え、宮廷【結界師】として国を守ってきたのにお払い箱ですか!? 〜結界が破られ国が崩壊しそうだから戻って来いと言われても『今さらもう遅い』~
「聞こえないのか? 貴様はクビだと言ったのだよ」
結界師として国に仕えていた俺(リット)は、この国の王女にクビを宣告される。
国の守りのかなめとも言える重要な職人だが、愚かな王族たちはそんな事実を忘れ去っていたのだ。
「俺を追放して、本当に国は大丈夫なのか?
結界をメンテナンスできる人が居なければ、あっという間に綻びが生じるだろう。下手すると一か月も保たないぞ?」
俺の忠告は聞き入れられず、俺は弟子とともにあっさり国を追放される。
立ち去ろうとしたところで謁見の間の扉が開け放たれ、突如としてエルフの少女が飛び込んできた。
「会いたかったです、旦那さま!」
彼女はエルフの里の王女さま。俺がフリーになるのを待って、わざわざ迎えに来たのだ。
フリーの結界師は貴重な人材なのだ。フリーになるタイミングを見計らってスカウトに来たのだとしてもおかしくはない。
ほかにも獣人族の族長や、ドワーフ族の鍛冶連合のリーダーからも熱いスカウトを受けることとなる。
俺はエルフの里に迎えられ、エルフの王女さまとスローライフを謳歌することになった。
エルフの里の『守護神』などと呼ばれるほどに、その実力を遺憾なく発揮しながら。
一方、俺を追放したことで王国の結界には綻びが生じ、モンスターが続々と侵入するようになっていた。
モンスターの襲撃を受けた王国は、やがては取り返しの付かない大混乱に陥っていく。
俺に追放を言い渡した王女は、ついには責任を取らされる形で地下牢に投獄されることとなった――
※ 他の小説投稿サイトにも投稿しています
結界師として国に仕えていた俺(リット)は、この国の王女にクビを宣告される。
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エルフの里の『守護神』などと呼ばれるほどに、その実力を遺憾なく発揮しながら。
一方、俺を追放したことで王国の結界には綻びが生じ、モンスターが続々と侵入するようになっていた。
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過信するのは無視するが過信故の慢心からの満身創痍は面白い(ノ∀`)(国王も屑か…)弟くん以外王族全員〇ズ?
感想ありがとうございます。
王族基本的にやべえやつしかいないです!
確かに国王が最終的に同意したんだから責任転嫁は間違ってるね。
バカ王女は終わりだろうけど、この国は長くなさそう。
感想ありがとうございます。
王族全員がやばい国です。
うん?
いつも思うが聖女の力と結界士の力は似て非鳴るものではないかな?
結界士の結界の上に聖女の結界が被っているのであって、聖女の結界に穴が空いたら結界士の結界がカバーしてるとしか思えないんだが。つまり結界士の結界が支えてるあいだに聖女の結界が修復されるみたいな感じですね。
なので見せかけ上は聖女の結界が強力に見えてしまい結界士の結界は何してんだとゆう事なんでしょうね。
王都(結界の中心)の住民程、聖女の結界を有力視し、辺境程、結界士の結界の重要性(聖女の結界が弱いか届かない)
をわかってるんでしょうね。
辺境伯のセリフからすると辺境部分は聖女の結界は届いてないか届いてても役に立たない程弱いとゆうことでしょうね。
これからさい、辺境や開拓地からどんどん人が逃げ出すんでしょうね。
感想ありがとうございます。
この辺、うまく伝えられなかったの反省点ですm(_ _)m
聖女は基本的に光属性の魔法が得意な者に与えられる称号でしかありません。その光属性の魔法の中には、たしかに結界術も含まれますが、それはあくまで戦闘中に使うようなもので、国を守護するための長期スパンの結界術とは完全に別物です。
とはいえ感想で頂いた設定が、そのまま使いたいぐらい説得力ありますね・・・!
それでは、感想ありがとうございました!
面白いですね!Σd(≧∀≦*)
先がすごく気になってなろうの方を読みました...すみません!ww
感想ありがとうございます。
そこまで続きが気になったのなら作者冥利に尽きます、楽しんでいただけたようで嬉しいです!
19話もちろん2週間後にはアップデート毎回するんだうな?
感想ありがとうございます。
どの程度の頻度でアップデートをするかは、結界師の趣味に近い部分ですかねえ……。
大昔の結界が動き続ける世界ではあるので、2週間感覚のアプデはいらない気はします。
(定期的に最新バージョンがリリースされるようなものでもないですし・・・)
いや、隠蔽の結界強くしたら、エルフの里に逃げ込む人、わからなくなるやん。
辺境伯なんてその予定だろうし。
感想ありがとうございます。
結界の効果で、助けたい誰かがこの付近をさまよってたら助けに行くので大丈夫です。
むしろ王国崩れの野盗みたいなやばい人をはじく方が大事ですね。
なんで、エルフの国にきて、主人公の実力知ってんの王女だけなん?おかしいよね?昔助けたんだよね?それとも助けたのになんの感謝もされなかったの?
感想ありがとうございます。
エマやリーシアを助けた過去はあっても、エルフの里にはそもそも立ち寄ったのがこのときが最初ですね。
いや、城に無断で入ってこれるっておかしいからな、、、?門番や、扉の前の兵隊は飾りか?
感想ありがとうございます。
再序盤の勢いで書いたところですね。ぶっちゃけ勢いですっ飛ばしたところです、エルフの権威がやばかったという感じです。
なんでや阪神関係ないやろ(これだけは言いたかった)
こんな紋章の使い方できる人他にいるのだろうか・・・?
感想ありがとうございます!
仕込んだネタに気が付いてもらえてうれしいです!
この紋章の使い方はリットオリジナルですね!
一気読みさせて頂きました(*´艸`*)
次回は肉祭りですかね?
感想ありがとうございます。
一気読みしていただけたとのことで嬉しいです!
契約魔法に縛られているなら
リットの先祖の誰かが兄弟姉妹いないのかな?
そのまま契約で縛られているから
リット以外にも親戚がいても?
優秀な結界師一族なら他にも居そう❗️
感想ありがとうございます!
> 優秀な結界師一族なら他にも居そう
正直、考えてなかったです(一人っ子をイメージしてました)
兄弟がいた方が自然な気もしてきました。
(兄/姉がいた場合、結界の引継ぎ期間は兄/姉が引きついで、そのまま契約を無視して国外に出ていこうとして、魔法が発動して死亡。リットはますます国に縛られるなんて過去になりそうです!)
両親が幼い時に亡くなっている?
結界の引き継ぎ期間って、結界が無い状態?
感想ありがとうございます!
色々なことを教わりきる前に、両親は他界しました。
どうにもならなくなって必死に一族が残した書物で勉強しました。
自分しか国を守れる者のいない緊迫感、ただリットが天才だったからどうにかなった感じです。
結界がどうにかなったのは、死んだ両親の工夫と幼き日のリットの頑張りです。
王立図書館に置いてある結界の本がリットの一族による物なら、リットはそれを親から聞かされていないのか?
また、図書館で見なくで親が教えると思う❗️
王族たち以下宮廷の臣下は詐欺師と思っていたなら、結界師はリットの一族のみであり、その本も何故王立の図書館にあるのか?普通に自宅(仕事部屋)に本があるかな?
王立図書館にある本を読んだとか、親は?
それと、結界師が職人とあるが❗️
職人とは、手で物を造る人。
職人とするなら
結界の魔道具(陰陽師などの札)を作る人
《結界石、結界札、結界魔道具》
感想ありがとうございます!
本は単に王立図書館に寄贈され、そのまま保管されました(興味がないだけで、別に結界術を禁止しているわけでもないので) 作中では触れてナイですが、両親はリットが幼いときに無くなっています。
職人そんな意味が…! 職人については、この世界では専門知識を要する仕事をしている者は、だいたいが職人と呼ばれているということで(ほかにしっくりする表現もなかったので…)
そんな様子がそんか様子になっとります(・ω・)
誤字報告ありがとうございます。
見つけ次第、直しますm(_ _)m
据え膳喰わぬは漢の恥、窮鳥懐に飛び込めば猟師これを貪る、だと思うのですが。
理性が持たないと言うのであれば、これだけ慕われ思われ結婚の意志を表明しているのですから(家族の了承もある)、本当の夫婦になってもいいのではと思うのですが。
DTではないのなら、何故逝かぬ!ヘタレか!?
感想ありがとうございます。
そうです、ヘタレなのです! あとはリットの自己評価がひくいので、ティファニアの気の迷いだお思ってたりします。
面白かった、気付いたら一気読みしてた続き楽しみにしとりますd(>ω<。)
嬉しい感想ありがとうございます!
自国の王族にタメ口で話す主人公が気になりました。もう見捨てる気でいるからしほとほとあきれ返っているからなのか…初っ端から尊大で……彼の国での立ち位置がわかりません(古の契約がありつつも、待遇悪いらしいので地位もそれほどあるわけではなさそうですし)
また、他国では結界師は重要と作中で語られているのにも関わらず、自国首脳陣らの結界師の認識の悪さ。この国外交なり調査なりしてないんでしょうか?エルフやドワーフは技術で賄っていると国王は考えているようですが、それだったら結界に変わる術を学ぼうとするでしょうし…ここら辺がちぐはぐで…
感想ありがとうございます。
ご指摘ありがとうございます、口調など再序盤は割と勢いで書いたので見直してみたいと思います。
はい、これまでなんの問題も無かったのだから大丈夫だろうと軽く見積もっています。ろくに調査してなかったですし、結界師が重要だと情報を耳にしても、余所は余所(そもそも結界をキープするために手間が必要だと認識すらしていない)状態です……伝わるように書き直さないとですね...m(_ _)m。
肩の力が抜ける=リラックスする。緊張が解ける。
いくらなんでも辺境伯領からの援軍要請を聞いてリラックスしちゃあかんよ、聖女様(笑)
せめて顎を落とすとか、目を見開くとか、その程度にしとかんと。
感想ありがとうございます。
指摘について(リラックスしちゃあかん!)のは、ごもっともなのですが、この時点では辺境伯領内で収まるだろうと軽く見積もっている状態なので、緊張が解けたで合ってます(前後を少し書き直してみましたm(_ _)m)
一気に全部読みましたお気に入り登録しときますポチ(`・ω・´)ノ凸
感想ありがとうございます!
楽しんでいただけると嬉しいです!
最新の話を読んで、ヤバくない!?
と、思いました。
国と国の移動(国境)には結界があって移動はできるのかな?
本当に王女様が聖女の力があるのか気になります。
続きを楽しみにしています!
感想ありがとうございます!
国と国の間にも強固ではないにせよ、うっすら結界はあって、モンスターは寄りつかない感じです。(どちらかというと王都周辺が群を抜いてやばいです)
2点ほど。
1点目。
スタートの時点で「結界のあちこちに綻びが出ている。」って、それはまずいでしょう。
リットが仕事を放棄して修繕していないという事になる。
どういう結界を想定しているのかは作者様次第なのでわかりませんが、例えばもともと高速で劣化するようなものを想定していれば「今は良くても1週間あれば綻びが出始めて1か月は持たない」という言い方にするとか、劣化の速度は遅いがそろそろ綻ぶ時期が来るというものを想定していれば「周期的にそろそろ綻び始める」という言い方にするとか。
とにかく今は大丈夫というニュアンスがどこかにないと、仕事をしない給料泥棒になる。
2点目。
少なくともエルフは国賓待遇が必要らしいとして、ドワーフ、獣人の扱いがよくわかりませんが、いくら重要人物でも他国の謁見の間にフリーで入るのはダメでしょう。
先ぶれもなく、引き留める者も案内する者もないという事は勝手に侵入した?そうじゃなければ門番は何やってたのって話だし。
逆に、もしそうしてもよいという盟約があるなら書いておくべき。
じゃないと、ヒロイン候補(でいいのかな?)と思われる3人が単なるアホウに見える。
感想ありがとうございます!
ごもっともな指摘も、ありがとうございます。前者の問題は、この読み取られ方するのは非常に問題あるので、テコ入れします。
後者の問題も、勢い重視でいろいろすっ飛ばしてしまいましたが、どこかで状況説明を入れるべきですね…。ありがとうございますm(_ _)m
なるほど。聖女は光魔法でガンガン魔物を屠る役職であると………
φ(..)
主人公の仕事を知らないのかこの国の重役達は?
続きが楽しみです♪
感想ありがとうございます。
聖女は聖女で必要ではあるのですが国を守る程には……という感じです! 楽しんでいただけると嬉しいです!
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