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初めてのデビュタントと隣国の王女様
アイリッシュとルーチェのデビュタント ④
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デビュタント当日私はルー達が謁見の間に来るのを待っていた。
ちゃんと今日ルーとファーストダンスを踊る事を公爵から許可を取り付けることが出来た。
本来謁見の間での挨拶に王太子であっても入ってはならない。
ではなぜ?私がそこにはいるかというと、それはもちろんルーの姿を見るためである。
ルーの晴れ姿を他の誰よりも早くみたいと言う思いとルーに渡したい物があったからだ。
ここの入室許可は母上を味方に付けて父上にお願いした。
父上は母上に弱いのでそこを狙ってお願いしたのだ。
トムには完全に呆れていたけどね。
「貴方と言い方は…」
そんなのわけで私は今謁見の間の柱に隠れながらルーの挨拶の順調を待っている。
バロッサ家の挨拶が終わったらこっそり姿を表すけどね。
バロッサ家が謁見の間に通されて今挨拶をしている。
ルーの純白のドレスはとても美しいまるで妖精のような美しさである。
私の中で初めて会った時のルーを思い出した。
あの時はとても幼く抱き締めてあげると潰れてしまうぐらいか弱い存在だったのに、今、目の前にいるルーは聡明な大人の女性に変化していっている。
まだ幼い笑顔が残りつつ今のルーは大人と子供の中間に立っていてそこもまた魅力的だった。
私がルーの姿に目を奪われいると
「ほら、アイリッシュ出で来て」
母上が私を呼んでいるに気付き私はルーの前に姿を表した
ルーは私の姿を1回見て顔を下に向いてしまった。
私の今日の服装に気づいてくれたかなぁ?
今日の正装は新しく新調したものだ。
色は濃紺しして刺繍糸はルーの髪色と同じ白銀にした。
もちろん今日だけのための正装だ。
私はルーにお祝いの言葉を発する。
「ルーとても素敵だよ
君をこのまま社交の場に出すのが勿体無いぐらいだよ」
本当にそう思ってしまうぐらい素敵だった。
「あ、あ、ありがとうございます」
ルーはお礼を言ったけどちゃんと意味分かっているのかなぁ?
私はクスッと笑ってしまったがちゃんと渡す物を渡さないとね。
「ルーに渡したい物があってね
この場に居ることの許可をもらったんだよ」
トムに箱を持って来てもらい箱を開けると中に入っているのは小さいサファイアが付いているネックレスが入っている。
私の髪色と同じ色ね。
箱から私は取り出しルーの首にネックレスをかけた。
今日は白の物意外の身につけはダメというルールがありルーはとても困惑していたけど
「特別に陛下に許可をもらったから身に付けね。
今日だけでなくていつもだよ」
と、私がいうとルーは顔を真っ赤にしているその姿が余りにも可愛らしく私はルーの髪にチュと口を落とした。
ルーは口をパクパクしてとても驚いている姿がまた可愛らしい。
「殿下その辺で止めて下さい」
公爵に声をかけられてルーは正気に戻ってしまった。
残念だよ。もっと可愛らしいルーを堪能したかったのに…
そのあとも父上と母上から止められたけどどね。
すると時間が押しているらしく従者が申し訳ないという態度で
「そろそろお時間…」
まだ次があるらしい。
私はルーにネックレスは見えないようにドレスの下に入れてもらうようにお願いしてその場を去る事にした。
ちゃんと今日ルーとファーストダンスを踊る事を公爵から許可を取り付けることが出来た。
本来謁見の間での挨拶に王太子であっても入ってはならない。
ではなぜ?私がそこにはいるかというと、それはもちろんルーの姿を見るためである。
ルーの晴れ姿を他の誰よりも早くみたいと言う思いとルーに渡したい物があったからだ。
ここの入室許可は母上を味方に付けて父上にお願いした。
父上は母上に弱いのでそこを狙ってお願いしたのだ。
トムには完全に呆れていたけどね。
「貴方と言い方は…」
そんなのわけで私は今謁見の間の柱に隠れながらルーの挨拶の順調を待っている。
バロッサ家の挨拶が終わったらこっそり姿を表すけどね。
バロッサ家が謁見の間に通されて今挨拶をしている。
ルーの純白のドレスはとても美しいまるで妖精のような美しさである。
私の中で初めて会った時のルーを思い出した。
あの時はとても幼く抱き締めてあげると潰れてしまうぐらいか弱い存在だったのに、今、目の前にいるルーは聡明な大人の女性に変化していっている。
まだ幼い笑顔が残りつつ今のルーは大人と子供の中間に立っていてそこもまた魅力的だった。
私がルーの姿に目を奪われいると
「ほら、アイリッシュ出で来て」
母上が私を呼んでいるに気付き私はルーの前に姿を表した
ルーは私の姿を1回見て顔を下に向いてしまった。
私の今日の服装に気づいてくれたかなぁ?
今日の正装は新しく新調したものだ。
色は濃紺しして刺繍糸はルーの髪色と同じ白銀にした。
もちろん今日だけのための正装だ。
私はルーにお祝いの言葉を発する。
「ルーとても素敵だよ
君をこのまま社交の場に出すのが勿体無いぐらいだよ」
本当にそう思ってしまうぐらい素敵だった。
「あ、あ、ありがとうございます」
ルーはお礼を言ったけどちゃんと意味分かっているのかなぁ?
私はクスッと笑ってしまったがちゃんと渡す物を渡さないとね。
「ルーに渡したい物があってね
この場に居ることの許可をもらったんだよ」
トムに箱を持って来てもらい箱を開けると中に入っているのは小さいサファイアが付いているネックレスが入っている。
私の髪色と同じ色ね。
箱から私は取り出しルーの首にネックレスをかけた。
今日は白の物意外の身につけはダメというルールがありルーはとても困惑していたけど
「特別に陛下に許可をもらったから身に付けね。
今日だけでなくていつもだよ」
と、私がいうとルーは顔を真っ赤にしているその姿が余りにも可愛らしく私はルーの髪にチュと口を落とした。
ルーは口をパクパクしてとても驚いている姿がまた可愛らしい。
「殿下その辺で止めて下さい」
公爵に声をかけられてルーは正気に戻ってしまった。
残念だよ。もっと可愛らしいルーを堪能したかったのに…
そのあとも父上と母上から止められたけどどね。
すると時間が押しているらしく従者が申し訳ないという態度で
「そろそろお時間…」
まだ次があるらしい。
私はルーにネックレスは見えないようにドレスの下に入れてもらうようにお願いしてその場を去る事にした。
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