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めんどくさい婚約者
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午後の優雅な時間1人でお茶を楽しんでいると廊下からドカドカと大きな足音を立てながら誰かがこちらにやって来る気配が感じた。
誰だろうと思い目線と扉の方に向けると、扉が勢い良くノックもなしに開かれた。
「おい、リリアーヌ、お前はよくも私の可愛いリリアなんて事をしてくれたんだ。」
どうやら私の部屋にノックをせずに入ってきたのはめんどくさい私の婚約者様だ。
「殿下、部屋に入る時はノックぐらいして下さい。その前に先触れはだされましたか?最低限のマナーはお守りください。
いくら王族として、いえその前に人として恥ずかしい事ですよ。」
これでなん回目の注意になるんだろうか。
このおバカな、いえめんどくさい婚約者に注意をすることは、けどいつも私の小言は気に入らないらしく、本日もものすごく不機嫌な顔して私をにらみつけた。
「お前はいつもそうやって、自分の事は棚にあげて、私の事ばかり注意する。
本当に嫌みな婚約者だよな」
本日もお決まりのセリフが返ってきた。
マナーや勉強の事など色々と小言を言えばこんな風に返事が返ってくるのだ。
本当にめんどくさい婚約者だ。
人の事をお前は呼ばわりする時点でどうかと思うけど
ノックもせずに入って来たのは綿私の婚約者でこの国の第2王子のカール殿下だ
「ところで、殿下は何しに来たのですか」
私の質問に何かを思い出したかの様に、またこちらを睨みながら
「お前私のリリ…」
そう、婚約者が何を話そうとした時に、廊下の方からまたドタドタと騒がしい音を立てならこちらにやって来る音が聞こえた。
今日はやけに騒がしい日ですね。
屋敷の使用人何をやっているのですかね。
そうして、勢い良くまた扉が開くと
「カ~ル」
婚約者の名前を甘い声で呼びながら1人の令嬢が入ってきた。
誰だろうと思い目線と扉の方に向けると、扉が勢い良くノックもなしに開かれた。
「おい、リリアーヌ、お前はよくも私の可愛いリリアなんて事をしてくれたんだ。」
どうやら私の部屋にノックをせずに入ってきたのはめんどくさい私の婚約者様だ。
「殿下、部屋に入る時はノックぐらいして下さい。その前に先触れはだされましたか?最低限のマナーはお守りください。
いくら王族として、いえその前に人として恥ずかしい事ですよ。」
これでなん回目の注意になるんだろうか。
このおバカな、いえめんどくさい婚約者に注意をすることは、けどいつも私の小言は気に入らないらしく、本日もものすごく不機嫌な顔して私をにらみつけた。
「お前はいつもそうやって、自分の事は棚にあげて、私の事ばかり注意する。
本当に嫌みな婚約者だよな」
本日もお決まりのセリフが返ってきた。
マナーや勉強の事など色々と小言を言えばこんな風に返事が返ってくるのだ。
本当にめんどくさい婚約者だ。
人の事をお前は呼ばわりする時点でどうかと思うけど
ノックもせずに入って来たのは綿私の婚約者でこの国の第2王子のカール殿下だ
「ところで、殿下は何しに来たのですか」
私の質問に何かを思い出したかの様に、またこちらを睨みながら
「お前私のリリ…」
そう、婚約者が何を話そうとした時に、廊下の方からまたドタドタと騒がしい音を立てならこちらにやって来る音が聞こえた。
今日はやけに騒がしい日ですね。
屋敷の使用人何をやっているのですかね。
そうして、勢い良くまた扉が開くと
「カ~ル」
婚約者の名前を甘い声で呼びながら1人の令嬢が入ってきた。
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