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第3章
第476話 英雄の家系
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バイデン伯爵令息も行ってみたいと言うので、僕は時空の扉から、フルバティエに2人を案内することにした。
今ならまだ兄さまたちも、ミーニャやヒルデと訓練を続けている筈だし、ちょうどいいから紹介しようかな。神さまとしての仕事があるから、早々直接は会えないしね。
2人はまず、何もないところから時空の扉が出てきたことに驚いていた。僕としてはもう見慣れた光景だったから、これが僕のスキルの能力のひとつです、とだけ伝えて、魔道昇降でフルバティエへと向かった。
見たこともない景色に、動く歩道、天空に伸びる光の生えた巨大な城。驚くことがたくさんあり過ぎて、2人は驚きを通り越してずっと口があいたままだった。
城の全体は今度ゆっくり案内することにして、そのまま地下闘技場へと案内する。
思った通り、まだみんな戦闘訓練をやっていた。母さまだけは帰ったみたいだった。
もともと叔父さんと一緒にゆっくり見に来たいと言っていたしね。早く叔父さんを連れて来てあげないとな。母さまの為にも。
僕はみんなのことを2人に紹介した。
「あそこで戦っている、斧を使っている女の子と、弓を使っている女の子が、今育てている勇者候補と英雄候補の2人です。対戦しているのが、僕の兄弟たちになります。」
目の前で繰り広げられる光景に、
「これが……、候補だっていうのかい?
既に英雄ではなく?」
とバイデン伯爵令息は驚いていた。
「まあ、こんなもんじゃまだ、英雄とは言えねえよ。現役を退きはしたが、俺のほうがまだ強ええ。──英雄ってのはな、人間よりも遥かに強い魔族と戦う。魔王ってのは、その魔族の頂点で、力でやつらを統べる存在だ。
こんな程度じゃ驚いてらんねえくらい、強くならなきゃやつらに届かないのさ。」
先代の英雄であるタンザビアさんが、バイデン伯爵令息に、英雄のなんたるかを教えてくれている。
「俺は先代の龍神だったからわかるが、まあ2人とも筋は悪かねえな。俺たちの時は、特に師匠らしい師匠がいない状態で独自に鍛えていたからな、師匠がついたらのびも良くなるかも知んねえ。鍛えるのが楽しみだぜ。」
と、楽しそうに腕を組みながら言った。
「そういや、英雄候補ってのは、まだこの2人と、坊っちゃんだけか?」
「いえ、既にスウォン皇国で、5人ほど鍛えている最中です。彼らも程なくしてここに連れて来る予定でいます。」
「そうか。今英雄全員候補がいんのか?」
「そうですね。声をかけてはいませんが、英雄候補として見出している人は、他にもたくさんいますね。スカーレット嬢ですとか。」
「──スカーレット?うちの孫と同じ名前なんだな。うちの孫も英雄に出来たら良かったんだが。英雄としても、鍛冶職人としても、俺が直々に育ててやれたのにな。」
タンザビアさんが、少し残念そうに、腕組みしながらそう言った。あ、そっか。そのことをまだ伝えていなかったっけ。
「はい、スカーレット・タンザビア嬢です。
タンザビアさんのお孫さんが、龍神候補のお1人ですね。もし出来ましたら、タンザビアさんのほうから、お声がけをしていただけるとありがたいのですが。僕からだと、秘密を話すのが大変なので……。」
それを聞いたタンザビアさんが目を丸くして、空中で何かを掴もうとするみたいに、手をわなわなと震わせていた。
「う……、うちのスカーレットが、次世代の龍神候補だってのか!?」
「はい、うちの妹はそれを調べることが得意なのですが、可能性が高いうちのお1人ですね。ですので僕としてはぜひとも……、」
「うおおおおお!」
突然タンザビアさんが叫びだして、僕は思わずビクッとしてしまう。
「俺の!俺の孫が!英雄候補に!
うおおおおお!」
ず、随分と興奮しやすいたちなんだなあ、タンザビアさんって。
「ああ、ぜひ説得させてもらうさ。俺があちこちを飛び回っててあまり時間を作ってやれねえからな。あいつは職人を極めたいってんで、父方の祖父のところで修行してんだ。」
「らしいですね、以前お伺いしました。」
「龍神候補なら、なおのこと、俺が直接鍛えてやらねえとな。へへ……。」
鼻の下を指でこすりながら笑っている。
「なあ、あいつらの訓練に、俺が加わってみても構わねえか?次世代の英雄候補たちと、直接戦ってみてえんだが。」
「たぶんだいじょうぶだと思いますけど、念の為聞いてみますね?
みんな~!師匠を1人連れて来たけど、訓練をつけてみてもらてもいいかなあ?」
僕は声を張り上げて、手を振ってみせた。
────────────────────
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今ならまだ兄さまたちも、ミーニャやヒルデと訓練を続けている筈だし、ちょうどいいから紹介しようかな。神さまとしての仕事があるから、早々直接は会えないしね。
2人はまず、何もないところから時空の扉が出てきたことに驚いていた。僕としてはもう見慣れた光景だったから、これが僕のスキルの能力のひとつです、とだけ伝えて、魔道昇降でフルバティエへと向かった。
見たこともない景色に、動く歩道、天空に伸びる光の生えた巨大な城。驚くことがたくさんあり過ぎて、2人は驚きを通り越してずっと口があいたままだった。
城の全体は今度ゆっくり案内することにして、そのまま地下闘技場へと案内する。
思った通り、まだみんな戦闘訓練をやっていた。母さまだけは帰ったみたいだった。
もともと叔父さんと一緒にゆっくり見に来たいと言っていたしね。早く叔父さんを連れて来てあげないとな。母さまの為にも。
僕はみんなのことを2人に紹介した。
「あそこで戦っている、斧を使っている女の子と、弓を使っている女の子が、今育てている勇者候補と英雄候補の2人です。対戦しているのが、僕の兄弟たちになります。」
目の前で繰り広げられる光景に、
「これが……、候補だっていうのかい?
既に英雄ではなく?」
とバイデン伯爵令息は驚いていた。
「まあ、こんなもんじゃまだ、英雄とは言えねえよ。現役を退きはしたが、俺のほうがまだ強ええ。──英雄ってのはな、人間よりも遥かに強い魔族と戦う。魔王ってのは、その魔族の頂点で、力でやつらを統べる存在だ。
こんな程度じゃ驚いてらんねえくらい、強くならなきゃやつらに届かないのさ。」
先代の英雄であるタンザビアさんが、バイデン伯爵令息に、英雄のなんたるかを教えてくれている。
「俺は先代の龍神だったからわかるが、まあ2人とも筋は悪かねえな。俺たちの時は、特に師匠らしい師匠がいない状態で独自に鍛えていたからな、師匠がついたらのびも良くなるかも知んねえ。鍛えるのが楽しみだぜ。」
と、楽しそうに腕を組みながら言った。
「そういや、英雄候補ってのは、まだこの2人と、坊っちゃんだけか?」
「いえ、既にスウォン皇国で、5人ほど鍛えている最中です。彼らも程なくしてここに連れて来る予定でいます。」
「そうか。今英雄全員候補がいんのか?」
「そうですね。声をかけてはいませんが、英雄候補として見出している人は、他にもたくさんいますね。スカーレット嬢ですとか。」
「──スカーレット?うちの孫と同じ名前なんだな。うちの孫も英雄に出来たら良かったんだが。英雄としても、鍛冶職人としても、俺が直々に育ててやれたのにな。」
タンザビアさんが、少し残念そうに、腕組みしながらそう言った。あ、そっか。そのことをまだ伝えていなかったっけ。
「はい、スカーレット・タンザビア嬢です。
タンザビアさんのお孫さんが、龍神候補のお1人ですね。もし出来ましたら、タンザビアさんのほうから、お声がけをしていただけるとありがたいのですが。僕からだと、秘密を話すのが大変なので……。」
それを聞いたタンザビアさんが目を丸くして、空中で何かを掴もうとするみたいに、手をわなわなと震わせていた。
「う……、うちのスカーレットが、次世代の龍神候補だってのか!?」
「はい、うちの妹はそれを調べることが得意なのですが、可能性が高いうちのお1人ですね。ですので僕としてはぜひとも……、」
「うおおおおお!」
突然タンザビアさんが叫びだして、僕は思わずビクッとしてしまう。
「俺の!俺の孫が!英雄候補に!
うおおおおお!」
ず、随分と興奮しやすいたちなんだなあ、タンザビアさんって。
「ああ、ぜひ説得させてもらうさ。俺があちこちを飛び回っててあまり時間を作ってやれねえからな。あいつは職人を極めたいってんで、父方の祖父のところで修行してんだ。」
「らしいですね、以前お伺いしました。」
「龍神候補なら、なおのこと、俺が直接鍛えてやらねえとな。へへ……。」
鼻の下を指でこすりながら笑っている。
「なあ、あいつらの訓練に、俺が加わってみても構わねえか?次世代の英雄候補たちと、直接戦ってみてえんだが。」
「たぶんだいじょうぶだと思いますけど、念の為聞いてみますね?
みんな~!師匠を1人連れて来たけど、訓練をつけてみてもらてもいいかなあ?」
僕は声を張り上げて、手を振ってみせた。
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