道端に落ちてたイケメンが隣国の王子でした

酒場で働く看板娘のレティシアは、職場からの帰り道にイケメンが倒れているのを見つける。
体中泥まみれの男を哀れに思ったレティシアは弟と二人で暮らす家にイケメンを拾って帰るが……
「テメェ……俺がカリザ第三王子と知っての狼藉か!?」
「知るわけないでしょ、拾ってきただけなんだから」
どうやらそれは隣国の王子だったらしく。しかも命を狙われているということで──
ただの町娘だったレティシアの運命が変わり、二国を巻き込む大事件へと発展していく。
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