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射精管理②

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 恥じらうような素振りをしつつも、アリーチェは俺の服をはぎとっていく。トラウザーズも擦り降ろされ、長椅子に横になるように指示された。

 何をされるのだろうかと期待しながら身体を倒す。裸になった俺の腰には、いきり立った男根が勃ちあがっていた。

「凄い……おっきいから、できるかな……」

 彼女は眉を寄せながら戸惑いつつも、俺の腰の上にまたがるように乗る。俺は熱のはらんだ目で見つめながらゴクリと喉を鳴らした。

「アリーチェ……いいのか?」
「うっ、うんっ……ちょっと、待って……」

 アリーチェは髪の毛と同じ色の和毛の下にあるあわいを、剛直にこすりつけるように動き始めた。まだ、何の愛撫もしていないのに、いきなり上に乗られてしまう。慌てて彼女の細い腰を持つと、「ダメ」と口をすぼめて睨まれてしまった。

「可愛い、アリーチェ。すぐに挿れたい」
「もうっ、今日は私がするんだから……動かないで」
「わ、わかった」

 どうやら彼女の中では、自分がリードすることが射精管理だと思っているようだ。それはご褒美だと言いたいけれど、今はすぐに蜜口を暴いてその中に愚息を突き入れたい。

 だが、ここは男の気力を振り絞り耐える時だ。彼女の機嫌を損なうと非常に困る。むちゃくちゃ困る。

 アリーチェはアレの先端をあわいで優しく撫で始めた。——たまらないっ!

 両手をルドヴィークの腹の上に落とし、前後に腰を動かして、滴り始めた蜜口で竿の部分を擦る。弱い刺激がもどかしく悶えさせるけれど、動かないでと言われたからには何もできない。

「アリーチェ、頼む。胸、胸だけでも……見たい。本当は触りたい。できればしゃぶりたい」
「ん……ちょっとだけ、だよ」

 俺は上半身を起き上がらせると、シュミーズの肩ひもを引きちぎるように破る。「きゃっ」と可愛い声を出したアリーチェの胸が目の前でぶるんと揺れた。

「最高だ……アリーチェ……!」

 白い双丘の先端はピンク色をしてぷくりと膨れている。大きめの乳輪がいやらしい。揺れる乳房をもちあげるようにそっと触れる。

「もうっ、破れちゃった」
「下着なら俺が選ぶから。頼む、アリーチェの全部をもっと見たい」
「……」

 アリーチェは頬を上気させながら、朝日を浴びる裸を俺の前に晒した。白い肌がうっすらとピンク色に染まっている。自分から上に乗っているが、彼女もかなり恥ずかしいのだろう。——可愛い。

「綺麗だ、アリーチェ……触っていいか?」
「い、言わなくても触ろうと思っているくせに」
「そうだな」

 くすりと笑い手を伸ばすと、アリーチェの身体を自分に密着させるように倒した。後頭部を押さえるように腕をまわし、赤く色づいた唇に吸い付く。もう片方の手は、柔らかい乳房をゆっくりと揉みはじめた。

「え、あっ」
「もっと、くっつきたい」

 欲望がするすると口から出ていく。熱を帯びた目でアリーチェを見つめつつ、唇の内側の湿ったところを重ねるように口づける。張りのある、それでいて柔らかい乳房の感覚がたまらない。腹にふれる彼女の吸い付くような肌が、少し汗ばんでいる。

「好きだ、アリーチェ。最高だ、もうすぐにでも挿れたい」

 こんな甘くてふしだらな言葉はアリーチェ限定だ。何度抱いても、欲望と恋情が溢れて止まらない。

 きゅっと乳首を摘まむと、アリーチェは身体をびくりと震わせた。両方の手で乳房を揉み始めると、少し身体を浮かせアリーチェは長椅子に手をつきながら、顔を近づけて舌を絡める。

「気持ちいい? 揉み方は強くないか?」
「うん、大丈夫」
「俺も気持ちいい。でも、もっといいことをしたい。挿れたい」
「そればっかり! もうっ」

 さっきから主張しまくっている愚息に彼女の愛蜜が垂れている。ほんの少しでも、先っぽだけでも挿れたくなり腰を動かすと、アリーチェは「だめ」と可愛く言って上半身を持ち上げた。

「私が、動くんだから……まって」
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