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学園編~1年~
41話 改革編①
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えー。今から説明するのは俺の妹、エミについてだ。ちなみに歳は3歳。これ重要。
双子の姉の活発的なエマとは対照的に最近は本ばかり読んでいるらしい。
で、久しぶりに会ったら「うるさいのが帰ってきたわ。」
と言われた。3歳児とは?
本の悪影響が出てる気がする。
教育に悪い。
それで父親に聞いてみたら対象年齢14歳?と思われるような本を一日中読んでいると言っていた。
それっぽい本を読んでみたら漆黒の虹色とか最強の魔法使いになるには毎日なんかを唱えるとか書いてあった。厨二病か。
★★★★★★
夏休みが始まったがいまいち何しようか考えていなかった。
今日は何をしようか・・・。
民の生活を観察するのも貴族の嗜み・・・ということで散歩に行きます。
★★★★★★
街に出た感想はなんか活気に欠けている感じだった。
いつもより静かになっているような気がする。
うーん。何でだろ。
どこかにヒントがあるかもしれないしもうちょい散歩してみるか。
というわけで畑に着いた。
みんな疲れた様子が見受けられる。
「おーい。なんでみんな活気がなくなってるんだ?」
麦わら帽子を被った若めな農家に聞いてみる。
「ん?テル様ですか。ハァ~。あのですね最近税がきつくて・・・。」
「税?」
?税がきつい?
「あの、最近この土地の税金があがってるんですよ。また上がるみたいだし・・・」
は?
「うん、わかった。とりあえずお父さんに税金下がるように言っておくわ。後困ってることある?」
「後は・・・雨が最近降ってなくて・・・」
ああ・・・
「まあ、それはお詫びとして【雨】」
畑を雨を降らす。とても申し訳ない。
「じゃあな。ほどほどにな。」
あの父親後でしばくか。
★★★★★★
「ただいまー。」
「おお、どこ行ってたんだ?」
「散歩。それよりなんか民衆が税で苦しんでるらしいんだけど、なんかした?」
なんかしたのだろうか。いや、何かしたんだろうな。
「うーん。そういう話は聞かないが・・・。あ、でも最近税の納める量が減っているからな。また上げようと思うのだが・・・。どう思う?」
???
苦しんでいるのにまた上げる?こいつやばいやつじゃん。
「え?また上げようとしてるの?」
「うん。そうだが?」
マジか。きょとんとした顔で俺が悪いような感じで俺を見つめる。
「とりあえず税を上げるのはやめといた方がいい・・・というか下げた方がいいと俺は思う。」
「む?でも納める量が少ないからな———」「うるせー!このままだと民衆がどんどんどんどん離れていくぞ!そしたらマジ終わるぞ!」
びっくりした顔で目を見開く。
「うん。もういいよ。疲れてるんだ。休んどけ。」
「いやまだ俺にしか———」「できてねーだろ!」
というわけで夏休み中は俺が政治をします。
★★★★★★
んー。どーしよ。
まずは税を下げるか・・・。後は・・・日本のものをパクる・・・基用いるか。
まずはお菓子・・・。ポテチ!ポテチを作るか。後、チョコ?ゴ○ィバ?でもゴ○ィバ作ったことないし・・・ポテチを作ろう。
★★★★★★
ジュジュジュー。
薄く切られたじゃがいもがジュワジュワと心地よい音を鳴らしながら揚げられる。
パリッ!
ポテチ・・・基揚げじゃがいもうまいなー。
売り出そう。
後は・・・。
こんな感じで俺の領地改革計画が実行された。
双子の姉の活発的なエマとは対照的に最近は本ばかり読んでいるらしい。
で、久しぶりに会ったら「うるさいのが帰ってきたわ。」
と言われた。3歳児とは?
本の悪影響が出てる気がする。
教育に悪い。
それで父親に聞いてみたら対象年齢14歳?と思われるような本を一日中読んでいると言っていた。
それっぽい本を読んでみたら漆黒の虹色とか最強の魔法使いになるには毎日なんかを唱えるとか書いてあった。厨二病か。
★★★★★★
夏休みが始まったがいまいち何しようか考えていなかった。
今日は何をしようか・・・。
民の生活を観察するのも貴族の嗜み・・・ということで散歩に行きます。
★★★★★★
街に出た感想はなんか活気に欠けている感じだった。
いつもより静かになっているような気がする。
うーん。何でだろ。
どこかにヒントがあるかもしれないしもうちょい散歩してみるか。
というわけで畑に着いた。
みんな疲れた様子が見受けられる。
「おーい。なんでみんな活気がなくなってるんだ?」
麦わら帽子を被った若めな農家に聞いてみる。
「ん?テル様ですか。ハァ~。あのですね最近税がきつくて・・・。」
「税?」
?税がきつい?
「あの、最近この土地の税金があがってるんですよ。また上がるみたいだし・・・」
は?
「うん、わかった。とりあえずお父さんに税金下がるように言っておくわ。後困ってることある?」
「後は・・・雨が最近降ってなくて・・・」
ああ・・・
「まあ、それはお詫びとして【雨】」
畑を雨を降らす。とても申し訳ない。
「じゃあな。ほどほどにな。」
あの父親後でしばくか。
★★★★★★
「ただいまー。」
「おお、どこ行ってたんだ?」
「散歩。それよりなんか民衆が税で苦しんでるらしいんだけど、なんかした?」
なんかしたのだろうか。いや、何かしたんだろうな。
「うーん。そういう話は聞かないが・・・。あ、でも最近税の納める量が減っているからな。また上げようと思うのだが・・・。どう思う?」
???
苦しんでいるのにまた上げる?こいつやばいやつじゃん。
「え?また上げようとしてるの?」
「うん。そうだが?」
マジか。きょとんとした顔で俺が悪いような感じで俺を見つめる。
「とりあえず税を上げるのはやめといた方がいい・・・というか下げた方がいいと俺は思う。」
「む?でも納める量が少ないからな———」「うるせー!このままだと民衆がどんどんどんどん離れていくぞ!そしたらマジ終わるぞ!」
びっくりした顔で目を見開く。
「うん。もういいよ。疲れてるんだ。休んどけ。」
「いやまだ俺にしか———」「できてねーだろ!」
というわけで夏休み中は俺が政治をします。
★★★★★★
んー。どーしよ。
まずは税を下げるか・・・。後は・・・日本のものをパクる・・・基用いるか。
まずはお菓子・・・。ポテチ!ポテチを作るか。後、チョコ?ゴ○ィバ?でもゴ○ィバ作ったことないし・・・ポテチを作ろう。
★★★★★★
ジュジュジュー。
薄く切られたじゃがいもがジュワジュワと心地よい音を鳴らしながら揚げられる。
パリッ!
ポテチ・・・基揚げじゃがいもうまいなー。
売り出そう。
後は・・・。
こんな感じで俺の領地改革計画が実行された。
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