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第三章 王都編

新たな使命

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新たな使命



「久しぶりじゃな、アルよ。」

「ゼスト様!お久しぶりです!
みなさんもご無沙汰してます。」

「なかなか祈りに来てくれないから忘れられたかと思ったんじゃぞ。」

「すいません。行ける機会があまりなくて。それで使命の方はどうですか?」

「うむ、充分満足しておるがあともうちょっと何かが足りないのじゃ。
甘すぎるというかなんというか。」

「そうですか。じゃあちょっと頑張ってみます。」

「それとな、新たな使命を与える。お主国王に森のこと言われたじゃろ?
その森に最近ドラゴンが住みおってな。退治してくれんか?」

「分かりました。そのドラゴンはどのくらいの強さですか?」

「上級1匹に中級2匹、下級5匹じゃ。上級はとどまっておるが中級と下級が森を荒らしておるのじゃ。頼んだぞい。
それとお主には新しいスキルをやった。あとで確認しとくのじゃ。じゃまた今度じゃ。」

そういうとまた光ったと思ったら元の場所にいた。どうやら時間は進んでいなかったようだ。

んー、上級ドラゴンは暴れてないっていってたな。テイムしてみるか!
その前に親交会や屋敷の確認やらめんどくさいこと終わらせないと!

「それではこれでステータスの儀を終了とさせていただきます。貴族様は夕方6時に王城にお集まりくださいとのことです。」

メアのステータスの儀が終わったところで大司教が解散の言葉をいった。今の時刻は2時過ぎだ。
デザイア家一行は王城で親交会まで話すことになり、国王陛下やメアたちと一緒に王城に向かった。

王城に着いた後応接室でお父様一行と陛下が話をしていて、俺とメアはメアの部屋で今後のことや屋敷のことについて話している。
そのあと俺とメアはお父様たちに呼ばれてステータスのお披露目をすることになった。

俺は特にステータスがバレてもなんとも思わない。むしろ俺が転生者だということを話す機会ができて嬉しくも思っている。

「さあメア、ステータスを見せてくれ!」

「はい!ステータス!」


【レベル】1
【名前】メア・ナイト・ウォーカー
【種族】人族
【称号】カノン王国第二王女 
【体力】140/140
【魔力】5600/5600
【魔法】 
火魔法
水魔法
風魔法
光魔法
闇魔法
生活魔法

【スキル】
魔法の才
経験値5倍

【加護】
魔法神の加護
商業神の加護


この年で魔力5600もあるなんてこの子天才だ。スキル詳細。


【魔法の才】
このスキルを持っていると魔力が多くなり、魔法の扱いがとても上手くなる。

【経験値5倍】
取得経験値が5倍になる。


おおーすごいすごい。この子に魔法教えたら強くなるだろうな。
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