2 / 13
2 やっぱりこーちゃんが外して?
しおりを挟む
ノドカが三つ目のボタンを外す。やはり豊かな弾力を感じさせる揺れ方で、胸が揺れる。
四つ外すと、ブラの細かな花の刺繍までよく見えるようになった。もちろん、ノドカの谷間の、透き通るような、張りのある白い肌も。
「全部脱ぐのと、胸の周りだけ開けるのと、どっちが好き?」
コーヒーか紅茶かと尋ねるみたいな調子で、ノドカが尋ねてくる。
俺は迷ってから、「全部見たい」と答えた。
「素直だね」
「まあな」
「じゃあ、ぜんぶ脱ぎます!」
意気込んだ口調で宣言した。
ノドカはシャツの残りのボタンもひとつずつ、丁寧な手つきで外していった。
ボタンがひとつ外れるたびに、ノドカの肌があらわになっていく。
シャツのボタンが全部外れて、鎖骨、ブラ、鳩尾(みぞおち)、おへそとお腹が見えるようになった。
全部が綺麗だった。
続いてノドカはシャツの袖から腕を抜き、脱いだシャツを簡単にたたんで隣に置いた。
ブラとスカートだけの姿。
「このブラ、どう?」
ノドカは自分の胸を両サイドからぽよんぽよんと押した。もともと身長のわりに大きな胸が強調される。
「こーちゃん、どういうのが好きか分からなかったけど」
ちょっと自信なさそうに、上目遣いに見つめてくる。
俺はまじまじとノドカの胸を眺める。派手すぎず、地味すぎず、清楚で可愛らしいノドカにぴったりのデザイン。
「めちゃくちゃ可愛いよ。ずっと眺めてたいくらい」
素直な感想を告げた。
するとやっぱりノドカは、満面の笑みで「嬉しい」と答える。
「もっとセクシーなのが好きだったらどうしようかと思ってた」
「セクシー系もいいけど、ノドカの場合はこういう可愛い系が似合うと思う」
「私が子供っぽいってこと?」
ノドカがじぃっと、心外そうな目をする。
俺は慌てて、
「そういうわけじゃなくて、なんていうか、可愛い系のほうがノドカの可愛さをより際立たせるというか。だからって、可愛い系だけじゃなくて、俺はセクシーなノドカもすごく見てみたいのは事実で、でもノドカだったらなんでも似合うし俺的には全部大歓迎っていうか」
自分でも何が言いたいのか分からなくなっていた。
「はいはい。こーちゃんが私を好きだってことは分かったから、いいよ」
「まあ、そういうことだ」
「あと、えっちだってことも」
「否定はしない」
やれやれ。伝わったようで何よりだ。
「じゃあ、ブラ外すね」
「お、おう」
ようやく本題に戻った。
ノドカは腕を背中に回そうとしたが、手を止めて俺を見上げ、「やっぱりこーちゃんが外して?」と言った。
四つ外すと、ブラの細かな花の刺繍までよく見えるようになった。もちろん、ノドカの谷間の、透き通るような、張りのある白い肌も。
「全部脱ぐのと、胸の周りだけ開けるのと、どっちが好き?」
コーヒーか紅茶かと尋ねるみたいな調子で、ノドカが尋ねてくる。
俺は迷ってから、「全部見たい」と答えた。
「素直だね」
「まあな」
「じゃあ、ぜんぶ脱ぎます!」
意気込んだ口調で宣言した。
ノドカはシャツの残りのボタンもひとつずつ、丁寧な手つきで外していった。
ボタンがひとつ外れるたびに、ノドカの肌があらわになっていく。
シャツのボタンが全部外れて、鎖骨、ブラ、鳩尾(みぞおち)、おへそとお腹が見えるようになった。
全部が綺麗だった。
続いてノドカはシャツの袖から腕を抜き、脱いだシャツを簡単にたたんで隣に置いた。
ブラとスカートだけの姿。
「このブラ、どう?」
ノドカは自分の胸を両サイドからぽよんぽよんと押した。もともと身長のわりに大きな胸が強調される。
「こーちゃん、どういうのが好きか分からなかったけど」
ちょっと自信なさそうに、上目遣いに見つめてくる。
俺はまじまじとノドカの胸を眺める。派手すぎず、地味すぎず、清楚で可愛らしいノドカにぴったりのデザイン。
「めちゃくちゃ可愛いよ。ずっと眺めてたいくらい」
素直な感想を告げた。
するとやっぱりノドカは、満面の笑みで「嬉しい」と答える。
「もっとセクシーなのが好きだったらどうしようかと思ってた」
「セクシー系もいいけど、ノドカの場合はこういう可愛い系が似合うと思う」
「私が子供っぽいってこと?」
ノドカがじぃっと、心外そうな目をする。
俺は慌てて、
「そういうわけじゃなくて、なんていうか、可愛い系のほうがノドカの可愛さをより際立たせるというか。だからって、可愛い系だけじゃなくて、俺はセクシーなノドカもすごく見てみたいのは事実で、でもノドカだったらなんでも似合うし俺的には全部大歓迎っていうか」
自分でも何が言いたいのか分からなくなっていた。
「はいはい。こーちゃんが私を好きだってことは分かったから、いいよ」
「まあ、そういうことだ」
「あと、えっちだってことも」
「否定はしない」
やれやれ。伝わったようで何よりだ。
「じゃあ、ブラ外すね」
「お、おう」
ようやく本題に戻った。
ノドカは腕を背中に回そうとしたが、手を止めて俺を見上げ、「やっぱりこーちゃんが外して?」と言った。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
女の子にされちゃう!?「……男の子やめる?」彼女は優しく撫でた。
広田こお
恋愛
少子解消のため日本は一夫多妻制に。が、若い女性が足りない……。独身男は女性化だ!
待て?僕、結婚相手いないけど、女の子にさせられてしまうの?
「安心して、いい夫なら離婚しないで、あ・げ・る。女の子になるのはイヤでしょ?」
国の決めた結婚相手となんとか結婚して女性化はなんとか免れた。どうなる僕の結婚生活。
ミックスド★バス~家のお風呂なら誰にも迷惑をかけずにイチャイチャ?~
taki
恋愛
【R18】恋人同士となった入浴剤開発者の温子と営業部の水川。
お互いの部屋のお風呂で、人目も気にせず……♥
えっちめシーンの話には♥マークを付けています。
ミックスド★バスの第5弾です。
JC💋フェラ
山葵あいす
恋愛
森野 稚菜(もりの わかな)は、中学2年生になる14歳の女の子だ。家では姉夫婦が一緒に暮らしており、稚菜に甘い義兄の真雄(まさお)は、いつも彼女におねだりされるままお小遣いを渡していたのだが……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる