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初めてのデビュタントと隣国の王女様

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さて、何から準備しましょう。

トムには場所の手配をしてもらい、これからメイと一緒に王宮の厨房に行ってお菓子の手配をお願いしなくっては

「トムそれでは王妃様とお父様、いえ宰相に明日の事を伝えてくれる?
私はこれから厨房に行って明日のお茶会の事についてお願いしてきます。」

「しかしルーチェ様ご説明はどうしますか?」

確かに今回の事態の事の経緯を説明しなくっては行けません。

私は少し考えてから

「王妃様と宰相には明日のお茶会が終わってからご説明に伺いますと行ってくれますか?
あとこの事について責任は私が取るとおっしゃって下さい。
あとトム明日も付き添ってくれますか?」

トムは何か言いたげでしたけどその事を飲み込んで

「わかりました」

と、言ってその場を立ち去りました。 

「さぁ、メイ私達も厨房に行きましょ」

「わかりました。お嬢様」

メイと厨房に行く途中にお父様に会いました。

「ルーチェ事情は聞いたりけど今回のことは」

お父様は何か言いたげでしたが

「お父様今回のことは全て終わり次第ちゃんとご報告いたしますからこのまま私のわがままを通させて下さい」

私はお父様にお願いをすると、お父様はとても渋い顔をなさって

「けして、無理だけはしないこと」

「わかりました。
ありがとうございます。お父様」

そのまま厨房に向かうとメイから

「お嬢様、ほんとうここまでなさる必要がありますか?
本当はラージグア王女様の方が先にお嬢様に無礼を働いたのにお嬢様がこうやって根回しする必要はないはずです。」

確かに王女様の無茶難題を私が引き受けることは本来はないのですが私は結局はアイリッシュ様との婚約者であっても今は一国の公爵令嬢、王女様のご機嫌を損ねることは極力避けたいのです。

私は無言でそのまま歩き続けました。

メイはそれ以上は何も言わないで私について来てくれました。

私達は厨房で明日のお菓子と軽食についてお願いすると皆さんここ良く引き受けて下ったらのでこれでひとまず安心です。

あとはお茶の種類は飲みやすい物にしてコーヒーは用意した方がいいかしら。

あとは給仕をして下さる侍女の手配ですね。

侍女は公爵家から何人か連れてこようかしら、それとも王妃様にお話して給仕をしてくれる侍女を手配してもらうようにお願いをした方がいいかしら、私は考えを巡らせていると、

「ルーチェ様」

トムが私の所にやってきました。

「場所の確保は出来ております。
王妃様からの許可は取ってありますのでご安心下さい。
また王妃様より侍女が必要だろうとの事でこちらで何人かご用意させて頂きます」

まぁなんて嬉しい申し出でしょう。

私は喜んで王妃様からの申し出を受けました。

さて、これで明日必要なことは全て終わりですね。

「ルーチェ様王妃様から伝言です」

「王妃様からですか?」

あら?なにかしら?

「はい、
明日のお茶会しっかりとやりとげるようにと、言うお言葉を頂きました」

戸手も嬉しい一言ですね。

王妃様ありがとうございます。

さぁ、あとは明日お茶会を成功させるだけですね。
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