこれだけ倒せば受付嬢だけでは対処出来ないか。俺達はいつも通りの道を通り、いつも通りの部屋に向かった。
いつものように受付嬢がノックし中に入る。
するといつものようにギルド長がいた。
「取り敢えず座ってくれ」
俺達はギルド長の言葉を聞いてから椅子に座る。
「さて、今回は何をしたんだ?」
俺達が椅子に座ってすぐにギルド長はこう尋ねてきた。何かやった前提かよ…。
まあ、何かしてるんだけどさ。取り敢えず説明するか。俺はスライムの件について説明した。
「んー、そんなにもいたのか...」
ギルド長は何かを考えるように呟いた。
数秒の思考後、受付嬢からギルドカードを受け取った。ギルド長は受け取ったカードを見て目を見開いた。
あれ?さっきかなりやばい数を討伐したって説明したはずなんだけどな...。
「あの、ギルド長、どうしました?」
「あぁ、すまない、予想外の数に驚いていたんだ」
そんなに驚くぐらい討伐してたかな?
見ていないからわからないけど、そこまでな気がするんだが。と言うより、そろそろ本題に行こう。
「ギルド長、呼び出された理由はなんですか?」
「ああ、少し依頼をしたくてな」
「依頼ですか?」
「そうだ。自分の目で見たから分かっていると思うが、スライムが大量発生している。
だから、原因を探って欲しくてな」
なるほど、確かに原因は探る必要があるだろう。ただ、俺達はギルドから依頼された大会がある。そこに行くために3日前ぐらいには出ておきたい。大会会場の方でも何かしたいしな。と言うことは今日を合わせて期限は4日だ。その間に原因を解明できるとは思えない。
「ギルド長、俺達は大会もあるんですけど」
「もちろん、わかっている。だから、大会に行くまででいい。少しでも情報を集めておきたいんだ」
「それなら...エリス、瑞希、どうだ?」
俺は横にいるエリスと瑞希に尋ねてみた。
断るとは思えないが念のためだ。
エリスと瑞希は俺の問に頷いて返事した。
やっぱり断らないよな。
「ギルド長、その依頼受けさせてもらいます」
「ありがたい。取り敢えずは依頼完了の手続きだな。スライムが計10万体倒されてるから...1人あたり金貨600枚だな」
「「「え?」」」
驚きの数字に3人の声が揃った。
え、スライムそんなにいたの?かなりやばい数字じゃん。街が襲われたら即死レベルだろ。というかそんなに倒した覚えないんだけど。確かに1面スライムだらけでどれがスライム単体なのか分からなかったけどそんなにいたの?
ま、まあ、貰えるに越したことはないか。
俺達は1人辺り金貨600枚貰って部屋を出ることにした。というか、こんなにすぐに金貨出せるものなんだな。それに、金貨合計1800枚も渡してよくギルドは破綻しないな。
そんなことを考えながら扉を出ようとしたところで、ひとつ忘れていたことがあったのを思い出した。
「ギルド長、瑞希の大会参加の件、どうなりました?」
「国王様に確認したところ、出ていいそうなので、参加できるぞ」
「そうですか。ありがとうございます」
俺はギルド長にお礼をして、部屋を出た。
こうして俺達はスライム大量発生の原因を探りに行く事になったのだった───。
「今更だけどさ、スライム全部倒したの、ダメだったんじゃないか?」
「なんで?」
瑞希は敵を討伐したんだから良くない?というふうに俺を見てきた。
「いや、だって、みんなの依頼が無くなったというか...」
考えても見てほしい。依頼はスライム討伐しかないのに、討伐対象であるスライムは全部倒してしまった。つまり、仕事を無くしてしまったのだ。俺が瑞希にそう説明すると、手をポンと鳴らして納得したような素振りを見せた。
「確かにみんなの仕事がなくなっちゃったね」
瑞希は苦笑しながら呟いた。やらかしてしまったことを理解したようだ。
するとそこでエリスが口を開いた。
「別に平和になったんだしいいんじゃない?」
エリスはまだ分かっていなかったようだ。
平和はいいことだがやりすぎたということなんだけどな。
「倒すのはいいんだが、全部倒すのはやりすぎたってことだ。駆け出し冒険者たちが狩る敵がいなくなったんだ」
「というと?」
「稼ぎが0になるんだ。それに駆け出し冒険者はお金なんて持っていないやつのほうが多い」
「あー、それは大変だね」
エリスはあまり反省もせずに返事した。
確かにそのうちまた湧いてくるから関係ないんだけどな。
「じゃあ、あまり気にしないという方針で...取り敢えずギルドに戻るか」
「うん、そうだね」
「気にしないのはどうかと思うけど、やっちゃったことは仕方が無いし...戻ろっか」
エリスはすぐに返事したが、瑞希は少し反省しているようで仕方なく戻ることに賛成した。
冒険者ギルドにつき、適当に受付嬢に声をかける。
「依頼完了しました」
「かしこまりました。ではギルドカードを提示して頂けますか?」
「わかりました」
俺は返事をして、ギルドカード提示する。
続いてエリスと瑞希も同じように提示する。
そして、確認のためギルドカードを見た受付嬢はーーー
「えぇーー!!」
いきなり叫び始めた。まあ、そうなるわな。
なんたって、スライムの討伐数が軽く1万は超えてるからな。
俺がそんなことを考えていると、叫んでいた受付嬢は受付の奥へと走っていった。
ギルド長を呼びに行ったのかな?
少しして、叫んでいた受付嬢が戻ってきた。
「ギルド長のところへ案内しますので、どうぞ中へ」
あ、やっぱりギルド長を呼びに行ってたのか。流石にこれだけ倒せば受付嬢だけでは対処出来ないか。俺達はいつも通りの道を通り、いつも通りの部屋に向かった。
いつものように受付嬢がノックし中に入る。
するといつものようにギルド長がいた。
「取り敢えず座ってくれ」
俺達はギルド長の言葉を聞いてから椅子に座る。
「さて、今回は何をしたんだ?」
俺達が椅子に座ってすぐにギルド長はこう尋ねてきた。何かやった前提かよ…。
まあ、何かしてるんだけどさ。取り敢えず説明するか。俺はスライムの件について説明した。
「んー、そんなにもいたのか...」
ギルド長は何かを考えるように呟いた。
数秒の思考後、受付嬢からギルドカードを受け取った。ギルド長は受け取ったカードを見て目を見開いた。
あれ?さっきかなりやばい数を討伐したって説明したはずなんだけどな...。
「あの、ギルド長、どうしました?」
「あぁ、すまない、予想外の数に驚いていたんだ」
そんなに驚くぐらい討伐してたかな?
見ていないからわからないけど、そこまでな気がするんだが。と言うより、そろそろ本題に行こう。
「ギルド長、呼び出された理由はなんですか?」
「ああ、少し依頼をしたくてな」
「依頼ですか?」
「そうだ。自分の目で見たから分かっていると思うが、スライムが大量発生している。
だから、原因を探って欲しくてな」
なるほど、確かに原因は探る必要があるだろう。ただ、俺達はギルドから依頼された大会がある。そこに行くために3日前ぐらいには出ておきたい。大会会場の方でも何かしたいしな。と言うことは今日を合わせて期限は4日だ。その間に原因を解明できるとは思えない。
「ギルド長、俺達は大会もあるんですけど」
「もちろん、わかっている。だから、大会に行くまででいい。少しでも情報を集めておきたいんだ」
「それなら...エリス、瑞希、どうだ?」
俺は横にいるエリスと瑞希に尋ねてみた。
断るとは思えないが念のためだ。
エリスと瑞希は俺の問に頷いて返事した。
やっぱり断らないよな。
「ギルド長、その依頼受けさせてもらいます」
「ありがたい。取り敢えずは依頼完了の手続きだな。スライムが計10万体倒されてるから...1人あたり金貨600枚だな」
「「「え?」」」
驚きの数字に3人の声が揃った。
え、スライムそんなにいたの?かなりやばい数字じゃん。街が襲われたら即死レベルだろ。というかそんなに倒した覚えないんだけど。確かに1面スライムだらけでどれがスライム単体なのか分からなかったけどそんなにいたの?
ま、まあ、貰えるに越したことはないか。
俺達は1人辺り金貨600枚貰って部屋を出ることにした。というか、こんなにすぐに金貨出せるものなんだな。それに、金貨合計1800枚も渡してよくギルドは破綻しないな。
そんなことを考えながら扉を出ようとしたところで、ひとつ忘れていたことがあったのを思い出した。
「ギルド長、瑞希の大会参加の件、どうなりました?」
「国王様に確認したところ、出ていいそうなので、参加できるぞ」
「そうですか。ありがとうございます」
俺はギルド長にお礼をして、部屋を出た。
こうして俺達はスライム大量発生の原因を探りに行く事になったのだった───。
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