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~番外編~
たまにはこんな戯れも……
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こちらはツイッターにて「私は13RTされたら、幸村真と水無月朧の「なあ、足の裏って性感帯なんだとよ」で始まるBL小説を書きます!d(`・ω・)b 」というのをやりまして、既定のRT数に達したので書いたお話になります。
まんま、幸村×朧の濡れ場メインのBL話です。苦手な方はご注意ください。
********************************************
「なあ、足の裏って性感帯なんだとよ」
「えっ」
朧がそんなことを言い出したのは、とある金曜の夜のことだった。
夕食のあと二人で晩酌をしてたんだけど、酔いが回ったのか、頬をほんのり赤く染めて唐突にそう切り出したのだ。
「……まあ、確かに足の裏っていじられるとくすぐったいもんね」
人によって程度に差はあるんだろうけど。
……しかし本当に唐突な話題転換だな。さっきまで、話題はちーちゃんと正宗のことだったのに。まあ、酔っ払いの思考ってそんなもんか。
「なんか、舐められると気持ち良いんだってよ」
「へえ」
それ誰情報ですか。相手によっては俺おこだよ!
俺はビールを一口飲んで適当に相槌を打つ。あっ、ちなみにこのビールはこの間ちーちゃん達が旅行に行った先で買って来てくれた地ビールなんだ。美味いよ~。
それはさておき、足の指ならしゃぶったことあるけど、足の裏を舐めたことはなかったかも。あっ、もちろん相手は朧ね。
うーん、どうなんだろ? 指は結構気持ち良さげだったけど。足の裏か~。
「試してみようぜ」
「えっ」
ただの下ネタで終わるのかと思いきや、なんとベッドのお誘いが。
もちろん大歓迎だよ! 昨日は朧の機嫌悪くって、俺が誘っても「ヤダ」の一言だったもんな~。
「真は嫌か?」
「嫌じゃないです!」
断るわけないじゃない!!
というわけで、俺はいそいそとテーブルの上を片付けて、先に寝室に向かった朧の後を追った。
俺はベッドに腰を掛け、床に跪いている朧の頭を見下ろしている。
「んっ……」
朧は俺の足を掴んでぺろぺろと舐めていた。最初は足首の周りを舌で舐め、それから足の指を口に含んでちゅぱちゅぱとしゃぶっている。
ろ、朧にこんな風にしてもらうの初めてなんですけどー! ドキドキする!!
ああでも、朧の眉間にシワが……
い、嫌そうな顔で舐めてるなぁ……
「大丈夫? 無理しなくても……」
「……っ、無理なんて、してない」
朧は不機嫌そうに睨み上げてくる。
「そう? 無理だなって思ったら、いつでもやめていいんだからね」
俺はそう言って、朧の髪を撫でた。
朧は再び、なんともいえない顔で舌を這わせ始める。
一応夕飯前に風呂に入ってはいたけど、男の足を舐めるのってやっぱり抵抗あるよね……。ちなみに俺は、朧のだったらまったく抵抗はないんだけど。
し、しかしなんというかこう、足の指をしゃぶられるのってアレをしゃぶられるのとはまた違った背徳感があるなあ……
気持ち良さで言えば正直アレを口でされる方が上だけど、これはこれで……
(視覚的にやばいっ!)
あの朧が、俺の足を……って思うだけで快感が増す気がする。
「……っはぁ……」
足の指から口を離し、朧はいよいよ本命――足の裏に舌を這わせる。
朧の舌がねっとりと足の裏に触れた瞬間、ぞくぞくっと快感が走った。
「~っ、は……」
「……気持ち良いか?」
朧がにやりと笑った。ようやくの笑顔――凶悪な顔だけど――だ。
「ん、やばい……」
こ、これは想像以上だぞ……
俺の反応に気を良くしたのか、朧はさらに積極的に舌を動かす。
土踏まずのあたりを円を描くように舐められて、あー……もう、やばい。なにこれ気持ち良い……
「んっ、も、もうちょっと強く……」
なんてお願いしてみたら、その通りにしてくれた。
「ああ~、き、気持ち……良い……っ」
新たな嗜好に目覚めそうですって言うかもうこれ目覚めてるよね!
「……はっ。足の裏舐められておっ勃ててんじゃねーよ」
にやりと口の端を笑ませ、嘲るように言われる。その通り、俺は足を舐められただけで半勃ち状態です。
これ、足だけでイッちゃったら俺の沽券に関わるんじゃ……
「だって足の裏、思ってた以上に気持ち良かったよ。今度は俺がしてあげるね」
俺は口早に言うと、問答無用で朧を抱き上げ、ベッドの上に仰向けに寝かせた。
足だけでイかされる前に攻守交替です!
そして朧の足をとり、舌を這わせる。
朧は抵抗することなく、されるがままだ。
「ん……」
唾液をたっぷり含ませた舌先で、まずは指から責めましょう。
朧は足の指の爪まで綺麗だ。形がちゃんと整えられてて、ほんのり桜色の爪が美味しそう。肌も白くって、同じ男とは思えないくらいすべすべ。
それから、ほんのり甘い匂いがする。愛用しているボディソープの匂いと、朧自身の匂いが混じり合った匂い。それは、いつも俺の熱を煽ってやまない。
「んっ、んんっ……」
足の指を一本一本丁寧にしゃぶり、指の間まで舐める。……なんか、改めて振り返るとすごい変態っぽいね!! 俺はゲイだけど変態ではない!! と言いたいところだけどなんか自信がなくなってきた。だって、朧の指を舐めるという行為にも、そして指を舐められて気持ち良さそうに声を堪えている朧にも、興奮してしまっている。
しつこいくらいに指を嬲ったあと、いよいよ足の裏に舌を這わせる。ここもほんのり甘い匂いがする。……そういえば、俺の足の裏は大丈夫だったのかな。く、臭くなかったかな!? 今更ながら不安だ。ベッドに入る前にもう一度シャワーを浴びた方が良かったかな。
「……まこ」
そんなことに気を取られていたら、朧が咎めるように俺を呼んだ。
あっ、ごめんちゃんと集中します。
「んん……」
気持ち強めに、舌で肌を押すように舐めまわす。
「あっ、あ……」
すると、朧はぴくっ、ぴくっと身体を震わせ、捩るように身動ぐ。
くすぐったがっているのか、感じているのか、そのどちらもだろう。俺もさっきそうだったからな~。
……これ、指をしゃぶってるときより反応が良い気がする。こっちの方が気持ち良いのか、そっか。
(これからは、ここも可愛がってあげるね)
朧にとっても足の裏は性感帯らしい。
今度は反対側の足を同じように愛撫しながら、俺はそう心に刻んだ。
「はぁ、はぁ……」
だいぶしつこく両足を責めたからか、他の場所には触れてもいないのに、朧はすでに艶っぽく息を乱している。それに、朧のアレもゆるりと鎌首をもたげていた。
(ははぁ、朧だって、足だけでおっ勃ててんじゃん)
俺のこと笑えないよ~?
ついつい笑みを浮かべながら、ゆっくりと朧の浴衣の裾を開く。そうして朧の下着に手を掛けて太股のあたりまで下げると、半勃ち状態のソレをぱくりと口に含んだ。
「~っ、あ、やぁ……」
「ん~」
足だけでイかせるのにも挑戦してみたかったけど、俺もそろそろ限界なんだよね~。早く朧と一つになりたいです。
「……ね、朧、自分で脱いでみよっか」
「…………」
いったん朧の性器から口を離してそう言えば、朧は無言で自分の下着に手を掛ける。
そしてゆっくり足先まで下ろすと、ぽいっと床に放った。浴衣も同様に、帯を解いて浴衣ごと床に捨てる。
俺の手で脱がすのもいいけど、自分の手で脱がさせるのも好きなんだよね~……って、今の変態っぽい発言だった。
自分の手で全裸になった朧に満足し、俺もスウェットと下着を脱いで裸になる。そしてベッドヘッドの棚に常備しているローションのボトルを取り出した。
「んっ……」
蓋を開けて、朧の性器にタラタラとかける。うわぁ、何度見てもエッロイなぁ。
透明な粘液の滴るソレも、目を潤ませて快感に耐える朧の顔も。どっちも、エロくて大好き。
「ちょっと腰上げてね」
朧の腰をわずかに浮かせるように言うと、肌を伝うローションを指で掬い、後ろを解す。ここちゃんとやってあげないと、朧が辛いからね~。
「……あっ、ああ……っ」
唇から嬌声を漏らしながら、朧が見動ぐ。
わかってるよ、ココ、気持ち良いんだよね。
朧が感じる場所をぐりっと指の腹で弄れば、朧はひんっと可愛い声で啼いた。
声を聞いてるだけでムラムラするんですけど!
「後ろ弄られながら、一回イッてみる?」
ちょっと意地悪っぽく言うと、朧はふるふると首を横に振った。
「……はやくこいよ、ばかまこ……」
「~っ!!」
あー、もう、くっそ可愛い!!
なにその涙目のくせに強がっちゃってもう!! 俺の理性が破壊される!!
後ろを弄る手を止め、俺はすぐさま棚からゴムを取り出し自身に装着した。我ながら性急過ぎるだろと思うけど、もう我慢できない!
「痛かったらごめんね」
十分に解してからしてあげたかったけど、もう無理。
お望み通り、今すぐ貫いてあげるね。
「んっ、んん~!!」
「……っは、やっぱキッツ……」
ローションのおかげか切れたりはしなかったみたいだけど、ナカはいつも以上にキツイ。
がっつくように腰を振りたい気持ちを必死に抑え、俺はゆっくりと動き始めた。
「あっ、あっ、あっ……」
ぬぷり、にゅぷりとローションが掻き回されるたび、朧は嬌声を上げる。
よかった、朧も気持ち良いみたい。
それにほっとして、だんだんと腰の動きを速めていく。
「はっ、はぁっ……」
「やっ、あっ、あああっ」
ん、そろそろ朧の方が限界かな……っ。
あ、そうだ……
俺はふと思いついて、腰を打ちつけながら朧の右足を掴むと、足の裏に舌を這わせた。
「ひぁ……っ、や……ああっ……」
とたん、嬌声が高くなる。
足の裏を舐めるのに夢中で顔は覗えないけど、その声だけでめちゃくちゃ感じてるんだなってわかった。
「ん……んちゅ……っ、んん……」
「やだやだ、いく、い……っ、アアッ……」
後ろと足を同時に責められ、ほどなく朧は果てた。
ふるりと揺れる性器から、白濁が零れる。それを見て、俺はようやく足の裏から唇を離した。
「んっ、俺も、もうちょっと……」
絶頂を迎えて力の抜けた身体を貪るように腰を突き動かし、俺もようやくゴムの中に白濁を吐き出した。
「あー……」
めっちゃ気持ち良かった。
足責め、癖になっちゃったかも。
「ねね、朧。今度は足の裏だけでイけるか挑戦してみようよ」
「……調子に乗んな、バーカ」
まんま、幸村×朧の濡れ場メインのBL話です。苦手な方はご注意ください。
********************************************
「なあ、足の裏って性感帯なんだとよ」
「えっ」
朧がそんなことを言い出したのは、とある金曜の夜のことだった。
夕食のあと二人で晩酌をしてたんだけど、酔いが回ったのか、頬をほんのり赤く染めて唐突にそう切り出したのだ。
「……まあ、確かに足の裏っていじられるとくすぐったいもんね」
人によって程度に差はあるんだろうけど。
……しかし本当に唐突な話題転換だな。さっきまで、話題はちーちゃんと正宗のことだったのに。まあ、酔っ払いの思考ってそんなもんか。
「なんか、舐められると気持ち良いんだってよ」
「へえ」
それ誰情報ですか。相手によっては俺おこだよ!
俺はビールを一口飲んで適当に相槌を打つ。あっ、ちなみにこのビールはこの間ちーちゃん達が旅行に行った先で買って来てくれた地ビールなんだ。美味いよ~。
それはさておき、足の指ならしゃぶったことあるけど、足の裏を舐めたことはなかったかも。あっ、もちろん相手は朧ね。
うーん、どうなんだろ? 指は結構気持ち良さげだったけど。足の裏か~。
「試してみようぜ」
「えっ」
ただの下ネタで終わるのかと思いきや、なんとベッドのお誘いが。
もちろん大歓迎だよ! 昨日は朧の機嫌悪くって、俺が誘っても「ヤダ」の一言だったもんな~。
「真は嫌か?」
「嫌じゃないです!」
断るわけないじゃない!!
というわけで、俺はいそいそとテーブルの上を片付けて、先に寝室に向かった朧の後を追った。
俺はベッドに腰を掛け、床に跪いている朧の頭を見下ろしている。
「んっ……」
朧は俺の足を掴んでぺろぺろと舐めていた。最初は足首の周りを舌で舐め、それから足の指を口に含んでちゅぱちゅぱとしゃぶっている。
ろ、朧にこんな風にしてもらうの初めてなんですけどー! ドキドキする!!
ああでも、朧の眉間にシワが……
い、嫌そうな顔で舐めてるなぁ……
「大丈夫? 無理しなくても……」
「……っ、無理なんて、してない」
朧は不機嫌そうに睨み上げてくる。
「そう? 無理だなって思ったら、いつでもやめていいんだからね」
俺はそう言って、朧の髪を撫でた。
朧は再び、なんともいえない顔で舌を這わせ始める。
一応夕飯前に風呂に入ってはいたけど、男の足を舐めるのってやっぱり抵抗あるよね……。ちなみに俺は、朧のだったらまったく抵抗はないんだけど。
し、しかしなんというかこう、足の指をしゃぶられるのってアレをしゃぶられるのとはまた違った背徳感があるなあ……
気持ち良さで言えば正直アレを口でされる方が上だけど、これはこれで……
(視覚的にやばいっ!)
あの朧が、俺の足を……って思うだけで快感が増す気がする。
「……っはぁ……」
足の指から口を離し、朧はいよいよ本命――足の裏に舌を這わせる。
朧の舌がねっとりと足の裏に触れた瞬間、ぞくぞくっと快感が走った。
「~っ、は……」
「……気持ち良いか?」
朧がにやりと笑った。ようやくの笑顔――凶悪な顔だけど――だ。
「ん、やばい……」
こ、これは想像以上だぞ……
俺の反応に気を良くしたのか、朧はさらに積極的に舌を動かす。
土踏まずのあたりを円を描くように舐められて、あー……もう、やばい。なにこれ気持ち良い……
「んっ、も、もうちょっと強く……」
なんてお願いしてみたら、その通りにしてくれた。
「ああ~、き、気持ち……良い……っ」
新たな嗜好に目覚めそうですって言うかもうこれ目覚めてるよね!
「……はっ。足の裏舐められておっ勃ててんじゃねーよ」
にやりと口の端を笑ませ、嘲るように言われる。その通り、俺は足を舐められただけで半勃ち状態です。
これ、足だけでイッちゃったら俺の沽券に関わるんじゃ……
「だって足の裏、思ってた以上に気持ち良かったよ。今度は俺がしてあげるね」
俺は口早に言うと、問答無用で朧を抱き上げ、ベッドの上に仰向けに寝かせた。
足だけでイかされる前に攻守交替です!
そして朧の足をとり、舌を這わせる。
朧は抵抗することなく、されるがままだ。
「ん……」
唾液をたっぷり含ませた舌先で、まずは指から責めましょう。
朧は足の指の爪まで綺麗だ。形がちゃんと整えられてて、ほんのり桜色の爪が美味しそう。肌も白くって、同じ男とは思えないくらいすべすべ。
それから、ほんのり甘い匂いがする。愛用しているボディソープの匂いと、朧自身の匂いが混じり合った匂い。それは、いつも俺の熱を煽ってやまない。
「んっ、んんっ……」
足の指を一本一本丁寧にしゃぶり、指の間まで舐める。……なんか、改めて振り返るとすごい変態っぽいね!! 俺はゲイだけど変態ではない!! と言いたいところだけどなんか自信がなくなってきた。だって、朧の指を舐めるという行為にも、そして指を舐められて気持ち良さそうに声を堪えている朧にも、興奮してしまっている。
しつこいくらいに指を嬲ったあと、いよいよ足の裏に舌を這わせる。ここもほんのり甘い匂いがする。……そういえば、俺の足の裏は大丈夫だったのかな。く、臭くなかったかな!? 今更ながら不安だ。ベッドに入る前にもう一度シャワーを浴びた方が良かったかな。
「……まこ」
そんなことに気を取られていたら、朧が咎めるように俺を呼んだ。
あっ、ごめんちゃんと集中します。
「んん……」
気持ち強めに、舌で肌を押すように舐めまわす。
「あっ、あ……」
すると、朧はぴくっ、ぴくっと身体を震わせ、捩るように身動ぐ。
くすぐったがっているのか、感じているのか、そのどちらもだろう。俺もさっきそうだったからな~。
……これ、指をしゃぶってるときより反応が良い気がする。こっちの方が気持ち良いのか、そっか。
(これからは、ここも可愛がってあげるね)
朧にとっても足の裏は性感帯らしい。
今度は反対側の足を同じように愛撫しながら、俺はそう心に刻んだ。
「はぁ、はぁ……」
だいぶしつこく両足を責めたからか、他の場所には触れてもいないのに、朧はすでに艶っぽく息を乱している。それに、朧のアレもゆるりと鎌首をもたげていた。
(ははぁ、朧だって、足だけでおっ勃ててんじゃん)
俺のこと笑えないよ~?
ついつい笑みを浮かべながら、ゆっくりと朧の浴衣の裾を開く。そうして朧の下着に手を掛けて太股のあたりまで下げると、半勃ち状態のソレをぱくりと口に含んだ。
「~っ、あ、やぁ……」
「ん~」
足だけでイかせるのにも挑戦してみたかったけど、俺もそろそろ限界なんだよね~。早く朧と一つになりたいです。
「……ね、朧、自分で脱いでみよっか」
「…………」
いったん朧の性器から口を離してそう言えば、朧は無言で自分の下着に手を掛ける。
そしてゆっくり足先まで下ろすと、ぽいっと床に放った。浴衣も同様に、帯を解いて浴衣ごと床に捨てる。
俺の手で脱がすのもいいけど、自分の手で脱がさせるのも好きなんだよね~……って、今の変態っぽい発言だった。
自分の手で全裸になった朧に満足し、俺もスウェットと下着を脱いで裸になる。そしてベッドヘッドの棚に常備しているローションのボトルを取り出した。
「んっ……」
蓋を開けて、朧の性器にタラタラとかける。うわぁ、何度見てもエッロイなぁ。
透明な粘液の滴るソレも、目を潤ませて快感に耐える朧の顔も。どっちも、エロくて大好き。
「ちょっと腰上げてね」
朧の腰をわずかに浮かせるように言うと、肌を伝うローションを指で掬い、後ろを解す。ここちゃんとやってあげないと、朧が辛いからね~。
「……あっ、ああ……っ」
唇から嬌声を漏らしながら、朧が見動ぐ。
わかってるよ、ココ、気持ち良いんだよね。
朧が感じる場所をぐりっと指の腹で弄れば、朧はひんっと可愛い声で啼いた。
声を聞いてるだけでムラムラするんですけど!
「後ろ弄られながら、一回イッてみる?」
ちょっと意地悪っぽく言うと、朧はふるふると首を横に振った。
「……はやくこいよ、ばかまこ……」
「~っ!!」
あー、もう、くっそ可愛い!!
なにその涙目のくせに強がっちゃってもう!! 俺の理性が破壊される!!
後ろを弄る手を止め、俺はすぐさま棚からゴムを取り出し自身に装着した。我ながら性急過ぎるだろと思うけど、もう我慢できない!
「痛かったらごめんね」
十分に解してからしてあげたかったけど、もう無理。
お望み通り、今すぐ貫いてあげるね。
「んっ、んん~!!」
「……っは、やっぱキッツ……」
ローションのおかげか切れたりはしなかったみたいだけど、ナカはいつも以上にキツイ。
がっつくように腰を振りたい気持ちを必死に抑え、俺はゆっくりと動き始めた。
「あっ、あっ、あっ……」
ぬぷり、にゅぷりとローションが掻き回されるたび、朧は嬌声を上げる。
よかった、朧も気持ち良いみたい。
それにほっとして、だんだんと腰の動きを速めていく。
「はっ、はぁっ……」
「やっ、あっ、あああっ」
ん、そろそろ朧の方が限界かな……っ。
あ、そうだ……
俺はふと思いついて、腰を打ちつけながら朧の右足を掴むと、足の裏に舌を這わせた。
「ひぁ……っ、や……ああっ……」
とたん、嬌声が高くなる。
足の裏を舐めるのに夢中で顔は覗えないけど、その声だけでめちゃくちゃ感じてるんだなってわかった。
「ん……んちゅ……っ、んん……」
「やだやだ、いく、い……っ、アアッ……」
後ろと足を同時に責められ、ほどなく朧は果てた。
ふるりと揺れる性器から、白濁が零れる。それを見て、俺はようやく足の裏から唇を離した。
「んっ、俺も、もうちょっと……」
絶頂を迎えて力の抜けた身体を貪るように腰を突き動かし、俺もようやくゴムの中に白濁を吐き出した。
「あー……」
めっちゃ気持ち良かった。
足責め、癖になっちゃったかも。
「ねね、朧。今度は足の裏だけでイけるか挑戦してみようよ」
「……調子に乗んな、バーカ」
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