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5.欲望に忠実なだけ
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人間と魔族の軋轢の歴史については詳しく調べると相当面倒くさ、ややこしいので今は置いておく。
問題なのは、僕が生まれた聖イグナベルク王国という国では長年魔族と敵対していて、つい昨日いきなり停戦協定が結ばれるまでは戦争状態にあったことだ。
お互いに多くの犠牲者が出た、はずだ。
少なくとも僕が従軍していた部隊は何度か壊滅しかけたし、その一方で魔族軍をやり込めるくらい上手く作戦がはまったことも、たまにはあったのだから。
だから少なくとも僕の国では皆、魔族を憎んでいたし嫌ってもいた。
当然、魔族側も同じだと普通は思うよね?
停戦協定と引き換えにしてまで確保した人間とか、どれだけ恨まれてるんだって話だよね。
それが何をどう間違えたら、魔族という種族を挙げての大歓迎になるのさ。
まだ魔王ひとりのとち狂った暴走です、他の魔族は嫌々それに付き合わされています、という方が自然だと思う。
それが、何で、こんなことになるのさ!!
そう静かに、だけどやけくそ気味に説明を求めた僕へ方々から好き勝手に語られた話をまとめたところ……結論として、やっぱり全部魔王がとち狂ったせいだった。
というのも魔族という種族は全てその根源が、魔王と繋がっているから、らしい。
精神感応とでもいうか、種族全体が核となっている魔王の感情にうっすらと同調する、ということのようだ。
つまり、魔族全体に明確な影響を与えるほど強い好意的感情を魔王が僕に抱いていることが、こんなふざけた状況の原因だと。
魔族ってそれでいいの?誰かひとりの感情に自分の想いまで影響されるなんて、僕はごめんだよ!?
「だってなぁ、魔王様があんなにユーリオたん推しになると、オレらもどうしても気になるっていうか……」
「そうそう!で、実際ユーリオたんと遭遇したら陛下の気持ちもわかるっていうか……あー!その顔!!ユーリオたんの冷たい視線ッ!!ごちそうさまッス!!」
「なー!どんなもんかと思ってたら、もう、こう……気づいたら沼だよな!?」
ホールで酒盛りをしつつそう盛り上がる魔族たちの嬉々とした様子を、僕の前世知識が『こいつらドルオタってヤツだよね!』と見当違いなことを言い当てるのは聞き流し、僕は粘った。
肉親まで僕に殺された人だっているし、僕だって同じ隊の人間を魔族との戦争で何人も亡くしてきたのに、いくら魔王の感情……の影響があったとしても普通は流せないでしょ、受け入れられるはずがない。
僕だって……………………あれ?……そういえば、隊で仲良くなった同僚とか、僕の王子様とか、皆生き残ってるね。
そもそも僕って他人への興味関心なんて元からほとんどなくて、単に同隊ってだけの人間が死んでも「ふーん可哀想に」と思うくらいの人でなしだから……あれ?
「えぇ、えぇ、だから気を遣いましたとも。ユーリオ君のお気に入りはなるべく無傷で済ませるよう、各員に徹底させましたし。」
「それに魔族なら、いくら殺そうとも構わぬぞ。時間はかかるが元通りに生まれ変わって来るからな。先程アスタードが口にした奴の弟もそうだが、『ユーリオたんに一度でいいからぶっ飛ばされたい!!』と自制心をかなぐり捨てた者共が殺されにいっただけよ。故に、其方が気に病む必要は一切ないぞ?わかったならば――……そ、そろそろ呑むのをやめぬか?な?」
「うっしゃいわー!だからもぉ意味わかんないってゆっれるんれすぅ!ペンギンしゃん!おかわり!!」
ユーリオたんが酔ってるぅぅう!!と眼下のホールから再び歓声が上がるなか、僕はもう何度目かわからない空のグラスを再びテーブルに叩きつけ――るのではなく、そっと置きながらお代わりを要求した。
すぐさま一匹のコック帽ペンギンがあの美味しい飲み物をグラスに注ぎ入れてくれると同時に、別のペンギンがこれまた綺麗に彩られた新しい料理の皿をせっせと目の前に並べてくれる。
空になったり手を付けた後にしばらく放置してしまった皿は、僕の横でとぐろを巻くようにして座っているサリオンがさりげなく下げてくれていた。
そんな至れり尽くせりも初めてだし、飲み物も食べ物も今まで口にしていたものが何だったのかと泣きたくなるくらいおいしいし、何なら夢で見た別の世界での食事の記憶よりも遥かにおいしい。
飲み物から酒の味はしないのに、なんだか体がぽかぽかふわふわしてくるし、遠慮がちに背中をゆっくりトントンしてくれる大きな手も、傍に感じる他人の気配も、全然嫌じゃない。
もう時間だって余興というには長すぎるほど経過しているのに、大広間の雰囲気は始まりと一切変わらない。
誰もが皆楽し気で、時折声をそろえて僕の名を呼んだり、言祝ぎを叫んでくれる。
そんな場所が敵国の真っ只中だなんて、何の冗談なのか。
「うぅぅ……うそだもん、ぜっらい騙されないもん!こんにゃご都合展開ふぃくしょんだもんっ……ひっく、ぼくは知ってるもんねっ!」
拳大程の肉巻き団子に噛りついた後、再びおいしい液体を呷った僕は気づいていなかった。
いつの間にか考えるよりも先に純粋に思ったことを、自分が口にしているなんて。
「あー……ユーリオた、いやユーリオ。それは酒ではないが、少々酔いが回りやすい。そろそろやめて、もっと軽い飲み物を――」
「やらッ!これおいしいもん!」
「うむ、そうだな!すぐに樽で持って来い!!」
しらーっと呆れた声音で魔王を制止する宰相蛇の声を聞きながら、僕はまたグラスに口をつけ、今度はそれをチビリチビリと味わっていただく。
どうやら僕の専属給仕役らしいペンギンは、魔王と宰相がどうであろうと空いた杯にはお代わりを注いでくれるみたいだ。なんてできたペンギンさん、いや魔族なんだろう。
「ユーリオたーん!こっち向いて――!我ら今やっと交代で参加できたところだから――!!」
「だからうるしゃ――い!交代お疲れしゃまッッ!!」
大広間の後方から上がった声にも、そう反射的に言い返せばドッと歓声が沸く。
それがとても不思議で、居心地悪くて、でもなんだか――……今まで僕として生きてきた時間の中で一番、楽しい気分だった。
「……こんなの、夢ならさっさと醒めればいいのに……ひっく……」
そう小さなしゃっくりと共に、本音を零した。
そんな僕に、すぐ傍から思いのほか落ち着いた、耳に心地の良い低い声音が問いかけてくる。
「ふむ……ユーリオ。もし夢だとしたならば、いや、夢でなくとも、今この時に余から求婚を受けたとして、何と答える?」
そういえばふざけたことベスト1なその言葉を、事前に誰かさんが口にしていたな。
不意に喧騒の途絶えた世界で、そんなことを体と同じくフワフワぼーっとしている頭で考えながら、僕はゆっくりと隣の大男を見上げた。
同じソファーに座っていても少し首が痛くなる程の位置にある、美麗な男の顔。
蒼く炎のように揺らめく光を纏った、不思議な双眸。
それを僅かに眇め、どこか面白そうに僕を眺めている魔王は畳みかける様に、言い足した。
「余の伴侶となれば、好きなだけ飲めるぞ?さぁ答えよ、余は其方に求婚す。」
「喜んでお受けしましゅ。」
どうせ意味がわからないことだらけなんだから、いっそもう自分の欲望を優先したっていいよね。
そもそも自分の国に売られて魔王に引き渡された魔導士なんかに、拒否権あるわけないもん。
そう開き直って即答した僕は魔王から視線を外し、とてもとても口当たりの良い、この大好きな液体で満たされた金のグラスに再び唇を寄せた。
直後、歓声と悲鳴がごちゃ混ぜになった大轟音に驚いて、それを手から取り落とすことになったけれども。
問題なのは、僕が生まれた聖イグナベルク王国という国では長年魔族と敵対していて、つい昨日いきなり停戦協定が結ばれるまでは戦争状態にあったことだ。
お互いに多くの犠牲者が出た、はずだ。
少なくとも僕が従軍していた部隊は何度か壊滅しかけたし、その一方で魔族軍をやり込めるくらい上手く作戦がはまったことも、たまにはあったのだから。
だから少なくとも僕の国では皆、魔族を憎んでいたし嫌ってもいた。
当然、魔族側も同じだと普通は思うよね?
停戦協定と引き換えにしてまで確保した人間とか、どれだけ恨まれてるんだって話だよね。
それが何をどう間違えたら、魔族という種族を挙げての大歓迎になるのさ。
まだ魔王ひとりのとち狂った暴走です、他の魔族は嫌々それに付き合わされています、という方が自然だと思う。
それが、何で、こんなことになるのさ!!
そう静かに、だけどやけくそ気味に説明を求めた僕へ方々から好き勝手に語られた話をまとめたところ……結論として、やっぱり全部魔王がとち狂ったせいだった。
というのも魔族という種族は全てその根源が、魔王と繋がっているから、らしい。
精神感応とでもいうか、種族全体が核となっている魔王の感情にうっすらと同調する、ということのようだ。
つまり、魔族全体に明確な影響を与えるほど強い好意的感情を魔王が僕に抱いていることが、こんなふざけた状況の原因だと。
魔族ってそれでいいの?誰かひとりの感情に自分の想いまで影響されるなんて、僕はごめんだよ!?
「だってなぁ、魔王様があんなにユーリオたん推しになると、オレらもどうしても気になるっていうか……」
「そうそう!で、実際ユーリオたんと遭遇したら陛下の気持ちもわかるっていうか……あー!その顔!!ユーリオたんの冷たい視線ッ!!ごちそうさまッス!!」
「なー!どんなもんかと思ってたら、もう、こう……気づいたら沼だよな!?」
ホールで酒盛りをしつつそう盛り上がる魔族たちの嬉々とした様子を、僕の前世知識が『こいつらドルオタってヤツだよね!』と見当違いなことを言い当てるのは聞き流し、僕は粘った。
肉親まで僕に殺された人だっているし、僕だって同じ隊の人間を魔族との戦争で何人も亡くしてきたのに、いくら魔王の感情……の影響があったとしても普通は流せないでしょ、受け入れられるはずがない。
僕だって……………………あれ?……そういえば、隊で仲良くなった同僚とか、僕の王子様とか、皆生き残ってるね。
そもそも僕って他人への興味関心なんて元からほとんどなくて、単に同隊ってだけの人間が死んでも「ふーん可哀想に」と思うくらいの人でなしだから……あれ?
「えぇ、えぇ、だから気を遣いましたとも。ユーリオ君のお気に入りはなるべく無傷で済ませるよう、各員に徹底させましたし。」
「それに魔族なら、いくら殺そうとも構わぬぞ。時間はかかるが元通りに生まれ変わって来るからな。先程アスタードが口にした奴の弟もそうだが、『ユーリオたんに一度でいいからぶっ飛ばされたい!!』と自制心をかなぐり捨てた者共が殺されにいっただけよ。故に、其方が気に病む必要は一切ないぞ?わかったならば――……そ、そろそろ呑むのをやめぬか?な?」
「うっしゃいわー!だからもぉ意味わかんないってゆっれるんれすぅ!ペンギンしゃん!おかわり!!」
ユーリオたんが酔ってるぅぅう!!と眼下のホールから再び歓声が上がるなか、僕はもう何度目かわからない空のグラスを再びテーブルに叩きつけ――るのではなく、そっと置きながらお代わりを要求した。
すぐさま一匹のコック帽ペンギンがあの美味しい飲み物をグラスに注ぎ入れてくれると同時に、別のペンギンがこれまた綺麗に彩られた新しい料理の皿をせっせと目の前に並べてくれる。
空になったり手を付けた後にしばらく放置してしまった皿は、僕の横でとぐろを巻くようにして座っているサリオンがさりげなく下げてくれていた。
そんな至れり尽くせりも初めてだし、飲み物も食べ物も今まで口にしていたものが何だったのかと泣きたくなるくらいおいしいし、何なら夢で見た別の世界での食事の記憶よりも遥かにおいしい。
飲み物から酒の味はしないのに、なんだか体がぽかぽかふわふわしてくるし、遠慮がちに背中をゆっくりトントンしてくれる大きな手も、傍に感じる他人の気配も、全然嫌じゃない。
もう時間だって余興というには長すぎるほど経過しているのに、大広間の雰囲気は始まりと一切変わらない。
誰もが皆楽し気で、時折声をそろえて僕の名を呼んだり、言祝ぎを叫んでくれる。
そんな場所が敵国の真っ只中だなんて、何の冗談なのか。
「うぅぅ……うそだもん、ぜっらい騙されないもん!こんにゃご都合展開ふぃくしょんだもんっ……ひっく、ぼくは知ってるもんねっ!」
拳大程の肉巻き団子に噛りついた後、再びおいしい液体を呷った僕は気づいていなかった。
いつの間にか考えるよりも先に純粋に思ったことを、自分が口にしているなんて。
「あー……ユーリオた、いやユーリオ。それは酒ではないが、少々酔いが回りやすい。そろそろやめて、もっと軽い飲み物を――」
「やらッ!これおいしいもん!」
「うむ、そうだな!すぐに樽で持って来い!!」
しらーっと呆れた声音で魔王を制止する宰相蛇の声を聞きながら、僕はまたグラスに口をつけ、今度はそれをチビリチビリと味わっていただく。
どうやら僕の専属給仕役らしいペンギンは、魔王と宰相がどうであろうと空いた杯にはお代わりを注いでくれるみたいだ。なんてできたペンギンさん、いや魔族なんだろう。
「ユーリオたーん!こっち向いて――!我ら今やっと交代で参加できたところだから――!!」
「だからうるしゃ――い!交代お疲れしゃまッッ!!」
大広間の後方から上がった声にも、そう反射的に言い返せばドッと歓声が沸く。
それがとても不思議で、居心地悪くて、でもなんだか――……今まで僕として生きてきた時間の中で一番、楽しい気分だった。
「……こんなの、夢ならさっさと醒めればいいのに……ひっく……」
そう小さなしゃっくりと共に、本音を零した。
そんな僕に、すぐ傍から思いのほか落ち着いた、耳に心地の良い低い声音が問いかけてくる。
「ふむ……ユーリオ。もし夢だとしたならば、いや、夢でなくとも、今この時に余から求婚を受けたとして、何と答える?」
そういえばふざけたことベスト1なその言葉を、事前に誰かさんが口にしていたな。
不意に喧騒の途絶えた世界で、そんなことを体と同じくフワフワぼーっとしている頭で考えながら、僕はゆっくりと隣の大男を見上げた。
同じソファーに座っていても少し首が痛くなる程の位置にある、美麗な男の顔。
蒼く炎のように揺らめく光を纏った、不思議な双眸。
それを僅かに眇め、どこか面白そうに僕を眺めている魔王は畳みかける様に、言い足した。
「余の伴侶となれば、好きなだけ飲めるぞ?さぁ答えよ、余は其方に求婚す。」
「喜んでお受けしましゅ。」
どうせ意味がわからないことだらけなんだから、いっそもう自分の欲望を優先したっていいよね。
そもそも自分の国に売られて魔王に引き渡された魔導士なんかに、拒否権あるわけないもん。
そう開き直って即答した僕は魔王から視線を外し、とてもとても口当たりの良い、この大好きな液体で満たされた金のグラスに再び唇を寄せた。
直後、歓声と悲鳴がごちゃ混ぜになった大轟音に驚いて、それを手から取り落とすことになったけれども。
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2024/03/20
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