転生した俺が神様になるまで

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1章 ~幼少期~

2話 生まれた家庭は国を支える貴族の家だった

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「生まれましたよ!あなた!男の子です!」

「何?!でかしたぞ!ディー!」

「名前はどうしますか?」

「太陽が照り付ける・・・照り付ける。照る。照る。
そうだ!この子の名前は!テル!テル=ハングルだ!」

「テル!いい名前ですね。テル、これからよろしくね」

「「「おめでとうございます!ご主人様!」」」

「ああ、ありがとう! これでハングル家の跡継ぎも安泰だな!」

「そうですねぇ~。って、ちょっとまだ生まれたばかりですよ?!」

「そうだったな! ガッガッハ! いや~それにしても 実にめでたい。
今夜は宴と行こうか!」

「そうと決まれば、今すぐ食材を買ってきます。」

「おっ。気が利くなぁ~。頼んだぞ!」

「お任せください」

「メグ。あなたも今日からお姉さんねぇ~。」

「これが私のおとおと?」

「そうよ。」

「やっと私にも兄弟ができた!やった!やった!やったー!」

「こ~ら。そんなに暴れちゃだめよ?

「は~い」

「なかよくしてあげてね~」

「うん!私、この子と仲良くするんだ」

★★★★★★

まぶしっ!

うん? ここはどこだ?

俺は転生したのか? まだまぶしくて前が見えない

おっ。見えるようになってきた。

誰だこの女性は?
これが今世の俺の母親か?
めちゃくちゃ美人。

それに偉そうな人とかメイド、それに幼女もいるし。

家も広い。

しかも偉そうな人が「めでたい」とか言ってるし。

俺は貴族の家に転生したのか?

この美人な人が俺に

「テル~。ママでちゅよ~。」

って言ってるし。
今世の俺の名前はテルっていうのか。

そこにいる幼女は

「私も!私も!」

「だ~め。メグに赤ちゃんが持てるの?」

「メグはもうお姉ちゃんなんだからもてるもん!」

そこにいる幼女は俺の姉なのか。

「じゃあちょっとだけよ?」

「やったー!えっとね、私の名前は『まーがれっと=はんぐる』っていうの。お姉ちゃんって呼んでね
私の好きな食べ物はね『かきスライム』のイチゴ味!イチゴの味がしてとってもおいしいの!今度一緒に食べようよ」

「だ~め。まだこの子は赤ちゃんなんだから『かきスライム』なんて食べられるわけないでしょ」

「え~。お母さんのケチ。」

「ダメなものはダメなんです」

「ちぇ」

なんだこの茶番は
『かきスライム』ってなに かき氷?
スライムが削られるの?
こわぁ

ああそうか俺はまだ赤ちゃんだからしゃべれないのか

というかあの神様転生する前にすべての職業になったら神様になれるって言ってたな。

・・・本当になれるのか?

まあ、まだその話はまだいい。
それより今の問題は動けない。ということだ

まあそもそもまだ生まれたてだし
動けないのも当ぜn

・・・なんか見える

なんだこれ。魔力とか、体力とか書いてあるぞ
もしかしてもしかしなくてもこれは

俺のステータス?

スキルはあるのか?

空欄だし。
加護は『太陽神アマテラスの加護』って書いてあるな

魔力は・・・10000?!

なんでこんなあるんだ?!

体力は・・・10000?!

これまた多いな。

まあいい

これって立てないのかな。

前世では気づいたら歩けるようになってたからあんまり意識しなかったけど。

今は下半身に力を入れて・・・

よっと

割と簡単に立てたな。

次は歩くわけだが。

「テル様?!なんでもう立っておっしゃられるのですか?!」

そんなの立てたからに決まってるだろ。

「まだ生まれて1か月しかたっていないのですよ?!」

えっ?もう1か月たってるの? というか1か月無意識で生きてたのか。

まあいい

次は右足を前にして、左足を前にして、右足を前にして、を繰り返す。

するとあら不思議 歩けちゃうんですねぇ~

「ちょっと!止まってください。 ここは危ないのでいったん部屋に戻りましょう。話はそれからです。私が抱っこしていくので」

へ?抱っこ?
ということは・・・

胸を当ててくる!
この刺激は童貞には少しきついよ。

そんなに押し付けると・・・

あれ?勃起しない?

あっそうか まだ俺は赤ちゃんだからおっきくならないんだ

ふう~ 危なかった。
こんなきれいな人に胸を当てられたら、息子がたっちゃうよね

そんなことを考えながら部屋についた

名前 テル=ハングル
種族 人間
職業 未定
体力 10000
魔力 10000
レベル 1
スキル 今のところは未定
加護 太陽神アマテラスの加護
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