男の娘の学園生活 〜剣と魔法と化学の世界〜

７話 入学式②

百合草について行き入学式が行われるであろう会場の建物の前に着いた。

「さてお前らこれからお前らの入学式だ真剣にやれよ」

『はい！』

その言葉と共に1年9組の生徒達はその会場に入った＿＿

「続きまして、1年9組、担任は百合草百合先生」

と、この国の王太子…いや此処の学園の生徒会会長のアルファード会長が言った。その直後拍手が会場を駆け抜けた。

「凄い沢山人がいるね」

「あぁそうだな」

とメテアとレオンが会話していた。

指定席に座ると壇上に学園長ナルクと会長のアルファードが立っていた。

「御集まりの皆様へお願いがあります。これから神聖な儀式が始まるので野次、無断撮影など等はおやめください。」

アルファードがそう言って2,3秒後に

「これより第358回入学式を挙行する。一同起立！」

学園長のナルクが真剣な声色で言った。

「では初めに在校生代表生徒会会長メリナス・フォン・アルファード」

「はい」

その声のあと辺りは静寂が支配した。

「第358期生の皆さんご入学おめでとうございます在校生代表としてこの言葉を贈らせていただきます。我が校はこの国の直属の学園です。そして貴方方は沢山の受験生の皆さんから選ばれた人達です、これはとても誇らしいことです。ただし入学したからと言って手を抜くのは教授に迷惑であり、我が校の生徒に相応しく有りません。なので傲慢にならず学友と共に切磋琢磨とした学園生活を送ってください。在校生代表メリナス・フォン・アルファード」

話の最後を締め括る言葉と共に会場から大きな拍手が響いた。

「つづいては学年主任からの話です＿＿」

かれこれ1時間は続いたであろう入学式そろそろ終わりの話に突入しようとしている。

「最後に学園長からの新入生に向ける言葉です。」

ここからが本当の地獄だった、学園長の話はとても良い物だったが2時間続いた。

「___ということで新入生の皆さんへの言葉を終わりにする」

スピーチが終わって各クラスに戻ることになった。

「なぁ学園長の話長すぎやしないか？」

「うんそうだよね、何処の学園もそうらしいけど此処は他の学園より長いそうだよ」

「まじか」

そういう声があちこちで聞こえた。

教室に戻るとみんなの机の上にメッセージカードが置かれていた。内容は激励の言葉がびっしりと書かれている。

「凄い沢山かかれていますね」

「そうだね」

美咲と会話した。

「よし、本日の授業はこれまで明日は委員会決めと体力テストを行なう、教科書等はその時に渡す、あと寮に行く生徒達は黒板に道を書いておくでは解散」

解散の合図でクラスメイト達は各々親御さんのところに行ったり、寮に行ったりしている。

「零って寮に行くのか？」

「ううん行かないよ」

「そっかじゃあな零」

「バイバイレオンくん」

よし僕も家に帰るか

零の家は3つあり、１つは孤児院、２つ目に魔導元帥家、３つ目に此処水野家だ、水野家は表向きの零の住所でこの家の地下と魔導元帥家の地下が繋がっているので万が一の時は此処か登校することになっている。

（家に着いた学園から約30分ぐらいかじゃあ家の中に入るか）

ガチャと扉を開ける音が小さく響いた。

「ただいま」

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名前決めるの思ったより難しいね～
頑張ろ