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学園編~1年~
46話 おにごっこ
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『この世界で遊びとは?』と聞かれても俺は正直答える事が出来ない。
だがしかし、ある本によると、『オーガチェイス』、『ハイド』、『ドッジボール』なる物があるらしい。
・・・なんか最後知ってるやつがあったが、予想するとオーガチェイスが・・・おにごっこで、ハイドが・・・なんだ?魔法の名前か?ちょっと使ってみるか。
「【ハイド】」
自分の掌を見ていると、掌が透けて見えなくなってしまった。
おお。光の魔法とは違い、自分でも見えなくなった。
「【解除】」
となると、ハイドは・・・。かくれんぼ?そんな事を考えているとねーちゃんが手を振って声を上げる。
「ねえねえ、オーガチェイスしようよ。」「いいね!誰がオーガ?」
オーガチェイス・・・。めんどいから鬼にするわ。ねーちゃんのオーガチェイスの提案に賛成したのは緑の髪の少女、メルア=リシャ、つまり俺のいとこだ。
「ランス・ソード・シールドで決めようよ。ほらー。みんな集まってー!」「「「はーい!」」」「「・・・。」」
無言でねーちゃんの方に近づいたのは緑の髪の少年、メルカ=リシャ、もう一人の俺のいとこであり、メルアとは双子関係にある。
「出さなきゃ負けよーランス・ソード・シールド・いちにのさん!」
ランス・ソード・シールド・・・元の世界のじゃんけんだ。盾は槍に勝ち、剣(短剣だけど)は盾に勝ち、槍は剣に勝つ・・・といった具合だ。理解できるようなできないような・・・。納得するしかないのだが。
そして6人で円のように囲んでランスとソードとシールドの形を手で表す。
結果は・・・俺がソードで他の全員がランス・・・。つまり俺の一人負けだった。
★★★★★★
※三人称
「ほう、これがテルくんの作った『ぽてち』というものなのか?」
「ああ、そうだとも。全く本当にテルは俺の自分の息子だよ。」
リシャ家のある一室で兄弟の会話が交わされる。客室には側から見たら、「コレクター?」という他ないほどの個性の強い家具や雑貨が置かれていた。
兄弟の間には様々なところがうねっている机の上に同じ見た目の紅茶が持ち手がハートの割れたようなものになっているカップに入っていた。
「どれどれ」と兄が机に置かれた何やら高級そうな皿に全く似合わない揚げじゃがいも、ポテトチップス(塩味)を手に取り、「パリッ」という聞いていたくなるような心地よい音を立てながら、口の中へ運ばれた。
「おお!確かにこれはうまいな!これが量産できたら、じゃがいもがとんでもない高値になるぞ!」
よほど気に入ったらしく、興奮気味で次々とポテチを口の中へ運ばれていく。
そして兄の言った言葉にグフルが苦笑しながら口を開いた。
「それなんだが・・・。この絶妙な塩加減と薄さを再現するのが難しくてな・・・。最上位の料理スキルを持った料理人でも作れんのだ。残念なことに・・・。」
「それなのか・・・。」と実弟の言った言葉にしょんぼりした顔で言う。
「ああ、そう言えば!窮地に追い込まれた領地の運営を立て直したそうじゃないか!うちの領地のギルマスも行っていたぞ!『ハングル領のギルマス珍しくが最近機嫌が良かったんですよ!』ってな!」
パンッと手を叩き、話を変える。実はこの男、センスには微塵のカケラもないが、弟とは違い割と読める。
が、その状況では全くの無意味、むしろ逆効果だった。
「ああ、それもなテルがやったんだ・・・。」
下を俯くその姿は、切なそうな顔をしているのがよくわかる。
「父親より優秀な息子って・・・」というどんなに落ち込んだ人でも元気になれそうなオーラを放つ弟を見ながらグヘルは「ちょっとメルア達を見てくるな~。あはは~・・・。」と哀れな弟に同情しながら音を立てずにドアを開け、そっと部屋を出た。
★★★★★★
「これでいいかな。よーし、俺は30秒数えるから逃げろよ!」
俺が今キュピーンと展開したのは半径約500mの結界。これは俺の許可なしでは出られないようになっている。この屋敷から500mと言うとほとんど森のため、市街地に影響はない。
リシャ領は森を開いて作られた珍しい場所なのである。『何故不便な森に家を作ったのか?』と叔父さんに問うと、『僕や妻はね自然が大好きなんだ。それにメルア達にも春の訪れを感じる風や、サンサンと照りつける夏の日差し、秋の涼しげな風に、シンシンと降る雪を眺めながらゆっくりと家族で暮らしたくてね』
と聞いているだけで恥ずかしいポエムを言っていた。で、俺の感想は『草ァァァ!』と言う感じです。
と考えている間にあっという間に30秒経ったので追いかけることにする。
でも、がむしゃらに探してもここは視界の悪い木々のある森。つまり俺は頭を使ってヤる。※おにごっこ。
【探索】
結界の中で場所が大体というか詳しくわかる。
えーとまずはエマ達だな。
【テレポート】
シュンと二人の幼女とも言えぬ幼い少女達の背後に忍び寄り、背中を触った。
「タッチ!」
「あ、え???エマもうもう捕まっちゃった???」「くぅっ!ありえない!私はこれまでオーガチェイスで一度も捕まった事がないのにッッッ!」
ああ、捕まったよ。それにエミが捕まったことのないのはやったことがないからだろ。
何が起こったか分かっていない様子の少女達を家の前にテレポートで行き、次のターゲットを決めてテレポートする。
【テレポート】
橙の髪を持った今度は少女というか幼女?と呼ぶのだろうか。とにかくその後ろにまた忍び寄りタッチしようとすると、気づかれたのか、ビュンと避けられた。え?は?避けられた?反射神経とかいうレベルじゃねーぞ。
と、避けると逆方向にねーちゃんが土煙を出して逃げる。早っ。
なので俺は筋力強化をして土煙を出して追いかける。
ハイタッチー。
「テル足早くない?」
戸惑うねーちゃんにドヤ顔を決めて家の前に戻り、次のターゲットを決めようとしたが、読書をしている少年を見た。
「おーい。逃げろよ。本読むなよ。オーガチェイス中だよ。」
すると、不機嫌そうにこちらを見る。
「・・・。」
なんだかやる気が冷めてしまった。
だがしかし、ある本によると、『オーガチェイス』、『ハイド』、『ドッジボール』なる物があるらしい。
・・・なんか最後知ってるやつがあったが、予想するとオーガチェイスが・・・おにごっこで、ハイドが・・・なんだ?魔法の名前か?ちょっと使ってみるか。
「【ハイド】」
自分の掌を見ていると、掌が透けて見えなくなってしまった。
おお。光の魔法とは違い、自分でも見えなくなった。
「【解除】」
となると、ハイドは・・・。かくれんぼ?そんな事を考えているとねーちゃんが手を振って声を上げる。
「ねえねえ、オーガチェイスしようよ。」「いいね!誰がオーガ?」
オーガチェイス・・・。めんどいから鬼にするわ。ねーちゃんのオーガチェイスの提案に賛成したのは緑の髪の少女、メルア=リシャ、つまり俺のいとこだ。
「ランス・ソード・シールドで決めようよ。ほらー。みんな集まってー!」「「「はーい!」」」「「・・・。」」
無言でねーちゃんの方に近づいたのは緑の髪の少年、メルカ=リシャ、もう一人の俺のいとこであり、メルアとは双子関係にある。
「出さなきゃ負けよーランス・ソード・シールド・いちにのさん!」
ランス・ソード・シールド・・・元の世界のじゃんけんだ。盾は槍に勝ち、剣(短剣だけど)は盾に勝ち、槍は剣に勝つ・・・といった具合だ。理解できるようなできないような・・・。納得するしかないのだが。
そして6人で円のように囲んでランスとソードとシールドの形を手で表す。
結果は・・・俺がソードで他の全員がランス・・・。つまり俺の一人負けだった。
★★★★★★
※三人称
「ほう、これがテルくんの作った『ぽてち』というものなのか?」
「ああ、そうだとも。全く本当にテルは俺の自分の息子だよ。」
リシャ家のある一室で兄弟の会話が交わされる。客室には側から見たら、「コレクター?」という他ないほどの個性の強い家具や雑貨が置かれていた。
兄弟の間には様々なところがうねっている机の上に同じ見た目の紅茶が持ち手がハートの割れたようなものになっているカップに入っていた。
「どれどれ」と兄が机に置かれた何やら高級そうな皿に全く似合わない揚げじゃがいも、ポテトチップス(塩味)を手に取り、「パリッ」という聞いていたくなるような心地よい音を立てながら、口の中へ運ばれた。
「おお!確かにこれはうまいな!これが量産できたら、じゃがいもがとんでもない高値になるぞ!」
よほど気に入ったらしく、興奮気味で次々とポテチを口の中へ運ばれていく。
そして兄の言った言葉にグフルが苦笑しながら口を開いた。
「それなんだが・・・。この絶妙な塩加減と薄さを再現するのが難しくてな・・・。最上位の料理スキルを持った料理人でも作れんのだ。残念なことに・・・。」
「それなのか・・・。」と実弟の言った言葉にしょんぼりした顔で言う。
「ああ、そう言えば!窮地に追い込まれた領地の運営を立て直したそうじゃないか!うちの領地のギルマスも行っていたぞ!『ハングル領のギルマス珍しくが最近機嫌が良かったんですよ!』ってな!」
パンッと手を叩き、話を変える。実はこの男、センスには微塵のカケラもないが、弟とは違い割と読める。
が、その状況では全くの無意味、むしろ逆効果だった。
「ああ、それもなテルがやったんだ・・・。」
下を俯くその姿は、切なそうな顔をしているのがよくわかる。
「父親より優秀な息子って・・・」というどんなに落ち込んだ人でも元気になれそうなオーラを放つ弟を見ながらグヘルは「ちょっとメルア達を見てくるな~。あはは~・・・。」と哀れな弟に同情しながら音を立てずにドアを開け、そっと部屋を出た。
★★★★★★
「これでいいかな。よーし、俺は30秒数えるから逃げろよ!」
俺が今キュピーンと展開したのは半径約500mの結界。これは俺の許可なしでは出られないようになっている。この屋敷から500mと言うとほとんど森のため、市街地に影響はない。
リシャ領は森を開いて作られた珍しい場所なのである。『何故不便な森に家を作ったのか?』と叔父さんに問うと、『僕や妻はね自然が大好きなんだ。それにメルア達にも春の訪れを感じる風や、サンサンと照りつける夏の日差し、秋の涼しげな風に、シンシンと降る雪を眺めながらゆっくりと家族で暮らしたくてね』
と聞いているだけで恥ずかしいポエムを言っていた。で、俺の感想は『草ァァァ!』と言う感じです。
と考えている間にあっという間に30秒経ったので追いかけることにする。
でも、がむしゃらに探してもここは視界の悪い木々のある森。つまり俺は頭を使ってヤる。※おにごっこ。
【探索】
結界の中で場所が大体というか詳しくわかる。
えーとまずはエマ達だな。
【テレポート】
シュンと二人の幼女とも言えぬ幼い少女達の背後に忍び寄り、背中を触った。
「タッチ!」
「あ、え???エマもうもう捕まっちゃった???」「くぅっ!ありえない!私はこれまでオーガチェイスで一度も捕まった事がないのにッッッ!」
ああ、捕まったよ。それにエミが捕まったことのないのはやったことがないからだろ。
何が起こったか分かっていない様子の少女達を家の前にテレポートで行き、次のターゲットを決めてテレポートする。
【テレポート】
橙の髪を持った今度は少女というか幼女?と呼ぶのだろうか。とにかくその後ろにまた忍び寄りタッチしようとすると、気づかれたのか、ビュンと避けられた。え?は?避けられた?反射神経とかいうレベルじゃねーぞ。
と、避けると逆方向にねーちゃんが土煙を出して逃げる。早っ。
なので俺は筋力強化をして土煙を出して追いかける。
ハイタッチー。
「テル足早くない?」
戸惑うねーちゃんにドヤ顔を決めて家の前に戻り、次のターゲットを決めようとしたが、読書をしている少年を見た。
「おーい。逃げろよ。本読むなよ。オーガチェイス中だよ。」
すると、不機嫌そうにこちらを見る。
「・・・。」
なんだかやる気が冷めてしまった。
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