夢が終わる時

とかくら

文字の大きさ
上 下
4 / 7
見失った未来

見失った今

しおりを挟む
あれから約10年以上経った、けどもう僕は24歳後4日もすれば誕生日これで全てが終わる、これでみんなの迷惑にはもうならないはず。

[プルプル] 
「もしもし、どなたでしょうか?」  

電話相手はマダイだったこんな時にどうしたのだろう?

「お前さ少し考えてみろよ、夢を確かにもう見つからないかもしれないけどさぁ」

急に尋ねてどうしたのだろうか?そう思っただから言った、


「言んだよ、僕は悪いことをしたからルールに乗っ取り、この世からきえるそれが最前だよ、」

「なぁ、倉吉無理には言わないけどこれだけは、忘れるなよお前を消えていいと思うやつは居るかもしれない、けど逆もいるかもしれないことは忘れるなよ。」

「うん、分かったこれの為に電話してきたわけじゃないでしょ?」

「あら、バレたかそうそう今度さ海に行こうよ、丁度いい夕焼け見れるからさぁ、」

急に海とはどうしたのだろうか、けど何だか行きたくなったこれは、心が苦しいから海に行けという合図かもしれないだから行く。

「よしじゃあ、明日集合しよう遅刻しないでねマダイくん」

「分かった分かった。」

僕は海に行く事にした、理由はマダイは僕の事を沢山庇ってくれたりした、
だから最後ぐらい、わがままを聞いてやっても良いと判断したから本当は最後ぐらい一緒にいたかったそんな理由かも知れない、けど今は違うそうとも思ってるかもしれない。


「ピーピーピー」[うんぁ~]
もう朝が来てた、これは夢では無い現実だあの夢は何故か見たく無かった、そうだ今日は海に行く約束をマダイとしてた、今日は沢山楽しむ、今までの分楽しみたい、そんな思い出いっぱいだ。

「ふ~やっと着いた、あれマダイ~どこだー」

「おー倉吉くん海かぜが気持ちいね、海を眺めながらゆっくり話でもしよーか、」

「そうだね、話でもしよう、」

海に来てまでする話想像以上に大事かと思ったけど、違かった、

「君にとっての夢とはなんだ?」



僕はこの質問が言われた時意味が分からなかった、何故かと言うと僕には夢が存在しないから、いや夢という物が無いから、又はとっくの昔に終わったからかも知れない、

「僕は今は思いつかないかな、」

とっさにそう答えた、これしか答えがなかった。

「そうか、俺の夢はね皆を笑顔にして平等な夢を持たせる事なんだよ、」

僕は不思議に思った、何故?夢のための夢を叶えるそれでは意味があるのか、僕には分からなかった、



「平等な夢を持てるなんてマダイくんはすごいね、尊敬するよぉ~、」

「いやぁ、そんな褒めないでよ、でも倉吉くんは昔から気づ付きすぎだよ、でもそんなお前を俺は守るよ、」

何だ、守るって又人に頼るのか?僕はもうこれ以上迷惑を掛けるのはやだ、けどそれすら迷惑かも知れなかった、

「俺はお前が報われないのは何故か、そんなことばかり考えてたよ、だって助けた奴が報われないのはおかしいよ、お前は消えない命に変えても夢を思い出させる、だから困ったら頼れよ 友達だろぉ」

「ありがとう!」

僕は海は美しいと思う、綺麗に波を縦て人の心を癒し生き物を生かし、誰かを助けるためにある、そして海は信頼が深まる海の潮風海の香りが、心を浄化してくもう少しだけ、夢を諦めたくないって思った、けどもう終わりなんだよ僕は。

「プルプル」「雪ちゃんもしもし、話を進めたから後はどうするかは雪ちゃん次第だからね、頑張ってね。」

雪ちゃんの声が緊張してた、まぁ無理もないあんな事を言われた挙句、好きな人に振られた精神ダメージは、尋常じゃないはずだ、だけど救うために操作ではなく触れるのが大切なのは分かってるはずだけど、願うしかないな。




う~昨日はマダイと海で遊ぶの楽しかったな、久しぶりにエンジョイていうのかな、楽しかったな今までやったこと少なかった、だから凄い嬉しかったまるで鎖で結ばれてたのを解くかのように、でも明日は妹の家に行く最後に妹に会って別れを言う、それが気持ちていう奴なのか僕には分からなかった。





やっとお兄様に会えますわ、でも先程お兄様のお友達が言ってたけど、あんな事をお友達に言うお方ではないです、何かの間違えですだからしっかり、あすりが聞かなきゃ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ハッピーサイクル

西野尻尾
青春
幼い頃から全国トップの足の速さを誇ってきた七原司は、人格者でありカリスマ性も持っていたため、学校はもちろん日本中から憧れの的にされていた。 しかし、高校2年の夏休み中に突如として陸上を辞めてしまう。 加えて人格も豹変してしまい、誰も寄せ付けなくなっていた。 そんな彼女に唯一、どれだけ邪険にされても構わず近付いていったのが、クラスメイトである天禄望。 彼は学校中から『変』な奴だと忌み嫌われていた。 誰も寄ってこない少年は、夏休み明けから誰も寄せ付けない少女にずんずん踏み込んでいき、やがて彼女の秘密に辿り着く。 そして彼もまた、誰にも言えない重大な秘密を持っていてーー まだ十数年しか生きていなくても、生きるのが辛くなったり、消えたくなったりすることもある。 それでもめげずにしあわせを願う少女と、『変』な少年の物語

犬猿の仲だけど一緒にいるのが当たり前な二人の話

ありきた
青春
犬山歌恋と猿川彩愛は、家族よりも長く同じ時間を過ごしてきた幼なじみ。 顔を合わせれば二言目にはケンカを始め、時には取っ組み合いにまで発展する。 そんな二人だが、絆の強さは比類ない。 ケンカップルの日常を描いた百合コメディです! カクヨム、ノベルアップ+、小説家になろうにも掲載しています。

【実話】友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
青春
とあるオッサンの青春実話です

十三回忌

佐倉島こみかん
青春
私の誕生を誰よりも願ったのは姉だった。でも私は、誰よりも姉の死を望んでいた―― 12年前、生まれ持った疾患の為に姉が亡くなった。その姉の残した最期の言葉は、呪いのように妹を苦しめている。十三回忌の前日、母と祖母の諍いをきっかけに、妹はその呪いに向き合うのだった。

ハルの海へ

ちがさき紗季
青春
桐谷春陽は新卒の編集者。父は地元の老舗町中華を営んでいる。海のそばで生まれ育ちながらも、亡くなった母のことを思い出す海に近寄れない。かつて栄えた地元商店街は、高齢化と老朽化によって、閑古鳥が鳴いていた。そんな廃れかけた町に大手企業の再開発計画が進行中だと知る春陽。時を同じくして、地元の海にイルカの母子は住みつき、にわかに観光客で賑わっていく。遠き昔にも家のすぐそばの海にイルカの母子が住んでいた。春陽は幼少期を思い出しつつ、仕事に恋にと社会人の新生活に頑張りながら、いつしか地元の町と父の中華料理店を守りたいという想いが芽生える。幼なじみや地元の仲間に支えられ、失われた過去を取り戻そうと奮闘する春陽は、新しい季節を迎えるなか――。

君を救える夢を見た

冠つらら
青春
高校生の瀬名類香は、クラスメイト達から距離を置き、孤高を貫いている。 そんな類香にも最近は悩みがあった。 クラスメイトの一人が、やけに積極的に話しかけてくる。 類香はなんとか避けようとするが、相手はどうにも手強い。 クラスで一番の天真爛漫女子、日比和乃。 彼女は、類香の想像を超える強敵だった。

僕たちはパラレルワールドの中にいる

十八谷 瑠南
青春
「実はさ、俺ずっと秘密にしていたことがあるんだ」 親友であり仕事仲間でもあるサカキから秘密を打ち明けられたセンゴク。 その1年後、死んでしまったサカキの秘密の意義を知るべく高校時代同じクラスにいた筋金入りのオタクであったソウマと再会する。 なぜ、センゴクはソウマと再会したのか。 それは、サカキの秘密というのが漫画を書いていたことだったからだ。 しかし、センゴクは全く漫画を読んだことのない筋金入りのヤクザだった! 漫画の読み方を教わるためソウマに再会したセンゴクだったが・・・ 昔いじめっこであったセンゴクにソウマはびくびくと怯えるばかり。 そしてソウマはサカキの遺作とも言える漫画を読んで驚愕する。 「これは君たちの物語だよ」 そうソウマに言われたセンゴクは尚更サカキの漫画の意義を知りたくなりソウマと再び会うこととなる。 全く気の合わない二人がお互いの親友の死がきっかけで再会を果たし、死んだ親友の遺した作品の意義を知る物語。

それでも物語は進まない

千島 ヤマト
青春
都会の大学に進学した北原蛍は地元に帰省した際に元恋人である吉岡青葉と会うことに。いまだに青葉への思いを消すことができない蛍は一歩踏み出し青葉に再度アタックしようとするが既に青葉には新たな彼氏が。揺れる思いと踏ん切りのつかないまま時はただ無情に流れていく。  そんな中青葉が彼氏と別れてしまったという相談を本人から受け……

処理中です...