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転移者の苦悩
どこ?ここ。
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「あれ?ここはどこだ?」
俺は突然変な場所にいた。森の中にいるのだが見たことのない木が見られる。そこまで植物に詳しいわけではないが日本ではこんなもの見られるわけがないというものがたくさんあった。
「確か俺は電車乗ってて、眠りかけていたら何かここに来た?」
自己紹介をさせてもらおう。俺は天崎隆文20歳。大学に通っており機械学を学んでいる。特にCDやDVDなどのディスク系はかなり詳しかった。
まぁ、最もこんな森で機械など役には立たないが。持っているのは腕時計と鞄の中の教科書など。
「しかし、一体どうすればいいんだ?」
頼みの携帯は電波が届いていない。しかも充電も切れかけている。
「とりあえず歩くか。」
俺は森の中を歩き人を探した。
~10分後~
「歩いても歩いても森ばかり・・・本当にどこなんだよ~!」
と、考えていた俺に1つの推測が現れた。
「異世界転移?まさか・・でも・・」
だが、そう推測すると辻褄が合う。だけどそんな物語のようなこと・・
「異世界転移だったらこれが出来るんじゃ・・ステータスオープン。」
そう言うと俺の眼の前に画面が現れた。
lv1
体力50
物理攻撃力45
魔法攻撃力45
物理防御力30
魔法防御力30
魔法量40
俊敏さ45
スキル 無し
異能 ファイナライズ
「ん?ファイナライズ?DVDとかのあれか?て言うか異能って何だって?チートみたいなものなのか?」
詳細を見ようとしたが
[レベルが低い為これ以上は見ることができません。]
「参ったな~でもこれって強いのかな?」
そんなことを考えていると後ろからガサゴソと何か音が聞こえた。
「これって確か、なんか出てくるやつだよね・・」
いち早く身の危険を察知した俺は後ろを振り向くことをせず逃げ出した。
何かが追いかけてくるような気もしなくはないがそのまま走り続けると何とか森を出ることができ、後ろの気配もなくなった。
「ふぅ~。昔から逃げ足だけは速かったんだよなぁ~」
俺は息を切らせながらスピードを落とす。
「何とか森を出れたようだな。ひとまずクリアといったところか。」
そしてよく見ると道路らしきものがあった。正確に言えば整備された道があるというべきか。
「ここをたどればいずれどっかにつけるだろう。」
そう言いながら歩き出したのだが、その考えは早くも砕かれた。
「やべ~。全く着く気配がない・・やばいな・・疲れてきたし」
歩いても歩いても道なのだ。次第に疲れてきた。日がまだ上にあるのは良かったが日が暮れるまでに着くとは思えない。
「もうダメだ~」
俺はそう言って道の真ん中に倒れこんだ。そしてそのまま意識を失ったのだった。
俺は突然変な場所にいた。森の中にいるのだが見たことのない木が見られる。そこまで植物に詳しいわけではないが日本ではこんなもの見られるわけがないというものがたくさんあった。
「確か俺は電車乗ってて、眠りかけていたら何かここに来た?」
自己紹介をさせてもらおう。俺は天崎隆文20歳。大学に通っており機械学を学んでいる。特にCDやDVDなどのディスク系はかなり詳しかった。
まぁ、最もこんな森で機械など役には立たないが。持っているのは腕時計と鞄の中の教科書など。
「しかし、一体どうすればいいんだ?」
頼みの携帯は電波が届いていない。しかも充電も切れかけている。
「とりあえず歩くか。」
俺は森の中を歩き人を探した。
~10分後~
「歩いても歩いても森ばかり・・・本当にどこなんだよ~!」
と、考えていた俺に1つの推測が現れた。
「異世界転移?まさか・・でも・・」
だが、そう推測すると辻褄が合う。だけどそんな物語のようなこと・・
「異世界転移だったらこれが出来るんじゃ・・ステータスオープン。」
そう言うと俺の眼の前に画面が現れた。
lv1
体力50
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魔法攻撃力45
物理防御力30
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魔法量40
俊敏さ45
スキル 無し
異能 ファイナライズ
「ん?ファイナライズ?DVDとかのあれか?て言うか異能って何だって?チートみたいなものなのか?」
詳細を見ようとしたが
[レベルが低い為これ以上は見ることができません。]
「参ったな~でもこれって強いのかな?」
そんなことを考えていると後ろからガサゴソと何か音が聞こえた。
「これって確か、なんか出てくるやつだよね・・」
いち早く身の危険を察知した俺は後ろを振り向くことをせず逃げ出した。
何かが追いかけてくるような気もしなくはないがそのまま走り続けると何とか森を出ることができ、後ろの気配もなくなった。
「ふぅ~。昔から逃げ足だけは速かったんだよなぁ~」
俺は息を切らせながらスピードを落とす。
「何とか森を出れたようだな。ひとまずクリアといったところか。」
そしてよく見ると道路らしきものがあった。正確に言えば整備された道があるというべきか。
「ここをたどればいずれどっかにつけるだろう。」
そう言いながら歩き出したのだが、その考えは早くも砕かれた。
「やべ~。全く着く気配がない・・やばいな・・疲れてきたし」
歩いても歩いても道なのだ。次第に疲れてきた。日がまだ上にあるのは良かったが日が暮れるまでに着くとは思えない。
「もうダメだ~」
俺はそう言って道の真ん中に倒れこんだ。そしてそのまま意識を失ったのだった。
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