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その後・番外編

ハロウィンナイト

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【神成視点と安田視点の間くらいのお話。会話のみでバカな感じになってます。】



「なあ、今日ハロウィンだって知ってた?」

「ふーん、で?興味ないから。そういうの」

「だろーね。言うと思った。でさ、これ見て」

「……何これ」

「知らない?超国民的王道漫画の女帝キャラ。ほら、胸めっちゃでかいとことか、プライド高そうなとことか、あっよく見たら前髪の感じも。お前に似てると思わない?」

「……はあっ!?全っ然似てないし、あんたの目腐ってんじゃないの?それに、こんなに……でかくない」

「いや、いい線いってると思うけど?いてっ、殴んなよ。胸でかいのは事実だろが。でさ、本題なんだけど。これ着てちょっとふんぞり返って俺のこと踏みつけてくんない?こう、ビシッと指さして」

「っっっ!!!!!?はあっ!?馬鹿?あんた馬鹿!?変態、死ね、帰れっ!」

「うお、いてっ!やめ、ちょ、本気で叩くな!……ったく。すぐ手が出るんだよな、凶暴女め。そんなとこまで似てるじゃねーかよ。でもさ、お前が着たらかなり精度高いコスプレになると思うんだよね。まじで。ちょっとだけだから、な?」

「死ね変態。嫌に決まってるでしょ。それに……何よこの服。半分くらい胸が出てるし、スカートのスリットだって、こんなに……ハレンチ極まりないわよ!」

「ぷっ、ハレンチって。昭和か、お前は」

「それに、ハロウィンでするのは仮装でしょ?これじゃあただのコスプレじゃない」

「おっ正論。世間の流行に疎い怜奈ちゃんでもそれは知ってたんだ。えらいえらい」

「……馬鹿にしないでよね。殺すわよ」

「冗談冗談。ほら酒でも飲んで落ち着けって。でもさー今のハロウィンなんてコスプレとそう変わんないと思うぜ?何でもいいから普段と全く違う自分を装えれば皆満足なんじゃん?お前だってそういう変身願望みたいなのあるだろ?」

「ある訳ないでしょ、そんなの。私は私で十分よ。変わりたいだなんて思ったことないわ」

「ひゅ~♪格好いい!さすが神成さんは言うこと違うねえ。でもさー、せっかくのハロウィンなのに何もしないってのはなー。じゃあさ、こんぐらいだったらいーだろ?これつけてみ?」

「……何これ」

「猫耳カチューシャ」

「絶対、いや。そんなに仮装したいなら自分がすればいいじゃない。私を巻き込まないで」

「だろーね、言うと思った。じゃあ俺がつけようかな。……ほい、どう?似合う」

「……キモい」

「ひでーな。今世間は猫ブームなんだぞ。ちょっとは可愛がれ」

「こんなでかくて憎たらしい猫可愛くないし欲しくない」

「ちょっとムカ。……にゃあ」

「!!っちょ、やめて」

「にゃあ」

「ん、あっ……そんなとこ。猫は揉まない、し」

「にゃ、にゃ♪」

「あっ、やあっ!んん。舐めないで」

「にゃあ(ちゅぱちゅぱぺろぺろ)」

「あ、はあっ、あん。や……あん、気持ち、いい」

「にゃ♪(チョロすぎ)」

「ん、はあ、あっ、ああん……だめ、下は」

「にゃあ」

「やっ、あっ、そんなあ、広げないで!見ないで!やあっ!まだお風呂入ってないから、ああっやあっ!」

(ぴちゃぴちゃくちゅくちゅ)

「あっ、やあっ!吸わないでっ、んんっ!あ、だめっ、イク!イッちゃうからっ」

(ちゅうーじゅるじゅる)

「あっあああっ!んん!……………はあ、はあ」

「(かーわい、イクの早すぎ。ぴくぴくしちゃって、まあ。)……にゃー美味しかった。ごちそーさん、という訳で。はい、猫交代。次怜奈の番ね」

「…………へ?」

「うん、似合う似合う。ツンデレ黒猫ちゃん、まさに怜奈。ちょっと、にゃあって言ってみ?」

「!?馬鹿じゃないの!?言う訳ないじゃなあっ!やっ、さわら、ないで。やあっ!」

「猫ってどこ触られるのが気持ちいいんだっけ?顎の下?頭の上?やっぱメスだからおっぱいか。あ、尻尾の付け根だっけ?」

「ああ、んんっ!や、ああっ。やだ、やあん」

「ふっ、でもやっぱここか。ほら、ぐっちょぐちょ。聞こえる?さっきイッたから中びくびくして俺の指締め付けてる。ここ?それとも、こっち?あ、クリも触ってやんなきゃな。気持ちいいとこ擦ってやるから、にゃあって言えよ」

「ああっ!!あっ、あっ、やあ、やめ、ふ、うん。そこ……きもち。…………にゃ、ああん」

「……!!くっ、えっろ。りょーかい、ここね。怜奈はここ、好きだよな」

「ああん!あっ、んにゃあっ!やあっ、もう!またイッちゃう、あっあっ、やあっ」

「……いーよ。ほら、イケよ」

「あっああっああーーっ!…………っはあ、はあ、やあ」

「(二回イカせたし酒もちょこっと飲ませたし、これはいけるか?)……おーいまだ寝るな。目え開けろ。ほら、次は俺の番。これ舐めて」

「……はあ、はあ。……??」

「ほら、猫みたいに四つん這いになって、舌突き出してみ?にゃあ、は?」

「…………ん、にゃあ」

「!!……っは、いーね。そう、上手。(うわーあの神成が猫耳して俺のフェラしてるとか信じらんねえ。えっろ!くそえっろ!)……はっ、もっと、強く握って」

(ぎゅっ、ぺろぺろぴちゃぴちゃ)

「くっ、はあ。(さすがにこれ以上は無理か、怒るか?でも今がチャンスな気も。)……なあ、舐めながらちょっとおっぱいで挟んでみて」

「?…………こう?」

「!!!!!!!!!!??(くっ、やば、でるかと思った!とんでもねえ破壊力だな、この光景!)……それでそのまま先端を口に含んで、で胸でぎゅっと揺らしてみて。っくは、だ、ダメだ。やっぱもういい。離せ」

「?…………気持ちよく、なかった?」

「(おいおいおいおいおい!なんだよこの女、何でこんなにやたらと従順で素直でいちいち可愛いこと言ってくるんだよ。いつもの女王様モードからのギャップ萌えで俺のこと殺す気か!)……気持ちいいから、もう挿れさせろってこと。そのままうつ伏せになってお尻だけ高く上げて。そうそう」

「……安田、やだ、これ。恥ずかしい。……見ないで」

「いや見るだろ。お尻の穴も丸見え。まあこっちはまたいつか、今日はこっちな。すげー太腿まで垂れてる。やらしーな」

「やあ、あっ、やだ、焦らさないで!安田!安田っ!」

「…………はいはい。そんな、もう欲しくて欲しくてたまらないって顔すんな、よっ!」

「ああああっ!!!あっあっ、やあっ!」

「……っはあ、超きもち。すげー締め付け」

「はあっ!あっあっあっ!」

「気持ちよかったら、にゃあって鳴けって。怜奈は今猫なんだから」

「にゃあっ!にゃあっ!にゃあっあっあーーっ!」

(ぐちゅぐちゅぱんぱん)

「(これはいつも以上にイッちゃってんな。ったく、厭らしい身体にも程があるだろ。今までの男ともこんなにヨガリ狂ってヤッてたのか?…………くそっ、ムカつく。)……っは、もう、出すぞ」

「あっああっや、にゃあっ!!!にゃあっ!やあっ!」

「やだやだ言って、めっちゃ喜んでんじゃん。淫乱女。犯されるみたいに後ろからやられんの好きな訳?」

「ち、ちがっ!あっああーっ!やすだ、やすだの!顔見て、イキたいっああんっ!」

「……ちっ、くそ」

「あっあっあああーーーっ!!」

「……っく。ほら、怜奈(ちゅ)」

「あ、ふう、ううん(くちゅくちゅ)」

「(本当こいつこういうこと無自覚でやるから最悪。こっちがどんな思いでイクの堪えてると思ってんだ、馬鹿女。小悪魔っつーか悪魔の女王様だな、マジ。まあそこがまた最高なんだけど。……はあ、俺も重症だな)」

「……ん、はあっ、はあっ。や、安田」

「……ん、何?」

「はい、これ返す」

「は?猫耳カチューシャを俺に着けてどういうつもり?もう一回舐めてほしいってこと?」

「……馬鹿、全然違うわよ。相変わらずポンコツね。私が飼い主で、あんたがペットってことよ。調子にのるんじゃない」

「あーそういうこと。元通りってわけね、全然いいけど(ちなみに淫乱モードも解除されて元通りか。残念)」

「……ほら」

「?」

「こっち」

「??」

「もう!ポンコツ!言わないと分からないの?」

「(いや言わないと分からないだろ。手を出されただけじゃ全然意味不明だし。何かくれるってか?)……さーせんしたー。いちいち言われないと分からないポンコツで愚かなわたくしめに、どうか教えてくださいご主人様」

「っぷ、ふふっ、何それ。バッカみたい。ほら、にゃあとお鳴き」

「……にゃあ」

「ふっ、いい子ね。ほら、おいで」

「!?」

「よしよし、いい子だから撫でてあげる」

「(おっぱいに!おっぱいに顔が埋もれてますけど怜奈さん!やべー何これ超やわっこい!めっちゃいい匂い!これ何フラグ!?俺明日死ぬの!?ってか今死ぬ!息苦しい!でも離れたくない!てかもうこのまま死にたい!)……にゃあ」

「にゃあちゃん、可愛いね。おやすみ。………すう」

「(やべーやべー、全然寝れねえ!このまま胸に埋もれたままチンコ突き刺してえ!ていうかもうギンギンになっててるんですけどこれどうすんの!?え、まじでこいつ寝たの?熟睡?爆睡?早過ぎねえ?でも今動いたらもう二度とこんな夢シチュ訪れねえし、でもでもこのまま何もしないとか、何これ拷問!?)」

「……すうすう、安田……(ナデナデ)」

「…………」

「……にゃあ(ぎゅ)」

「…………(とりあえずおっぱいたくさん揉んで冷静になろう。もみもみもみもみ。……はあ、最高。全然だめだわ)」




ーー翌朝。

「安田、あんた隈ものすごいわよ」

「……うん、ちょっと寝付けなくて」

「ふーん。いいじゃない、ゾンビみたいで。仮装しなくても十分イケるんじゃない?」

「……ちっ、誰のせいで。俺の気持ちも知らずにグースカ眠りやがって」

「え?何か言った?」

「何も言ってませーん」

「…………(でも、確かにシングルに二人だと窮屈かな。こいつやたらヒョロ長いし。今は寒いからいいけど、夏になったら暑くてくっついて寝るの嫌がるかもしれないし。じゃあ、新しく大きいベッド買う?でもそしたら部屋が狭くなるし。布団一組安田用に用意する?でも別々に寝るのもなんか寂しい気が……って、何で私があいつのことでこんなに悩まないといけないの!あいつが寝不足だろうと何だろうと私には全く関係ないじゃない。……でも、一応所有者な訳だし持ち物の健康管理は最低限保証する義務があるよね。ほら、ペットだったら虐待だって言われかねないし。でも、でも)」

「なーに難しい顔してんだよ。ほら、朝飯食おーぜ。俺腹減った」

「……うん。や、安田」

「うん?」

「……あの、さ」

「なんだよ、もじもじして。あ、まさかお股ムズムズして仕方ないからもう一回やりたいって?っだよ、言えよそんなことくらい。ほら、脚広げて見せてみーってえ!いてーな、おい!殴るなっ、冗談だろが!」

「馬鹿っ!死ね!変態!最低!セクハラ野郎!私がどんな思いで、もうっ知らない!」

「ったく、気性が荒いなーうちの女王様は。ほら、悪かったよ揶揄いすぎた。機嫌直せって」

「…………」

「れーなちゃん。ほら、こっちおいで。(マジ猫みてえ。かわい)」

「………(すりすり)」

「ほら、飯くおーぜ。俺作ってやるから(ったく、どっちが飼い主なんだか)」


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