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第六章 山口観光騒動記
第二百十五話 それぞれの負けない覚悟
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零夜達ブレイブペガサスが一番乗りでトーナメント進出した事は、あっという間に多くの世界に拡散された。まさか地球で最初に誕生したチームが、トーナメント一番乗りという偉業を成し遂げたのは凄いとしか言えないだろう。
※
グラディアスにあるベルトグール山。そこではヒューゴ率いるシャイニングナイツが、アークスレイヤーのグラディアス侵略本部を壊滅し終えていた。彼等もまた零夜達に負けずに強くなっていて、今ではグラディアスのナンバーワンチームとなっているのだ。
「よし!これでグラディアスの平和は守られたわね!」
「ああ!奴等は俺達の敵じゃなかったな!」
クロエはガッツポーズで笑顔を見せていて、タカゾウも同様に笑顔を見せる。彼女達は強くなった事を自覚しながら自信を持っていて、どんな敵でも倒せると感じているだろう。
「油断は禁物よ、クロエ。他の戦士達も強くなっているし」
「そうそう。取り敢えず最後の課題は、問題なくクリアしたみたいじゃな」
メイリンの忠告にクレオパトラも同意しつつ、最後の課題がクリアした事を確認する。彼等もまた零夜達と同じく、三つの課題を全てクリアしたのだ。
すると彼等の前に、オレンジ色の髪をした女神が姿を現す。それを見たヒューゴ達は、彼女の前で片膝を地面につきながら跪いた。
「アフロディア様。たった今、三つの課題が終わりました」
ヒューゴからの報告に対し、女神アフロディアは微笑んでいた。彼女はメディアの友人で優しい性格を持ち味としているのだ。
「お疲れ様。これであなた達はトーナメント進出決定したけど、先に通過したチームが二つあったわ」
「えっ!?そのチームとは……」
アフロディアからの報告にヒューゴ達が言い切ろうとした直後、ウインドウが姿を現して本戦通過チームの一覧が映される。そこにはシャイニングナイツだけでなく、ブレイブペガサス、プリンセスヴァルキリーズの名前も載っていたのだ。
「まさか零夜達が一番目に通過するとは……」
「彼等もまた、次第に強くなっていますね」
「こうなっと流石に苦戦は免れんが、ライバルとしては持って来えでごわすな」
フリードと紬は冷や汗を流している中、ガンテツは真剣な表情をしながらも零夜達の活躍を称賛していた。確かにライバルがいないと戦いも盛り上がらないし、自分達が成長できる刺激も無いとつまらないだろう。
「彼等とはトーナメントで出会うと約束したからね。さっ、休んでからレベルアップしておこう!今の内に連携や強化となる武器を探す為にも!」
「「「おう!」」」
ヒューゴの宣言に紬達も一斉に応え、零夜達に負けずにレベルアップする事に。それにアフロディアも微笑みながら頷いていた。
※
東京にある公園では、風子達プリンセスヴァルキリーズがアミールと話をしていた。彼女達も課題を終えてトーナメント進出を果たしたが、アミールはブレイブペガサスに先越された事にストレスを溜めていた。
「あの忌々しい女神の軍団め!やってくれるわね……」
アミールの怒りに夢子達が苦笑いする中、風子が彼女の肩を叩いて落ち着かせる。彼女はメンタルケアを得意とする一面もある為、その資格を持っているのだ。
「落ち着いてください。この悔しさはトーナメントで返せば良いとの事です。恐らく奴等は決勝まで進むと思いますし、この悔しさをトーナメントでぶつけましょう」
風子からのアドバイスにアミールは落ち着き始め、大きく深呼吸をして前を向いた。この悔しさはトーナメントで返せるのなら、それに向けて彼女達を強くさせるしか無いだろう。
「そうね。取り乱していた私が悪かったわ。今後はトーナメントに向けて精一杯頑張るのみ!さあ、特訓に取り掛かりましょう!」
「「「はい!」」」
アミールからの命令に風子達は一斉に応え、そのまま彼女の用意した訓練へと向かい出す。ライバルでありながら友である零夜達と戦う事を胸に秘めつつ、更に強くなると決意を固めていた。
※
三上率いるメテオファルコンズは二つ目の課題を終えていて、零夜達がトーナメント進出した事に驚きを隠せずにいた。
メンバーは三上の他にココア、ライカ、アーニャ、サーシャ、アケミ、鶴姫、ミノタウロス属のベルとなっている。因みに担当女神はマーキュリーで、使者はオウムのギョロスケだ。
「まさかあいつが一番乗りを果たすとは……やってくれるじゃねえか」
三上は笑顔を見せながら零夜の活躍を称賛していて、自身も負けられない気持ちを高めていた。因みに彼は赤い忍者姿となっていて、零夜が忍者なら自身も同じ様にすると決意したのだろう。
「そうね。ミミ達が頑張っている以上、私達まで負けられないわ!残りの課題はあと一つ。早くクリアして追い付かないと!」
「他のチームもやる気を引き出しているし、ここで止まる理由にはいかないからね!」
ココアと鶴姫も零夜達に負けじと気合を入れ始め、アーニャ達も同様に張り切り始める。共に過ごした仲間が先に行くのなら、こちらも負けずにはいられないのは当然である。
「そうだな。よし!さっさと最後の課題を終わらせるぞ!そしてトーナメント進出だ!」
「「「おう!」」」
三上達もトーナメントに進出する為、急いで最後の課題に取り組み始める。零夜達に追いつく為にも、ここで止まる理由にはいかないのだ。
※
ハルバータにあるヴァルムント王国にある王宮でも、零夜達の活躍が伝えられていた。特にアメリアはやる気に満ち溢れていて、現在はスクワットを何百回も行っているのだ。
彼女は零夜が認めてくれる女性になる為、日々鍛錬を欠かさず行っている。腕立てや腹筋、スクワットの基礎練は勿論、プロレス技まで練習しているのだ。
(零夜さんが先にトーナメントに出場した以上、私も負ける理由にはいきません!彼に追いつく為にも、私は更に進化あるのみ!)
アメリアは心の中で必ず零夜に追いつくと決意した後、スクワットを終えてリングへと向かい出した。その様子にレジーはアタフタするのも無理なく、彼女の元へと向かってしまった。
「姫様!いくら何でも無茶はしないでくださいませ!」
「分かっております。ですが、今のままでは追い付けないので、さらなる限界を超えないといけません」
「気持ちは分かりますが、怪我でもしたら……」
レジーは慌てながらアメリアを心配しているが、この様子だと過保護に近いと言えるだろう。兵士達やシオン達も彼の行動に唖然としていたが、見て見ぬふりで自身の鍛錬に集中し始めた。
※
ゴッドエデンの神殿にある議会場では、カーンとロストがウインドウの映像によるトーナメント進出チームを確認していた。現在はブレイブペガサス、プリンセスヴァルキリーズ、シャイニングナイツの三チームが掲載されていた。
「トーナメント進出を賭けた戦いはヒートアップするだろう。だが、同着が出たのならその事についても対処しなくてはならないな」
カーンの正確な意見に対し、ロストも真剣な表情で頷いていた。
現在最後の課題に取り組んでいるチームは、メテオファルコンズ、スノーホワイト、スパイラルエアーズなどの多くとなっている。こうなるとトーナメント進出の争いはますます激しくなる為、同時となればどう対応すればいいのか分からないだろう。
「そうですね。その時の事については、同着した者達によるサバイバルマッチもありかも知れませんね。今は様子見という事にしましょう」
「そうだな……さて、今後の行方はどうなるのか……」
ロストからの提案にカーンは頷いた後、ウインドウの映像をチームカメラに切り替え始める。そこには多くのチームの行動が映し出されていて、トーナメント進出チームには王冠マークが付けられているのだ。
残る進出チームは十三。果たしてどのチームが生き残るのかに注目だ。
※
グラディアスにあるベルトグール山。そこではヒューゴ率いるシャイニングナイツが、アークスレイヤーのグラディアス侵略本部を壊滅し終えていた。彼等もまた零夜達に負けずに強くなっていて、今ではグラディアスのナンバーワンチームとなっているのだ。
「よし!これでグラディアスの平和は守られたわね!」
「ああ!奴等は俺達の敵じゃなかったな!」
クロエはガッツポーズで笑顔を見せていて、タカゾウも同様に笑顔を見せる。彼女達は強くなった事を自覚しながら自信を持っていて、どんな敵でも倒せると感じているだろう。
「油断は禁物よ、クロエ。他の戦士達も強くなっているし」
「そうそう。取り敢えず最後の課題は、問題なくクリアしたみたいじゃな」
メイリンの忠告にクレオパトラも同意しつつ、最後の課題がクリアした事を確認する。彼等もまた零夜達と同じく、三つの課題を全てクリアしたのだ。
すると彼等の前に、オレンジ色の髪をした女神が姿を現す。それを見たヒューゴ達は、彼女の前で片膝を地面につきながら跪いた。
「アフロディア様。たった今、三つの課題が終わりました」
ヒューゴからの報告に対し、女神アフロディアは微笑んでいた。彼女はメディアの友人で優しい性格を持ち味としているのだ。
「お疲れ様。これであなた達はトーナメント進出決定したけど、先に通過したチームが二つあったわ」
「えっ!?そのチームとは……」
アフロディアからの報告にヒューゴ達が言い切ろうとした直後、ウインドウが姿を現して本戦通過チームの一覧が映される。そこにはシャイニングナイツだけでなく、ブレイブペガサス、プリンセスヴァルキリーズの名前も載っていたのだ。
「まさか零夜達が一番目に通過するとは……」
「彼等もまた、次第に強くなっていますね」
「こうなっと流石に苦戦は免れんが、ライバルとしては持って来えでごわすな」
フリードと紬は冷や汗を流している中、ガンテツは真剣な表情をしながらも零夜達の活躍を称賛していた。確かにライバルがいないと戦いも盛り上がらないし、自分達が成長できる刺激も無いとつまらないだろう。
「彼等とはトーナメントで出会うと約束したからね。さっ、休んでからレベルアップしておこう!今の内に連携や強化となる武器を探す為にも!」
「「「おう!」」」
ヒューゴの宣言に紬達も一斉に応え、零夜達に負けずにレベルアップする事に。それにアフロディアも微笑みながら頷いていた。
※
東京にある公園では、風子達プリンセスヴァルキリーズがアミールと話をしていた。彼女達も課題を終えてトーナメント進出を果たしたが、アミールはブレイブペガサスに先越された事にストレスを溜めていた。
「あの忌々しい女神の軍団め!やってくれるわね……」
アミールの怒りに夢子達が苦笑いする中、風子が彼女の肩を叩いて落ち着かせる。彼女はメンタルケアを得意とする一面もある為、その資格を持っているのだ。
「落ち着いてください。この悔しさはトーナメントで返せば良いとの事です。恐らく奴等は決勝まで進むと思いますし、この悔しさをトーナメントでぶつけましょう」
風子からのアドバイスにアミールは落ち着き始め、大きく深呼吸をして前を向いた。この悔しさはトーナメントで返せるのなら、それに向けて彼女達を強くさせるしか無いだろう。
「そうね。取り乱していた私が悪かったわ。今後はトーナメントに向けて精一杯頑張るのみ!さあ、特訓に取り掛かりましょう!」
「「「はい!」」」
アミールからの命令に風子達は一斉に応え、そのまま彼女の用意した訓練へと向かい出す。ライバルでありながら友である零夜達と戦う事を胸に秘めつつ、更に強くなると決意を固めていた。
※
三上率いるメテオファルコンズは二つ目の課題を終えていて、零夜達がトーナメント進出した事に驚きを隠せずにいた。
メンバーは三上の他にココア、ライカ、アーニャ、サーシャ、アケミ、鶴姫、ミノタウロス属のベルとなっている。因みに担当女神はマーキュリーで、使者はオウムのギョロスケだ。
「まさかあいつが一番乗りを果たすとは……やってくれるじゃねえか」
三上は笑顔を見せながら零夜の活躍を称賛していて、自身も負けられない気持ちを高めていた。因みに彼は赤い忍者姿となっていて、零夜が忍者なら自身も同じ様にすると決意したのだろう。
「そうね。ミミ達が頑張っている以上、私達まで負けられないわ!残りの課題はあと一つ。早くクリアして追い付かないと!」
「他のチームもやる気を引き出しているし、ここで止まる理由にはいかないからね!」
ココアと鶴姫も零夜達に負けじと気合を入れ始め、アーニャ達も同様に張り切り始める。共に過ごした仲間が先に行くのなら、こちらも負けずにはいられないのは当然である。
「そうだな。よし!さっさと最後の課題を終わらせるぞ!そしてトーナメント進出だ!」
「「「おう!」」」
三上達もトーナメントに進出する為、急いで最後の課題に取り組み始める。零夜達に追いつく為にも、ここで止まる理由にはいかないのだ。
※
ハルバータにあるヴァルムント王国にある王宮でも、零夜達の活躍が伝えられていた。特にアメリアはやる気に満ち溢れていて、現在はスクワットを何百回も行っているのだ。
彼女は零夜が認めてくれる女性になる為、日々鍛錬を欠かさず行っている。腕立てや腹筋、スクワットの基礎練は勿論、プロレス技まで練習しているのだ。
(零夜さんが先にトーナメントに出場した以上、私も負ける理由にはいきません!彼に追いつく為にも、私は更に進化あるのみ!)
アメリアは心の中で必ず零夜に追いつくと決意した後、スクワットを終えてリングへと向かい出した。その様子にレジーはアタフタするのも無理なく、彼女の元へと向かってしまった。
「姫様!いくら何でも無茶はしないでくださいませ!」
「分かっております。ですが、今のままでは追い付けないので、さらなる限界を超えないといけません」
「気持ちは分かりますが、怪我でもしたら……」
レジーは慌てながらアメリアを心配しているが、この様子だと過保護に近いと言えるだろう。兵士達やシオン達も彼の行動に唖然としていたが、見て見ぬふりで自身の鍛錬に集中し始めた。
※
ゴッドエデンの神殿にある議会場では、カーンとロストがウインドウの映像によるトーナメント進出チームを確認していた。現在はブレイブペガサス、プリンセスヴァルキリーズ、シャイニングナイツの三チームが掲載されていた。
「トーナメント進出を賭けた戦いはヒートアップするだろう。だが、同着が出たのならその事についても対処しなくてはならないな」
カーンの正確な意見に対し、ロストも真剣な表情で頷いていた。
現在最後の課題に取り組んでいるチームは、メテオファルコンズ、スノーホワイト、スパイラルエアーズなどの多くとなっている。こうなるとトーナメント進出の争いはますます激しくなる為、同時となればどう対応すればいいのか分からないだろう。
「そうですね。その時の事については、同着した者達によるサバイバルマッチもありかも知れませんね。今は様子見という事にしましょう」
「そうだな……さて、今後の行方はどうなるのか……」
ロストからの提案にカーンは頷いた後、ウインドウの映像をチームカメラに切り替え始める。そこには多くのチームの行動が映し出されていて、トーナメント進出チームには王冠マークが付けられているのだ。
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