上 下
199 / 230
自由編

理想の体作り #45 ※微エロ

しおりを挟む
「よし、みんな! 今からセックスレッスンだ!!」


 一目置かれた存在となったおじさんは、腕を組んで高らかに宣言した。しかし、嬢たちはしばらく固まっていた……。


「アニキ! 俺はもう勃ちやせん! 明日にしやしょう!」

「わ、わたくしたちも特訓するのはやぶさかではないのよ。でも、流石に今からというのは……ねぇ?」

「みんなの考えはよく分かった! では、今からセックスレッスンを開始する!」

「アニキィ!?」

「そもそも、勃つかどうかは関係ない! なぜなら、セックスしないからだ!」

「……へ? だったら、何をするんで?」

「体作りだ。嬢たちはまだプロの体になっていない。精神だ技術だなんて難しいことは後回し! 処女同然のお前らをメスの体に作り変える!」

「アニキ! 意味が分かりやせん!」

「好きこそものの上手なれ、だ。まずは君たちの奥底に眠るメスを呼び覚ます。自然に性行為が好きになる。それが上達の近道だ。嫌々やったところで、苦しいだけだろ?」


 一番前に居たマリーに歩み寄ると、後退りされる。この期に及んでまだ覚悟が出来ていないとは、けしからん。まぁいいさ。そっちの方が燃えるぜ!


「あ、明日にしない? 今日は見せてもらった技を自分の中で整理したい……んぶぅ!?」


 マリーの手首を掴み、ぶっちゅう~っと口づけ。そのまま舌をねじ込み、熱い口内を弄る。逃げ惑う舌を絡め取り、吸い上げる。マリーの舌を自分の口に招き入れると、舌を回してお客様の接待だ。


「んちゅっ、ぴちゃ……っ、ちょっと……こんないきなり……んっ。ふーっ、ちゅる……とろん」


 数分でマリーの抵抗が終わり、とろけた表情でされるがままになる。これでやっと話ができる。


「俺に抱きついていろ。キスは続ける。手マンするから逃げるなよ」

「ひゃい……ちゅぅ、れろっ、ちゅぅぅ」


 左腕がないばかりに、女をホールドして手マンすらできない。この小さな苛立ちを手マンで解消するしかあるまい。


 抱きついてきたマリーのスカートをめくり、下着に手を差し入れる。滑らかな肌を伝い、割れ目を丁寧になぞりあげると、粘り気を帯びた愛液を指にまとわせてから侵入していく。


 熱く湿った膣内に、人差し指と中指を這わせ、ひだの感触を確かめる。何度か往復させ、軽くほぐしたら準備完了だ。


 内側のざらつく箇所も見つけたことだし、ディープキスに夢中になっているお姫様の、メスを呼び覚ますとしよう。


「……あっ! なっ、何これ……っ、んくぅっ!」


 とろけた表情のマリーが目を見開いた。強烈な快感に戸惑っている。これぞ目覚め……Gスポットを指の腹で刺激される喜びを知った。


「暴れるな。黙って感じてろ。このままキスを続けて、イクときは言え」

「っっっ、はいっ……あっ、あぁっ、すごっ……イっ、イクぅっ!!」


 強烈な快感に浸るマリーは、自ら力強く抱きついてくる。俺の口内も好きにさせる。ガクガクと震えるマリーの腰を眺めながら、手マンを続行する。


「ちゃんとイったか? 気持ち良かったか?」

「はひっ、気持ち良かった、わっ。あっ、ま、待って……もうイったからっ、止めて……っ」

「喜べ。持ち時間はひとり30分だ。まだまだイかせてやる。心配するな、あっという間に終わるさ」

「あ゛ぁっ、また……っ、上ってくる……っ! んオ゛っ! イグぅっ!!」


 耳元でマリーの汚いイキ声を聞きながら、ひたすらに手マンする。不規則な痙攣を繰り返す内部を傷つけないように、優しく、ときに力強く、ざらつく箇所をロックオンし続けて、撫でたり押し上げたり。


 アクメを繰り返したマリーは、立っているのもやっとである。おじさんに追いすがるように抱きつき、我を忘れて舌を絡め、人目もはばからず潮を撒き散らす。汚いイキ声も聞き慣れた頃、持ち時間が終了した。


「ちゅるっ、れろれろ……ぴちゃっ、はぁっ、じゅる……はぁぁ」

「マリー、おいマリー! 終わりだ。後がつかえてる。早く代われ」


 キスに夢中だったマリーを引き剥がすと、糸が切れた人形の如く、床に崩れ落ちた。その介抱はロックに任せた。


「……うっそ。あのマリーがガクガクじゃん。何あれ、ヤバ」


 ふむ、嬢の中に活きが良いやつが居るらしい。あとで特定して同じように可愛がってやるとしよう。


「さて、見ての通りだ。次は誰がやる?」


 ざわつく嬢たち。時間がもったいない。誰も名乗り出ないので、俺が指名するか……。


「そこのおっぱいが大きい君にしよう。俺はクロノだ。君の名は」

「えーっとね、ドゥーエちゃんだよ~。お、お手柔らかに~?」


 ゆる~い感じがにじみ出ている巨乳の子だ。喋るのは苦手そうだな。このまま強引に始めてもいいが、マリーと違って絡んでない。少しくらい話をするべきか。


「ドゥーエちゃんか。君、おっぱい大きいね。人気あるんじゃないか?」

「うーん、そうかな~。マリーちゃんには負けちゃうよ~」


 胸ではなく、人気の話かな。すると彼女が二番手だろう。なにせ巨乳だ。肉付きも良い。


「好きなこと、嫌いなことは? 自己紹介だと思って気軽にな」

「好きなことは~、食べること! 嫌いなことは~、イジワルされること~。あとあと、お喋りは苦手だよ~。よくバカにされちゃう~」


 彼女が天然か養殖かはともかく、この感じだと同性から煙たがられるタイプだろうな。逆に言えば、男から好かれるタイプだ。巨乳だし。


「そろそろ始めるか。マリーの様子は見ていたな? みんな同じ流れだ」

「えーっとぉ、抱き付くんだよね~。それから~、ちゅ~っと」


 主張するおっぱいは伊達じゃない。圧倒的な質感と柔らかさ。全体的に肉付きが良く、唇を重ねたときの感触も極上……マシュマロリップとでも言おうか。おじさん好みの体型だ。


 だが、ぬるい。やはりまだ未熟だ。メスの体を起こしてあげないとな。


「ぶっちゅぅぅぅ! レロレロレロっ、じゅるる! れろぴちゃっ!」

「んん~っ!?」


 強烈なディープキスに驚いたらしく、逃げようとする。安産型の尻を鷲掴みしながらグイっと引き寄せ、絶対に逃さない。


「ふあぁ……ちゅる……これしゅきぃ……っ」


 抵抗する気力を奪ったら、手マンに移る。スレンダー体型のマリーとは違い、むちむちボディ。触り心地はトップクラス。女に求める理想の体に近い。これだけの素材が眠っていたとはもったいない。


 割れ目に指を滑り込ませると、中はとびきり熱く粘ついている。ザラリとしたGスポットを指の腹で探っているあいだも、あそこの締め付けが心地よい。汚いメス声を聞かせてもらうとしよう……。


「あぁっ!? これぇ気持ちいい~っ。エッチな気分になるよ~」


 水気たっぷりの膣内を指でかき回すと、ぐちゃぐちゃといやらしい音が響く。その音が増すほどに、あえぎ声にも余裕がなくなってくる。


「おぉぉっ!? 変な声がっ、出ちゃうぅぅ……オっ、イク……イク……イックっ!!」


 ぱちゃぱちゃ潮を吹きながら、立派なアクメ声を出せるようになった。まだ余裕が感じられることから、マリーよりイき慣れているようだ。


「ちゅばっ、こんらのぉ、初めてぇ……あっ、あぁぁっ、イッ、ク!!」


 最後には喋る余裕もなくなり、俺が手マンを終えて水浸しの指を露払いするように引き抜くと、ずるずると崩れ落ちた……。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

孕ませねばならん ~イケメン執事の監禁セックス~

あさとよる
恋愛
傷モノになれば、この婚約は無くなるはずだ。 最愛のお嬢様が嫁ぐのを阻止? 過保護イケメン執事の執着H♡

排泄時に幼児退行しちゃう系便秘彼氏

mm
ファンタジー
便秘の彼氏(瞬)をもつ私(紗歩)が彼氏の排泄を手伝う話。 排泄表現多数あり R15

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

ロリっ子がおじさんに種付けされる話

オニオン太郎
大衆娯楽
なろうにも投稿した奴です

周りの女子に自分のおしっこを転送できる能力を得たので女子のお漏らしを堪能しようと思います

赤髪命
大衆娯楽
中学二年生の杉本 翔は、ある日突然、女神と名乗る女性から、女子に自分のおしっこを転送する能力を貰った。 「これで女子のお漏らし見放題じゃねーか!」 果たして上手くいくのだろうか。 ※雑ですが許してください(笑)

校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれた女子高生たちが小さな公園のトイレをみんなで使う話

赤髪命
大衆娯楽
少し田舎の土地にある女子校、華水黄杏女学園の1年生のあるクラスの乗ったバスが校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれてしまい、急遽トイレ休憩のために立ち寄った小さな公園のトイレでクラスの女子がトイレを済ませる話です(分かりにくくてすみません。詳しくは本文を読んで下さい)

性欲排泄欲処理系メイド 〜三大欲求、全部満たします〜

mm
ファンタジー
私はメイドのさおり。今日からある男性のメイドをすることになったんだけど…業務内容は「全般のお世話」。トイレもお風呂も、性欲も!? ※スカトロ表現多数あり ※作者が描きたいことを書いてるだけなので同じような内容が続くことがあります

処理中です...