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本編
6.二人の結婚式
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快晴である。雲一つない。今日は私とグレン様の結婚式だ。今日はパンツもきちんと履いている。
あれから、すぐに結婚式の日取りが決まった。もともと予定していた頃だったので、準備も早かった。
「あー、メイが結婚してしまう」
「そうそう。無事に結婚できるのは、リーバイのアドバイスのおかげよ。ありがとう」
とんでもないアドバイスだったが、二人の関係を変えてくれた。あんなバカなことをしなかったら、今、気持ちを通じることが出来ていなかったかもしれない。
「はぁ、バカなことをしたのは、僕なのか、メイなのか」
後悔はあるが、二人の幸せそうな顔をみると、幼馴染としては安心する気持ちもある。
―――ま、またメイの顔を曇らせたら。その時は。僕がメイのパンツを脱がす番だ。
そんな黒い眼差しに気づくことなく、二人は幸せを噛みしめながら、結婚の宣誓をした。
◇ ◇ ◇
グレンは、結婚したばかりの花嫁を横抱きにして、寝室に入った。今日は、初夜である。
「メイティーラ、私の・・・メイティ、今日は、君を全部見せてほしい」
「はい」
薄い夜着をとると、メイティはパンツだけの姿になった。
「今日は、俺がこのパンツを脱がせたい」
きっとそう言うのではないかと思って、メイティーラは、あの時グレンがプレゼントしてくれた、白いパンツを履いていた。
「はい」
両方の端を両手で持ち、少し足を開かせ、パンツを下におろす。ツーっと、既に蜜が糸を引いていた。
「もう、濡れているよ」
「はい」
期待でもう、興奮を覚えていた。はやく、―――はやく。
「あの、もう、キスして」
待ちきれない想いを口にすると、すぐにグレンはそれに応えた。舌が、口内を襲っている。
くちゅ、くちゅ、くちゅ―――はぁ、と吐息が漏れる。
グレンは一度、唇を離すと、その花嫁の姿―――美しい裸体をみた。まず、その臀部を撫でた。それは、あの時、一瞬見えた宝石のように輝く臀部であった。ようやく、それを手にすることができた。丸みをさすり、やさしく揉むと、弾力が手に返ってくる。
メイティの肌は柔らかく、吸いついてくるようだった。グレンは屈んで、その臀部をやさしく舐めた。
「はぁ、やっと手に入れた」
ぺちゃ、ぺちゃ、といやらしい音がする。
「ああ、こっちも可愛がってあげるね」
臀部を舐めながら、片方の手で前の茂みを探る。そして、ぷくっと膨れた赤い突起を、やさしく上下するように触った。もう片方の手を伸ばし、後ろから胸を探っている。
「あっ、あぁぁ」
立ちながら、グレンのしつこいくらいの愛撫を受けると、少し開いていた足の間を、蜜がしたたるように落ちていった。
「も、もうダメです。グレン様、私ばっかり、裸で恥ずかしいです」
「ああ、では俺の服も、脱がせてくれるかい」
グレンはすっと立って、メイティーラの前に立った。既に股間は、はち切れそうに大きくなっている。
メイティーラは、初めに上着のボタンを外し、その上半身をみた。うっすらと、筋肉がついている、男の身体であった。下履きをゆるめると、その下には、あの時のボクサーパンツを履いていた。
「あ、これ・・・私のプレゼントした、パンツ」
「君も、俺のプレゼントしたパンツだったね。嬉しいよ」
特に約束していたわけではなかったが、お互いの思い出のパンツだった。
そのパンツの下には、既に赤黒く滾った肉棒が、張っていた。パンツを下げると、プルンっと顔をだした。既に、透明な汁で先端は光っていた。
「舐めても、いいですか」
返事を待つ前に、その肉棒を握り、先端を咥える。青臭い匂いがするが、先端の皮を少しむいて、その汁をつけながら上下すると、だんだんと大きく、そしてグレンのもだえる声がしてきた。
「うっぅ、マ、マズイ。でてしまう」
大きくビクン、ビクンと跳ねると、ドクっ、ドドドッと、白い液体がメイティーラの口内に飛び込んできた。
「うっ、うん」
ごくっと飲み込むと、生臭い匂いが鼻に突く。苦かったが、グレンが自分の口淫で興奮してくれたことが、嬉しかった。
「こら、飲み込んだのか」
グレンはすぐにそばにあった水差しをとって、水を渡す。ごくっ、ごくっと冷たい水を飲んで、やっとメイティーラも落ち着いてきた。
お互い、裸だ。グレンはやさしくメイティーラをベッドに誘った。
「ちょっと休憩すれば、多分また大きくなると思う。―――それまで話をしよう。」
「はい」
グレンは、普段は無口なのに、床に入ったとたん、話す言葉が増えた。二人、ベッドに横になると、グレンはその花嫁を抱きしめながら、囁いた。
あれから、すぐに結婚式の日取りが決まった。もともと予定していた頃だったので、準備も早かった。
「あー、メイが結婚してしまう」
「そうそう。無事に結婚できるのは、リーバイのアドバイスのおかげよ。ありがとう」
とんでもないアドバイスだったが、二人の関係を変えてくれた。あんなバカなことをしなかったら、今、気持ちを通じることが出来ていなかったかもしれない。
「はぁ、バカなことをしたのは、僕なのか、メイなのか」
後悔はあるが、二人の幸せそうな顔をみると、幼馴染としては安心する気持ちもある。
―――ま、またメイの顔を曇らせたら。その時は。僕がメイのパンツを脱がす番だ。
そんな黒い眼差しに気づくことなく、二人は幸せを噛みしめながら、結婚の宣誓をした。
◇ ◇ ◇
グレンは、結婚したばかりの花嫁を横抱きにして、寝室に入った。今日は、初夜である。
「メイティーラ、私の・・・メイティ、今日は、君を全部見せてほしい」
「はい」
薄い夜着をとると、メイティはパンツだけの姿になった。
「今日は、俺がこのパンツを脱がせたい」
きっとそう言うのではないかと思って、メイティーラは、あの時グレンがプレゼントしてくれた、白いパンツを履いていた。
「はい」
両方の端を両手で持ち、少し足を開かせ、パンツを下におろす。ツーっと、既に蜜が糸を引いていた。
「もう、濡れているよ」
「はい」
期待でもう、興奮を覚えていた。はやく、―――はやく。
「あの、もう、キスして」
待ちきれない想いを口にすると、すぐにグレンはそれに応えた。舌が、口内を襲っている。
くちゅ、くちゅ、くちゅ―――はぁ、と吐息が漏れる。
グレンは一度、唇を離すと、その花嫁の姿―――美しい裸体をみた。まず、その臀部を撫でた。それは、あの時、一瞬見えた宝石のように輝く臀部であった。ようやく、それを手にすることができた。丸みをさすり、やさしく揉むと、弾力が手に返ってくる。
メイティの肌は柔らかく、吸いついてくるようだった。グレンは屈んで、その臀部をやさしく舐めた。
「はぁ、やっと手に入れた」
ぺちゃ、ぺちゃ、といやらしい音がする。
「ああ、こっちも可愛がってあげるね」
臀部を舐めながら、片方の手で前の茂みを探る。そして、ぷくっと膨れた赤い突起を、やさしく上下するように触った。もう片方の手を伸ばし、後ろから胸を探っている。
「あっ、あぁぁ」
立ちながら、グレンのしつこいくらいの愛撫を受けると、少し開いていた足の間を、蜜がしたたるように落ちていった。
「も、もうダメです。グレン様、私ばっかり、裸で恥ずかしいです」
「ああ、では俺の服も、脱がせてくれるかい」
グレンはすっと立って、メイティーラの前に立った。既に股間は、はち切れそうに大きくなっている。
メイティーラは、初めに上着のボタンを外し、その上半身をみた。うっすらと、筋肉がついている、男の身体であった。下履きをゆるめると、その下には、あの時のボクサーパンツを履いていた。
「あ、これ・・・私のプレゼントした、パンツ」
「君も、俺のプレゼントしたパンツだったね。嬉しいよ」
特に約束していたわけではなかったが、お互いの思い出のパンツだった。
そのパンツの下には、既に赤黒く滾った肉棒が、張っていた。パンツを下げると、プルンっと顔をだした。既に、透明な汁で先端は光っていた。
「舐めても、いいですか」
返事を待つ前に、その肉棒を握り、先端を咥える。青臭い匂いがするが、先端の皮を少しむいて、その汁をつけながら上下すると、だんだんと大きく、そしてグレンのもだえる声がしてきた。
「うっぅ、マ、マズイ。でてしまう」
大きくビクン、ビクンと跳ねると、ドクっ、ドドドッと、白い液体がメイティーラの口内に飛び込んできた。
「うっ、うん」
ごくっと飲み込むと、生臭い匂いが鼻に突く。苦かったが、グレンが自分の口淫で興奮してくれたことが、嬉しかった。
「こら、飲み込んだのか」
グレンはすぐにそばにあった水差しをとって、水を渡す。ごくっ、ごくっと冷たい水を飲んで、やっとメイティーラも落ち着いてきた。
お互い、裸だ。グレンはやさしくメイティーラをベッドに誘った。
「ちょっと休憩すれば、多分また大きくなると思う。―――それまで話をしよう。」
「はい」
グレンは、普段は無口なのに、床に入ったとたん、話す言葉が増えた。二人、ベッドに横になると、グレンはその花嫁を抱きしめながら、囁いた。
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