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第三章 日本近海超決戦
第三十六話 横浜空戦後編
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館山航空基地
「いやぁ、敵が新型の爆撃機できていたのは、意外ですが、まさか、あの新型機を使うとはねぇ~」
みなが言う新型機。名を震電型高速戦闘機『震電』エンテ翼に、30㎜機関砲五門、それに、しようと思えば、新型の空対空噴進弾を搭載することも可能で、ほかにも、高高度での戦闘も可能であった。
「迎撃隊、横須賀上空を通過!このままいけば、予想通り、横浜上空での戦闘となります!」
「よし!横浜市民に、避難命令!」
横浜
ウーウー!
「避難警報、避難警報!」
「避難警報⁉海軍さんは、なにをやっているんだ?」
震電迎撃隊
「敵機見ゆ!!」
「よし!戦闘用意!各機戦闘はじめ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
横須賀鎮守府 第一桟橋 超大型戦艦『筑前』
「これが、新型艦...大きい」
「そうですよね」
ダッダダッダ
「失礼!」
「どうした?」
「横浜上空にて、館山航空隊と、敵新型重爆撃機が交戦中!」
「館山航空隊...もう、実践か。よし。戦闘用意!館山航空隊の援護をする!」
「了解!」
「全主砲、二式対空信管弾装填!発射用意!」
「発射用意良し!」
「発射まで、残り、90秒!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「戦艦筑後から、入電!『90秒後二、対空弾発射ス』
電信員が、通達する。
【90秒後となると、戦闘は、約170秒。それまでに、弱らせるか】
「分かった。時間内にできるだけ、敵機を弱らせるぞ!」
「了解!」
射角は、いい。あともう少し近づいて、もっと、もっと、もっと!今!
「てぇー!」
ダダダダダダ!
機銃掃射の音が、あたり一面に響く。
「きいていない?」
いや、違う。あそこが、やけに固い。何かあるのか?そんなことより、もう一度!
ダダダダダ!
やはりきいていない⁉
くそ!どうすれば?
うん?このボタンは...そうか!空対空噴進弾!これを使えば...........
よし!もう一度...爆弾倉が開いた?もしや...くそ!どうにでもなれ!!
プシューン
どうだ?
ダーン!
当たった!うん?まさか。くそ!爆弾を落とされた!
しかし、ここで奇跡が起こる。
「あれは...?」
なんだろう?う~ん.......・・・・まさか。
ヒューン
「全速力で、この空域から脱出する!」
「どうしてですか?」
「それは、後で!」
「分かりました」
ダーン!ボカーン!
あたり一面が、光に照らされる。
そう。近接信管が、たまたま、原爆の近くで作動し、爆弾が高度13000ⅿにて、爆発。
横浜に、被害が及ぶことは、なかった。
「いやぁ、敵が新型の爆撃機できていたのは、意外ですが、まさか、あの新型機を使うとはねぇ~」
みなが言う新型機。名を震電型高速戦闘機『震電』エンテ翼に、30㎜機関砲五門、それに、しようと思えば、新型の空対空噴進弾を搭載することも可能で、ほかにも、高高度での戦闘も可能であった。
「迎撃隊、横須賀上空を通過!このままいけば、予想通り、横浜上空での戦闘となります!」
「よし!横浜市民に、避難命令!」
横浜
ウーウー!
「避難警報、避難警報!」
「避難警報⁉海軍さんは、なにをやっているんだ?」
震電迎撃隊
「敵機見ゆ!!」
「よし!戦闘用意!各機戦闘はじめ!」
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「これが、新型艦...大きい」
「そうですよね」
ダッダダッダ
「失礼!」
「どうした?」
「横浜上空にて、館山航空隊と、敵新型重爆撃機が交戦中!」
「館山航空隊...もう、実践か。よし。戦闘用意!館山航空隊の援護をする!」
「了解!」
「全主砲、二式対空信管弾装填!発射用意!」
「発射用意良し!」
「発射まで、残り、90秒!」
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「戦艦筑後から、入電!『90秒後二、対空弾発射ス』
電信員が、通達する。
【90秒後となると、戦闘は、約170秒。それまでに、弱らせるか】
「分かった。時間内にできるだけ、敵機を弱らせるぞ!」
「了解!」
射角は、いい。あともう少し近づいて、もっと、もっと、もっと!今!
「てぇー!」
ダダダダダダ!
機銃掃射の音が、あたり一面に響く。
「きいていない?」
いや、違う。あそこが、やけに固い。何かあるのか?そんなことより、もう一度!
ダダダダダ!
やはりきいていない⁉
くそ!どうすれば?
うん?このボタンは...そうか!空対空噴進弾!これを使えば...........
よし!もう一度...爆弾倉が開いた?もしや...くそ!どうにでもなれ!!
プシューン
どうだ?
ダーン!
当たった!うん?まさか。くそ!爆弾を落とされた!
しかし、ここで奇跡が起こる。
「あれは...?」
なんだろう?う~ん.......・・・・まさか。
ヒューン
「全速力で、この空域から脱出する!」
「どうしてですか?」
「それは、後で!」
「分かりました」
ダーン!ボカーン!
あたり一面が、光に照らされる。
そう。近接信管が、たまたま、原爆の近くで作動し、爆弾が高度13000ⅿにて、爆発。
横浜に、被害が及ぶことは、なかった。
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