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第五章 ハルバータの姫君
第百五十六話 第一継承者ハイン
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ハインの姿にその場が緊迫感に包まれていて、彼はアメリアを真剣な表情で睨み付けていた。更にシルバーファングの面々もいるとなると、一触即発は避けられないだろう。
「で、お前はあの時、部下達と共にマギアスと戦っていたみたいだな。」
ハインは真剣な表情でアメリアを睨み付けていて、彼女はコクリと頷きながらその時の状況を話し出す。
「はい。私達はマギアス討伐に向かいましたが、誰も犠牲を出さずに生きて帰る事を第一としていました。マギアスとの戦いはかなり手強く、次々と負傷者が続出してしまう事態となりました……」
アメリアは俯きながら当時の事を話し、無様となった敗戦の事を振り返っていた。負傷者に至っては治療を受け、数日で回復するとの事。更に犠牲者が誰も出なかった事が幸いであるのだが、ハインにとっては呆れた結果であると感じているのだ。
「そうか……犠牲者が出なくて良かったが、お前の作戦はあまりにも無駄だったみたいだな。そんなのでは王位を継承するなど夢のまた夢だ。下手すればメルトの様に辺境の地に送られるかもな」
ハインからの指摘にアメリアが項垂れるのも無理なく、ぐうの音も言えずに涙目となっていた。あれだけ正論を言われていては、何も反論する事も出来ず、ただ我慢するしかなかったのだ。
すると零夜が怒りの表情をしながら、二人の間に入ってきた。この様子だと我慢出来ないのも無理ないのだ。
「兄妹喧嘩に入るのは良くないと思うが、今の言い方はどうかと思います」
「誰だ貴様は?」
ハインは突如現れた零夜を鋭く睨み付けるが、彼は冷静に対処してハインに視線を合わせていた。以前のアルフレッドの件と同じく、立場が格上であろうとも一歩も引かない心強さがあるのだ。
「東零夜。異世界から来た選ばれし戦士『ブレイブペガサス』のリーダーです。彼女は俺達の世界に来たから助けさせてもらいました」
零夜がハインに対して礼儀正しく自己紹介した直後、ヴィリアン率いるシルバーファングが突如ガタガタと震え出してしまう。この光景はロイヤルグリズリーズも同様に驚きを隠せずにいるが、今回も同様の展開となっていたのだ。
「おい、何を怯えている?」
ハインが気になってヴィリアンに声を掛けるが、彼は急にハインに掴み掛かって真剣な表情をしていた。その顔には大量の冷や汗も流れているので、余程焦りがあると言えるだろう。
「ハイン……この人に対して喧嘩を売ってはいけない!」
「何故だ?どういう事だ?」
ヴィリアンからの忠告に、ハインは思わず疑問に感じてしまう。わざわざ止めに来た見知らぬ男に、喧嘩を売らないなど自らのプライドが許せないのだ。
「ブレイブペガサスは選ばれし戦士のチームの中では、Aランクに属している!それに比べて我々はCクラス。いくら何でも彼等に喧嘩を売れば、コテンパンにされるのは確定だ!」
「コテンパン?逆ではないのか?いくら何でも有り得ないだろ」
ヴィリアンの忠告に対してハインは呆れており、目の前の敵がAランクの強さを持つとは思えなかったのだ。AランクとCクラスの強さには天と地の差があり、そんなチームである零夜達に対し、まさか負けるなど有り得ない話だと考えていた。
そしてアメリアも零夜に助けてくれた事を実感した後、涙を拭いて話し掛ける。
「零夜さん、助けてくれてありがとうございます。お兄様はいつもこうですので……」
「いえいえ。けど、こんな性格では王になるのは不可能。一発で破滅するかも知れませんし」
「「「ブホッ!」」」
アメリアは零夜に対して説明した後、彼はハインの事を酷評しながら話していた。それにミミ達は我慢できずに吹いてしまい、口を抑えながら笑ってしまう。ボリスに至っては床に拳を叩きながら静かに笑っていて、それにハインが黙っていられないのも無理はないのだ。その証拠に身体はワナワナ震えているのが分かる。
「言ってくれるな……下民の癖に……」
ハインはギロリと零夜を睨みつけたと同時に、彼を指さしながら宣言をする。同時に彼はある事を決意しているのだ。
「決闘だ!私のシルバーファングと、お前達ブレイブペガサスによるバトルオブスレイヤーで勝負だ!」
ハインからの宣言にアメリアをやシルバーファングの皆は驚きを隠せずにいたが、零夜達は冷静に聞いていた。
バトルオブスレイヤーは選ばれし戦士達による格闘技で、零夜達は練習試合を含めて何度も経験している。そのルールについてはこうなっているのだ。
・試合形式は八対八。
・戦士達はそれぞれの能力や武器などを使って戦う。
・相手陣地のフラッグを取るか全滅させれば試合終了。
・やられてしまった戦士は敗者ゾーンへと強制転移される
・時間無制限。
・ルール違反、不正行為は反則負けになる。
ハインからの宣言を聞いた零夜は冷静に前を向き、同時に倫子達も彼の隣に移動する。その様子だと戦う覚悟は既にできているのだ。
「分かりました。この勝負、受けましょう!」
「そうか……後悔するのは貴様の方だがな……」
ハインはその場から歩きながら、先に部屋を出てしまう。それを見たヴィリアン達も慌てながら後を追いかけ、残ったのは零夜達、アメリア、ボリス、レジー、数名の戦士達となった。
「すまないな……こんな事になってしまって……」
「いえいえ。奴とは一度戦わなければならなかったのかも知れません……喧嘩を売られたらやり返すのみ。皆もそうだよな?」
ボリスからのすまなさそうな謝罪に、零夜は笑顔で答える。そのまま彼は傍にいるミミ達に視線を移し、彼女達も真剣な表情で頷く。
「ここまで来た以上は戦うしかないし、あの馬鹿にした態度は許せないわ!」
「私も我慢できません!戦う覚悟はできています!」
「ウチも……あのアホンダラはぶち殺したる!すぐにウチ等も戦いの場へ向かうで!」
「「「おう!」」」
ミミ、ルリカもハインの態度に怒りを示していて、倫子はブチ切れて関西弁が出てしまった。そのまま彼女達はハインの元に向かおうとするが、ボリスが立ち上がって彼女達を制する。
「わざわざハインをボコりに向かおうとしなくても、専用の闘技場を用意してある。決着はそこで着けるべきだ」
「「「専用の闘技場?」」」
ボリスからの提案に倫子達は首を傾げ、彼によってその専用の闘技場とやらに案内してもらう事になった。それと同時に零夜達のブレイブペガサスと、ハインが抱える戦士集団「シルバーファング」との戦いが始まろうとしているのだった。
「で、お前はあの時、部下達と共にマギアスと戦っていたみたいだな。」
ハインは真剣な表情でアメリアを睨み付けていて、彼女はコクリと頷きながらその時の状況を話し出す。
「はい。私達はマギアス討伐に向かいましたが、誰も犠牲を出さずに生きて帰る事を第一としていました。マギアスとの戦いはかなり手強く、次々と負傷者が続出してしまう事態となりました……」
アメリアは俯きながら当時の事を話し、無様となった敗戦の事を振り返っていた。負傷者に至っては治療を受け、数日で回復するとの事。更に犠牲者が誰も出なかった事が幸いであるのだが、ハインにとっては呆れた結果であると感じているのだ。
「そうか……犠牲者が出なくて良かったが、お前の作戦はあまりにも無駄だったみたいだな。そんなのでは王位を継承するなど夢のまた夢だ。下手すればメルトの様に辺境の地に送られるかもな」
ハインからの指摘にアメリアが項垂れるのも無理なく、ぐうの音も言えずに涙目となっていた。あれだけ正論を言われていては、何も反論する事も出来ず、ただ我慢するしかなかったのだ。
すると零夜が怒りの表情をしながら、二人の間に入ってきた。この様子だと我慢出来ないのも無理ないのだ。
「兄妹喧嘩に入るのは良くないと思うが、今の言い方はどうかと思います」
「誰だ貴様は?」
ハインは突如現れた零夜を鋭く睨み付けるが、彼は冷静に対処してハインに視線を合わせていた。以前のアルフレッドの件と同じく、立場が格上であろうとも一歩も引かない心強さがあるのだ。
「東零夜。異世界から来た選ばれし戦士『ブレイブペガサス』のリーダーです。彼女は俺達の世界に来たから助けさせてもらいました」
零夜がハインに対して礼儀正しく自己紹介した直後、ヴィリアン率いるシルバーファングが突如ガタガタと震え出してしまう。この光景はロイヤルグリズリーズも同様に驚きを隠せずにいるが、今回も同様の展開となっていたのだ。
「おい、何を怯えている?」
ハインが気になってヴィリアンに声を掛けるが、彼は急にハインに掴み掛かって真剣な表情をしていた。その顔には大量の冷や汗も流れているので、余程焦りがあると言えるだろう。
「ハイン……この人に対して喧嘩を売ってはいけない!」
「何故だ?どういう事だ?」
ヴィリアンからの忠告に、ハインは思わず疑問に感じてしまう。わざわざ止めに来た見知らぬ男に、喧嘩を売らないなど自らのプライドが許せないのだ。
「ブレイブペガサスは選ばれし戦士のチームの中では、Aランクに属している!それに比べて我々はCクラス。いくら何でも彼等に喧嘩を売れば、コテンパンにされるのは確定だ!」
「コテンパン?逆ではないのか?いくら何でも有り得ないだろ」
ヴィリアンの忠告に対してハインは呆れており、目の前の敵がAランクの強さを持つとは思えなかったのだ。AランクとCクラスの強さには天と地の差があり、そんなチームである零夜達に対し、まさか負けるなど有り得ない話だと考えていた。
そしてアメリアも零夜に助けてくれた事を実感した後、涙を拭いて話し掛ける。
「零夜さん、助けてくれてありがとうございます。お兄様はいつもこうですので……」
「いえいえ。けど、こんな性格では王になるのは不可能。一発で破滅するかも知れませんし」
「「「ブホッ!」」」
アメリアは零夜に対して説明した後、彼はハインの事を酷評しながら話していた。それにミミ達は我慢できずに吹いてしまい、口を抑えながら笑ってしまう。ボリスに至っては床に拳を叩きながら静かに笑っていて、それにハインが黙っていられないのも無理はないのだ。その証拠に身体はワナワナ震えているのが分かる。
「言ってくれるな……下民の癖に……」
ハインはギロリと零夜を睨みつけたと同時に、彼を指さしながら宣言をする。同時に彼はある事を決意しているのだ。
「決闘だ!私のシルバーファングと、お前達ブレイブペガサスによるバトルオブスレイヤーで勝負だ!」
ハインからの宣言にアメリアをやシルバーファングの皆は驚きを隠せずにいたが、零夜達は冷静に聞いていた。
バトルオブスレイヤーは選ばれし戦士達による格闘技で、零夜達は練習試合を含めて何度も経験している。そのルールについてはこうなっているのだ。
・試合形式は八対八。
・戦士達はそれぞれの能力や武器などを使って戦う。
・相手陣地のフラッグを取るか全滅させれば試合終了。
・やられてしまった戦士は敗者ゾーンへと強制転移される
・時間無制限。
・ルール違反、不正行為は反則負けになる。
ハインからの宣言を聞いた零夜は冷静に前を向き、同時に倫子達も彼の隣に移動する。その様子だと戦う覚悟は既にできているのだ。
「分かりました。この勝負、受けましょう!」
「そうか……後悔するのは貴様の方だがな……」
ハインはその場から歩きながら、先に部屋を出てしまう。それを見たヴィリアン達も慌てながら後を追いかけ、残ったのは零夜達、アメリア、ボリス、レジー、数名の戦士達となった。
「すまないな……こんな事になってしまって……」
「いえいえ。奴とは一度戦わなければならなかったのかも知れません……喧嘩を売られたらやり返すのみ。皆もそうだよな?」
ボリスからのすまなさそうな謝罪に、零夜は笑顔で答える。そのまま彼は傍にいるミミ達に視線を移し、彼女達も真剣な表情で頷く。
「ここまで来た以上は戦うしかないし、あの馬鹿にした態度は許せないわ!」
「私も我慢できません!戦う覚悟はできています!」
「ウチも……あのアホンダラはぶち殺したる!すぐにウチ等も戦いの場へ向かうで!」
「「「おう!」」」
ミミ、ルリカもハインの態度に怒りを示していて、倫子はブチ切れて関西弁が出てしまった。そのまま彼女達はハインの元に向かおうとするが、ボリスが立ち上がって彼女達を制する。
「わざわざハインをボコりに向かおうとしなくても、専用の闘技場を用意してある。決着はそこで着けるべきだ」
「「「専用の闘技場?」」」
ボリスからの提案に倫子達は首を傾げ、彼によってその専用の闘技場とやらに案内してもらう事になった。それと同時に零夜達のブレイブペガサスと、ハインが抱える戦士集団「シルバーファング」との戦いが始まろうとしているのだった。
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