厭世手記

9月19日

昨日は仕事の面談だった。

頭脳も能力も申し分がないのだけれども、もう少しやる気があるように
見せるテクニックが必要、と言われた。

私はこの、やる気があるように見せる、というものがすごく苦手だ。

仕事以外の活動でも、他人に頑張っているところを見せるのが苦手である。
SNS等で、私頑張ってます！応援してください！なんて口が避けても言えない。

そこには自分の美学もあるのだろうけど、実際問題頑張る、の基準がわからない。
たとえ私が頑張った、と感じたとしても、その頑張りを定量化できない以上
他人と比較して頑張った！っているかどうか不安になってしまう。
自分が50頑張ったとして、他人が60頑張っていたら自分は頑張っていないよね、と思う。
頑張りが定量化されて、他人と比較して数値的に頑張った、が可視化されて
漸く「私頑張った！」と口に出せるタイプなのだ。

とは言え、やる気がないと思われるのはまずい。
とてもまずい。
特に今、転職欲が限りなくゼロに近いのでまずい。

医療系国家資格持ちでもなかなか、世間は世知辛いものである。