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帝国戦
お出まし
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「こりゃやばいな・・」
聖剣ブラスターよりも1つ1つの威力は小さいが数が多すぎる。こんなものをいつから溜めていたのか疑問だがかなり前から溜めていたのは確かだ。
強敵として認識されたのは嬉しいが。
聖剣ブラスターを使って・・いや、数が多すぎるし精神的な疲労も計り知れない。魔力は充分・・ん?魔力?そうかその手があったか!
かなりリスキーだがこれしか無いな。
「はーっ!!!!」
「ん?何をやけになっているんだ?」
まだステインは俺のやろうとしていることを理解していない。いや、やり方は分かっていてもここで使うとは思っていないのだろう。
俺は大量の魔力を放出させた。龍体接続により魔力量も上昇しているしチャンスはある。
そして効果は出始めた。俺を包囲して迫っていた魔弾が1つまた1つと消えていったのだ。
「な、何を!?まさか!」
「そのまさかだーーっ!!!!」
以前俺が王国戦で使ったものと同じだ。魔力によって魔弾を打ち消す。かなり魔力を使うがこれしか手が無い。
そして魔弾は無くなっていきついにゼロになった。
「はーっ、はーっ。」
俺は肩で息を吐く。ステインは呆気にとられていたが笑い始めた。
「あっはっはっはっ!!そんな手を使うとは!お前は最高だよ!今まで会ったどの人間よりも!」
笑ってはいるがかなり魔力を使ってしまった。はっきり言って俺が不利のはずだが・・。
「負けだ負けだ!俺の負けだ。」
「な・・に・・?」
馬鹿な。俺はかなり魔力を使った。まだあいつには余力があるはず。
「俺、魔力少ないんだわ。だからそれを補う為にいろんなことやったんだけど全部お前には対処されちまったしさ。」
「は?・・・」
俺はここに来て鑑定を利用した。
ステイン
lv168
体力11万8千
攻撃力11万6千
防御力11万6千
MP2万
スピード12万2千
まじかよ・・。それでここまでやり合ったてわけか?はっきり言って1つ劣っていれば他が同じでもかなりの不利になるはずだ。俺とステインは魔力量以外はほぼ互角だ。あの空間からの攻撃で補っているとはいえ、ここまで互角にやり合うとは・・。もし魔力量も同じだとしたら俺は確実に負けていた。こいつは戦いのプロと言ってもおかしく無い、創一ですら全く思いつかないような使い方をこいつはやってきた。天才だ。
「さて、後は皇帝だけだが・・」
「リクトーっ!!!」
ライオーが起き上がっていた。この時間で回復するとはな。あの魔弾避けまくってこいつにも当てときゃ良かったな。
「今のお前なら私でも倒せる・・。死ねぇーっ!!」
ライオーが俺達の方へ向かってくるが、
ズガーーン!!!
「グオアッ!!!」
突然の攻撃に吹き飛ばされた。
「決着はついている。負けた奴が出しゃばるな。」
俺でもステインでも無い。と、なると・・・。
「陛下・・」
ステインが小さく呟いた。
「うむ、良い戦いだった。久し振りに面白いものを見せてもらったぞ。そしてリクト、この2人を倒すとは流石だ。」
そこには荘厳な空気を醸し出していたミリト帝国皇帝がいた。
聖剣ブラスターよりも1つ1つの威力は小さいが数が多すぎる。こんなものをいつから溜めていたのか疑問だがかなり前から溜めていたのは確かだ。
強敵として認識されたのは嬉しいが。
聖剣ブラスターを使って・・いや、数が多すぎるし精神的な疲労も計り知れない。魔力は充分・・ん?魔力?そうかその手があったか!
かなりリスキーだがこれしか無いな。
「はーっ!!!!」
「ん?何をやけになっているんだ?」
まだステインは俺のやろうとしていることを理解していない。いや、やり方は分かっていてもここで使うとは思っていないのだろう。
俺は大量の魔力を放出させた。龍体接続により魔力量も上昇しているしチャンスはある。
そして効果は出始めた。俺を包囲して迫っていた魔弾が1つまた1つと消えていったのだ。
「な、何を!?まさか!」
「そのまさかだーーっ!!!!」
以前俺が王国戦で使ったものと同じだ。魔力によって魔弾を打ち消す。かなり魔力を使うがこれしか手が無い。
そして魔弾は無くなっていきついにゼロになった。
「はーっ、はーっ。」
俺は肩で息を吐く。ステインは呆気にとられていたが笑い始めた。
「あっはっはっはっ!!そんな手を使うとは!お前は最高だよ!今まで会ったどの人間よりも!」
笑ってはいるがかなり魔力を使ってしまった。はっきり言って俺が不利のはずだが・・。
「負けだ負けだ!俺の負けだ。」
「な・・に・・?」
馬鹿な。俺はかなり魔力を使った。まだあいつには余力があるはず。
「俺、魔力少ないんだわ。だからそれを補う為にいろんなことやったんだけど全部お前には対処されちまったしさ。」
「は?・・・」
俺はここに来て鑑定を利用した。
ステイン
lv168
体力11万8千
攻撃力11万6千
防御力11万6千
MP2万
スピード12万2千
まじかよ・・。それでここまでやり合ったてわけか?はっきり言って1つ劣っていれば他が同じでもかなりの不利になるはずだ。俺とステインは魔力量以外はほぼ互角だ。あの空間からの攻撃で補っているとはいえ、ここまで互角にやり合うとは・・。もし魔力量も同じだとしたら俺は確実に負けていた。こいつは戦いのプロと言ってもおかしく無い、創一ですら全く思いつかないような使い方をこいつはやってきた。天才だ。
「さて、後は皇帝だけだが・・」
「リクトーっ!!!」
ライオーが起き上がっていた。この時間で回復するとはな。あの魔弾避けまくってこいつにも当てときゃ良かったな。
「今のお前なら私でも倒せる・・。死ねぇーっ!!」
ライオーが俺達の方へ向かってくるが、
ズガーーン!!!
「グオアッ!!!」
突然の攻撃に吹き飛ばされた。
「決着はついている。負けた奴が出しゃばるな。」
俺でもステインでも無い。と、なると・・・。
「陛下・・」
ステインが小さく呟いた。
「うむ、良い戦いだった。久し振りに面白いものを見せてもらったぞ。そしてリクト、この2人を倒すとは流石だ。」
そこには荘厳な空気を醸し出していたミリト帝国皇帝がいた。
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