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激突!悪魔編!
到着、捜査
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その後は特に何もなく俺達は無事ゴーストタウンに着いた。
「ここがゴーストタウンか・・。随分と寂れてるな。」
「ゴーストタウンだしな、さっさと行こうぜ。」
若干、慎重に行こうとする俺とは違いステインは何も考えずに行こうとする。
「おいおい、どこから敵が出てくるか分からないんだぞ。」
「敵がいると決まったわけじゃない。出てきたらこの手でぶっ潰してやるからさ。」
自分の力に自信を持ってるようだがそれが油断に繋がらないといいが。
もっとも、ステインが負けるような相手だと俺も危ないしな。
「リクト様、早く行きましょう。」
エイフィーまでもさっさと行こうとしている。さっきのあれが影響しているのか?
俺達はステインを先頭にして進んでいく。道中出てきた魔物を倒していくが、その数はかなり少ない。
「・・・誰かが定期的にここに来ているな。」
「うむ、魔物の数が少なすぎるな。やはり何者かがいるのか。」
アインも気づいていたようだ。探知で探そうにも奴らは探知に引っかからないので探せない。
「つまり、先手を打たれるっつう事だ。だったら適当に進んで奴らから出てくるのを待とうぜ。」
ステインはそのままゆっくり歩いていったが、
「・・・」
突然立ち止まった。心配になり声を掛けようとしたその時、
「ハァッ!!!!」
1つの建物に向かって火の玉を放った。
ドガーーン!!!という轟音とともにその建物が崩れ去った。
「おい!ステイン!いきなり何を・・」
と言いかけてから俺もその気配に気づいた。
「そこにいるのは分かってるんだよ、さっさと出てきやがれ。」
そうステインが言い放つとその焼け跡から黒い何かが複数体飛び出した。
「ちっ、気付かれちまうとはな・・」
「テメェらの腐った気配に気づかないとでも思ったか?」
「だが、それはお前しか気づいてなかったんだろ?」
確かにその通りだ。ステインが一番最初に奴らに気づいた。
「ま、経験値の差ってやつだな。」
「・・・ふん、だが俺達に気づいたところで何になる?」
「それはこうなるんだよ。」
そこは俺が答えた。その悪魔の背後で
「なっ!?いつの間に・・」
「光の断罪」
俺が対悪魔用に発明したスキルをぶちかました。あたりの悪魔達を巻き込みながらその光は輝きを増していきそして・・
「オウガ・デーモン級のあの方が・・」
「や、やばいぞ!こいつら!」
あれがオウガ・デーモン級だったのか?少し警戒はしていたがその必要もなかったか。
そして悪魔達は逃げ出すものの、
「「「逃がすかよ!」」」
ステインと俺以外のメンバーが放った魔法によって次々とその姿を消されていった。
「これでこの場にいる奴らは全員だな。」
「あぁ、他にもいるはずだ。進むぞ。」
俺達は再び進み始めた。
「ここがゴーストタウンか・・。随分と寂れてるな。」
「ゴーストタウンだしな、さっさと行こうぜ。」
若干、慎重に行こうとする俺とは違いステインは何も考えずに行こうとする。
「おいおい、どこから敵が出てくるか分からないんだぞ。」
「敵がいると決まったわけじゃない。出てきたらこの手でぶっ潰してやるからさ。」
自分の力に自信を持ってるようだがそれが油断に繋がらないといいが。
もっとも、ステインが負けるような相手だと俺も危ないしな。
「リクト様、早く行きましょう。」
エイフィーまでもさっさと行こうとしている。さっきのあれが影響しているのか?
俺達はステインを先頭にして進んでいく。道中出てきた魔物を倒していくが、その数はかなり少ない。
「・・・誰かが定期的にここに来ているな。」
「うむ、魔物の数が少なすぎるな。やはり何者かがいるのか。」
アインも気づいていたようだ。探知で探そうにも奴らは探知に引っかからないので探せない。
「つまり、先手を打たれるっつう事だ。だったら適当に進んで奴らから出てくるのを待とうぜ。」
ステインはそのままゆっくり歩いていったが、
「・・・」
突然立ち止まった。心配になり声を掛けようとしたその時、
「ハァッ!!!!」
1つの建物に向かって火の玉を放った。
ドガーーン!!!という轟音とともにその建物が崩れ去った。
「おい!ステイン!いきなり何を・・」
と言いかけてから俺もその気配に気づいた。
「そこにいるのは分かってるんだよ、さっさと出てきやがれ。」
そうステインが言い放つとその焼け跡から黒い何かが複数体飛び出した。
「ちっ、気付かれちまうとはな・・」
「テメェらの腐った気配に気づかないとでも思ったか?」
「だが、それはお前しか気づいてなかったんだろ?」
確かにその通りだ。ステインが一番最初に奴らに気づいた。
「ま、経験値の差ってやつだな。」
「・・・ふん、だが俺達に気づいたところで何になる?」
「それはこうなるんだよ。」
そこは俺が答えた。その悪魔の背後で
「なっ!?いつの間に・・」
「光の断罪」
俺が対悪魔用に発明したスキルをぶちかました。あたりの悪魔達を巻き込みながらその光は輝きを増していきそして・・
「オウガ・デーモン級のあの方が・・」
「や、やばいぞ!こいつら!」
あれがオウガ・デーモン級だったのか?少し警戒はしていたがその必要もなかったか。
そして悪魔達は逃げ出すものの、
「「「逃がすかよ!」」」
ステインと俺以外のメンバーが放った魔法によって次々とその姿を消されていった。
「これでこの場にいる奴らは全員だな。」
「あぁ、他にもいるはずだ。進むぞ。」
俺達は再び進み始めた。
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