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第三章 王都編
メア
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メア
俺は馬車の近くにいた騎士に近づいて話しかけた。
「大丈夫ですか?」
「あ、ありがとうございま グフッ!」
騎士は話している途中に血を吐いた。
やばい!回復忘れてた!
「光超級魔法 エリアハイヒール」
騎士たちの体が光に包まれて傷が塞がっていった。
「なんだこれは!?
傷が消えていく!」
「超級魔法だと?宮廷魔術師団団長しか使えないんじゃないのか。」
「皆さん聞いてください。傷は塞ぎましたが流した血までは戻りません。安静にしてください。」
「すみません。なんとお礼を言ったらいいか。」
「お礼なんていりませんよ。困っている人がいたら助けるのは当たり前でしょ?」
「なんてお方だ。心まで広いなんて、かないません。」
「ありがとうございます。」
それからもう一台馬車が向かってきた。
「デザイア公爵だ!助けに参った!!
って終わってるじゃないか。
アルこれはどういうことか後で説明しなさい。」
「はい。」
「この家紋は……」
《カノン王国第二王女メア視点》
他領の偵察に行った帰りに魔物に襲われました。それもAランクの地竜やブラッドオーガ50匹ほどです。
近いところの領に偵察に行っていたので護衛はあまり連れていませんでした。
それでもこの国で選ばれたエリートである近衞騎士です。
でもその近衛騎士も押されていて怖かったです。
「ねぇアリス、私たちここで死んじゃうのですか?」
私の侍女であるアリスに聞いた。
「大丈夫ですメア様!メア様だけは逃して見せます!」
それを聞いて近衛騎士10人では勝てないと悟りました。もうここで終わりかと思っていました。
そんな時です!私の王子様が現れたのは!
私の王子様は華麗な剣術と魔法で魔物を殲滅していきました。とてもカッコ良かったです!
そのあとも魔法でもう治らないような騎士の傷も治してくださいました。
もう一台の馬車が着いてアメスト叔父様が出てきました。
アメスト叔父様とは小さい頃から遊んでくれたりお話を聞かせてくれたりしました。
私はお礼を言うために馬車を出ました。
《アル視点》
馬車からとても可愛い紫色のロングの髪の女の子が出てきた。超がつくほどの美少女だ。
隣を見るとお父様はこの子と面識があるようだ。
「アル、このお方はこの国の第二王女メア様だ。挨拶しなさい。」
だ、第二王女!?
なんでこんなところに?
「王女様、デザイア公爵家三男アルベルト・ラウル・デザイアです。アルとお呼びください。ご無事で良かったです!」
「アル様!危ないところを助けていただきありがとうございます!剣技といい魔法といいとてもカッコ良かったです!
一目惚れしてしまいました!
け、結婚してくだしゃいっ!!」
あっ噛んだ、可愛い♡
え、結婚!?
俺なんかでいいの??
「「「け、結婚!!??」」」
俺は馬車の近くにいた騎士に近づいて話しかけた。
「大丈夫ですか?」
「あ、ありがとうございま グフッ!」
騎士は話している途中に血を吐いた。
やばい!回復忘れてた!
「光超級魔法 エリアハイヒール」
騎士たちの体が光に包まれて傷が塞がっていった。
「なんだこれは!?
傷が消えていく!」
「超級魔法だと?宮廷魔術師団団長しか使えないんじゃないのか。」
「皆さん聞いてください。傷は塞ぎましたが流した血までは戻りません。安静にしてください。」
「すみません。なんとお礼を言ったらいいか。」
「お礼なんていりませんよ。困っている人がいたら助けるのは当たり前でしょ?」
「なんてお方だ。心まで広いなんて、かないません。」
「ありがとうございます。」
それからもう一台馬車が向かってきた。
「デザイア公爵だ!助けに参った!!
って終わってるじゃないか。
アルこれはどういうことか後で説明しなさい。」
「はい。」
「この家紋は……」
《カノン王国第二王女メア視点》
他領の偵察に行った帰りに魔物に襲われました。それもAランクの地竜やブラッドオーガ50匹ほどです。
近いところの領に偵察に行っていたので護衛はあまり連れていませんでした。
それでもこの国で選ばれたエリートである近衞騎士です。
でもその近衛騎士も押されていて怖かったです。
「ねぇアリス、私たちここで死んじゃうのですか?」
私の侍女であるアリスに聞いた。
「大丈夫ですメア様!メア様だけは逃して見せます!」
それを聞いて近衛騎士10人では勝てないと悟りました。もうここで終わりかと思っていました。
そんな時です!私の王子様が現れたのは!
私の王子様は華麗な剣術と魔法で魔物を殲滅していきました。とてもカッコ良かったです!
そのあとも魔法でもう治らないような騎士の傷も治してくださいました。
もう一台の馬車が着いてアメスト叔父様が出てきました。
アメスト叔父様とは小さい頃から遊んでくれたりお話を聞かせてくれたりしました。
私はお礼を言うために馬車を出ました。
《アル視点》
馬車からとても可愛い紫色のロングの髪の女の子が出てきた。超がつくほどの美少女だ。
隣を見るとお父様はこの子と面識があるようだ。
「アル、このお方はこの国の第二王女メア様だ。挨拶しなさい。」
だ、第二王女!?
なんでこんなところに?
「王女様、デザイア公爵家三男アルベルト・ラウル・デザイアです。アルとお呼びください。ご無事で良かったです!」
「アル様!危ないところを助けていただきありがとうございます!剣技といい魔法といいとてもカッコ良かったです!
一目惚れしてしまいました!
け、結婚してくだしゃいっ!!」
あっ噛んだ、可愛い♡
え、結婚!?
俺なんかでいいの??
「「「け、結婚!!??」」」
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