142 / 276
第四章 エルフの森の怪物騒動
第百四十話 バーサークの第2形態
しおりを挟む
バーサークによって衣装を変えられる羽目になったヒカリは、真剣な表情で魔術を唱え始める。すると上空に光の槍が次々と召喚され、そのままバーサークに狙いを定める。
「喰らいなさい!ホーリーランス!」
「あがっ!」
光の槍がバーサークに襲い掛かり、彼の両肩と脳天に直撃する。特に脳天に光の槍をを喰らってしまったとなると、その効果は抜群と言えるだろう。
バーサークはフラフラ状態になってしまい、思わず片膝を地面についてしまう。
「フラフラになっておる!今がチャンスじゃ!」
そこに天狐が駆け出したと同時に、両手から炎を出し始める。炎は前よりも大きくなり、温度も上がっている。火傷だけでは済まされない威力を持っているのだ。
「こいつは強烈じゃ!炎呪曼荼羅!」
「ぐわああああ!」
炎の魔術はバーサークを焦がし始め、大ダメージを与える事に成功する。
「私も負けられないわ!ここで立ち向かわなければ、女が廃る!」
それを見たセリアは柄の長い斧を両手で構え、炎を纏わせながら跳躍した。
「この一撃は重いわよ!フレイムアックス!」
「あがっ!」
縦一閃の炎の斧の斬撃が、バーサークの顔面を切り裂く事に成功。そのまま結合崩壊を起こさせ、追加のダメージも与えたのだ。
「ほう。炎を使っての攻撃は考えたのう」
「斧の使い手はこんな者じゃないからね。舐めてると痛い目に遭うわよ?」
セリアがバーサークにウインクしながら挑発したその時、彼が怒りで活性化する。散々馬鹿にされた怒りはとても大きく、そのままセリアに襲い掛かってきた。
「馬鹿にすんじゃねえ!」
「おっと!」
セリアが宙回転しながら、間一髪でバーサークのクロー攻撃を回避。そのまま上空からアルビダが銃を構えていて、バーサークに狙いを定める。
「私もいる事を忘れるな!ダイナマイトショット!」
銃から放たれた弾丸は、BB弾に突如変化。そのままバーサークの頭の角に直撃してしまい、爆発と同時に見事折る事に成功したのだ。
「しまった!角が!」
「よし!命中!」
アルビダが笑顔で指を鳴らした直後、突如バーサークの身体から紫色の煙が出始める。その煙を感じ取ったアミリスは、冷や汗を流しながら危機感を感じていた。
「アミリス、あの煙分かるの?」
「気を付けて!バーサークは新たな姿に変わるわ!追い詰められた以上、彼は進化していくわ!」
「「「ええっ!?」」」
アミリスの忠告に全員が驚いたその時、バーサークの身体に煙が纏わり始めた。身体は銀色の鎧が装着され、折れていた角や顔の傷も元に戻る。どうやらこの煙は進化だけでなく、傷まで回復する厄介な煙と言えるだろう。
「鎧を纏っただけでなく、体力や傷を全快に回復した様だ!」
「こいつは厄介にも程があるな!」
「それだけじゃない!」
「「「?」」」
するとバーサークの鎧の肩部分からミサイルランチャーの様な物が飛び出し、更には腕部分にレーザーガンが装備される。まさにSFの武器其の物だが、これに零夜達は唖然としてしまう。
「待て待て待て待て!世界観をぶち壊す気か!」
「ごちゃごちゃうるせー!勝つ為には何でもありなんだよ!」
「うわっ!話を聞けよ!」
零夜のツッコミにバーサークが叫んだと同時に、肩部分からミサイルが次々と発射される。ミサイルはそのまま零夜達に襲い掛かるが、ルリカ、ヒカリ、マリー、ポーラが前に出て盾を構え始める。
「「「カウンターシールド!」」」
次々とミサイルの雨あられをカウンターシールドで弾き返し、そのままバーサークに直撃させる。しかし、ミサイルは彼には効果なく、ただ身体を掻いていたのだ。
「全然効いてない……」
「まあ、彼自身の事だから当然の事だけど……」
「油断は禁物だ!」
「「「うわっ!」」」
コーネリアが苦笑いしながら頬を掻いたその時、バーサークの腕部分のレーザーガンが発射される。レーザーガンは地面に当たるが、当たった跡には煙付きの焦げ目の跡が付いていたのだ。
(レーザーガンとミサイルが厄介となると、この戦いは長期戦の傾向になってしまう。このままだとまずいかも知れない。となると……ここはこの策略で!)
日和は心の中でこの状況を真剣に考え、すぐに全員に対して視線を移し始める。
「皆さん、怯んではダメです!確かにバーサークは手強いですが、倒す方法が一つあります!あの武装を破壊するしか方法はありません!」
日和がバーサークを指さしながら全員に声を掛け、全員が敵に視線を移す。ミサイルランチャーとレーザーガンを破壊すれば勝機はあるが、どう破壊するのかが問題と言えるだろう。
「破壊するってどうやって!?いくらなんでも不可能としか言えないし、どう破壊するのか分からないわ」
「強烈な一撃を放てば倒す事ができるわ。カギとなるのは武器の視点。何処かにある筈よ!」
コーネリアが日和に気になる事を質問し、それに彼女は冷静に答える。ミサイルランチャーとレーザーガンは視点となる物に支えられている為、持たなくても攻撃する事が可能なのだ。それを破壊するにはその支店を破壊する事がカギとなるだろう。
「ここは私が行くわ!今のアドバイスを聞いて支点の位置が分かったから!」
「セリアさん、お願いします!」
「任せなさい!ドワーフを舐めると痛いわよ!」
セリアは斧を構えながら素早い動きで駆け出し、バーサークの身体を登り始める。ドワーフ族でありながらその素早さはとても高く、まさにバランスファイター其の物である。
「貴様!勝手に触るな!」
「おっと!嫌よ!」
バーサークは腕を振り回しながらセリアを振り払おうとするが、彼女はジャンプしながら回避していた。そのまま斧に風のオーラを纏わせ、強烈な一撃を放とうとする。
「支点を破壊すればこっちの物!ウインドアックス!」
風の斬撃と同時に、バーサークの肩の部分にある左ランチャーの支点を切り裂く事に成功。左ランチャーはそのまま外れてしまい、地面に落ちてしまった。
「よくやった、セリア!右は私が行く!」
風子は村雨を構えながら跳躍し、右ランチャーの視点に狙いを定める。そのまま村雨の刀身に水のオーラを纏わせ、一撃必殺の構えで斬り裂こうとしていた。
「水神斬!」
強烈な水神斬が右ランチャーの視点を斬り裂き、そのまま地面に落下してしまう。これでミサイルは撃てなくなり、弱体化してしまったのだ。
「ランチャーが落とされた……なら、レーザーガンで破壊してやる!」
バーサークの両腕に装着されているレーザーガンから光線が発射され、零夜達は次々と攻撃を回避していく。すると、レーザーガンのリロードランプが点滅し、バーサークは仕方がなくリロードボタンを押す事になった。
レーザーガンや銃は弾切れやエネルギー切れとなると、補充や充電などのリロードが必須となる。其の為、動き出すには時間がかかってしまうのだ。
「それなら私に任せろ!奴がリロードしているのなら、好都合だ!チェーンストライク!」
アルビダは魔術で二本のチェーンを放出し、そのままレーザーガンの銃口に向かって突撃していく。しかもチェーンの先には小さな錨があり、金と銀のデザインをしていた。
そのまま小さな錨がレーザーガンの銃口に入り、アルビダはチャンスとばかりに指を鳴らそうとする。
「決まりだ!」
すると二つの小さな錨が大きくなり始め、そのままレーザーガンを内部崩壊して爆発させてしまった。錨が大きくなる事は想定外であり、それに耐え切れずに破壊されたのは言うまでもないだろう。
「しまった!レーザーガンが破壊された!そんな馬鹿な事って……」
バーサークはレーザーガンまで破壊された事に動揺してしまい、残るは身に纏っている鎧となってしまった。余裕の展開からピンチの展開となってしまい、バーサークは大量の冷や汗を流してしまったのだった。
「喰らいなさい!ホーリーランス!」
「あがっ!」
光の槍がバーサークに襲い掛かり、彼の両肩と脳天に直撃する。特に脳天に光の槍をを喰らってしまったとなると、その効果は抜群と言えるだろう。
バーサークはフラフラ状態になってしまい、思わず片膝を地面についてしまう。
「フラフラになっておる!今がチャンスじゃ!」
そこに天狐が駆け出したと同時に、両手から炎を出し始める。炎は前よりも大きくなり、温度も上がっている。火傷だけでは済まされない威力を持っているのだ。
「こいつは強烈じゃ!炎呪曼荼羅!」
「ぐわああああ!」
炎の魔術はバーサークを焦がし始め、大ダメージを与える事に成功する。
「私も負けられないわ!ここで立ち向かわなければ、女が廃る!」
それを見たセリアは柄の長い斧を両手で構え、炎を纏わせながら跳躍した。
「この一撃は重いわよ!フレイムアックス!」
「あがっ!」
縦一閃の炎の斧の斬撃が、バーサークの顔面を切り裂く事に成功。そのまま結合崩壊を起こさせ、追加のダメージも与えたのだ。
「ほう。炎を使っての攻撃は考えたのう」
「斧の使い手はこんな者じゃないからね。舐めてると痛い目に遭うわよ?」
セリアがバーサークにウインクしながら挑発したその時、彼が怒りで活性化する。散々馬鹿にされた怒りはとても大きく、そのままセリアに襲い掛かってきた。
「馬鹿にすんじゃねえ!」
「おっと!」
セリアが宙回転しながら、間一髪でバーサークのクロー攻撃を回避。そのまま上空からアルビダが銃を構えていて、バーサークに狙いを定める。
「私もいる事を忘れるな!ダイナマイトショット!」
銃から放たれた弾丸は、BB弾に突如変化。そのままバーサークの頭の角に直撃してしまい、爆発と同時に見事折る事に成功したのだ。
「しまった!角が!」
「よし!命中!」
アルビダが笑顔で指を鳴らした直後、突如バーサークの身体から紫色の煙が出始める。その煙を感じ取ったアミリスは、冷や汗を流しながら危機感を感じていた。
「アミリス、あの煙分かるの?」
「気を付けて!バーサークは新たな姿に変わるわ!追い詰められた以上、彼は進化していくわ!」
「「「ええっ!?」」」
アミリスの忠告に全員が驚いたその時、バーサークの身体に煙が纏わり始めた。身体は銀色の鎧が装着され、折れていた角や顔の傷も元に戻る。どうやらこの煙は進化だけでなく、傷まで回復する厄介な煙と言えるだろう。
「鎧を纏っただけでなく、体力や傷を全快に回復した様だ!」
「こいつは厄介にも程があるな!」
「それだけじゃない!」
「「「?」」」
するとバーサークの鎧の肩部分からミサイルランチャーの様な物が飛び出し、更には腕部分にレーザーガンが装備される。まさにSFの武器其の物だが、これに零夜達は唖然としてしまう。
「待て待て待て待て!世界観をぶち壊す気か!」
「ごちゃごちゃうるせー!勝つ為には何でもありなんだよ!」
「うわっ!話を聞けよ!」
零夜のツッコミにバーサークが叫んだと同時に、肩部分からミサイルが次々と発射される。ミサイルはそのまま零夜達に襲い掛かるが、ルリカ、ヒカリ、マリー、ポーラが前に出て盾を構え始める。
「「「カウンターシールド!」」」
次々とミサイルの雨あられをカウンターシールドで弾き返し、そのままバーサークに直撃させる。しかし、ミサイルは彼には効果なく、ただ身体を掻いていたのだ。
「全然効いてない……」
「まあ、彼自身の事だから当然の事だけど……」
「油断は禁物だ!」
「「「うわっ!」」」
コーネリアが苦笑いしながら頬を掻いたその時、バーサークの腕部分のレーザーガンが発射される。レーザーガンは地面に当たるが、当たった跡には煙付きの焦げ目の跡が付いていたのだ。
(レーザーガンとミサイルが厄介となると、この戦いは長期戦の傾向になってしまう。このままだとまずいかも知れない。となると……ここはこの策略で!)
日和は心の中でこの状況を真剣に考え、すぐに全員に対して視線を移し始める。
「皆さん、怯んではダメです!確かにバーサークは手強いですが、倒す方法が一つあります!あの武装を破壊するしか方法はありません!」
日和がバーサークを指さしながら全員に声を掛け、全員が敵に視線を移す。ミサイルランチャーとレーザーガンを破壊すれば勝機はあるが、どう破壊するのかが問題と言えるだろう。
「破壊するってどうやって!?いくらなんでも不可能としか言えないし、どう破壊するのか分からないわ」
「強烈な一撃を放てば倒す事ができるわ。カギとなるのは武器の視点。何処かにある筈よ!」
コーネリアが日和に気になる事を質問し、それに彼女は冷静に答える。ミサイルランチャーとレーザーガンは視点となる物に支えられている為、持たなくても攻撃する事が可能なのだ。それを破壊するにはその支店を破壊する事がカギとなるだろう。
「ここは私が行くわ!今のアドバイスを聞いて支点の位置が分かったから!」
「セリアさん、お願いします!」
「任せなさい!ドワーフを舐めると痛いわよ!」
セリアは斧を構えながら素早い動きで駆け出し、バーサークの身体を登り始める。ドワーフ族でありながらその素早さはとても高く、まさにバランスファイター其の物である。
「貴様!勝手に触るな!」
「おっと!嫌よ!」
バーサークは腕を振り回しながらセリアを振り払おうとするが、彼女はジャンプしながら回避していた。そのまま斧に風のオーラを纏わせ、強烈な一撃を放とうとする。
「支点を破壊すればこっちの物!ウインドアックス!」
風の斬撃と同時に、バーサークの肩の部分にある左ランチャーの支点を切り裂く事に成功。左ランチャーはそのまま外れてしまい、地面に落ちてしまった。
「よくやった、セリア!右は私が行く!」
風子は村雨を構えながら跳躍し、右ランチャーの視点に狙いを定める。そのまま村雨の刀身に水のオーラを纏わせ、一撃必殺の構えで斬り裂こうとしていた。
「水神斬!」
強烈な水神斬が右ランチャーの視点を斬り裂き、そのまま地面に落下してしまう。これでミサイルは撃てなくなり、弱体化してしまったのだ。
「ランチャーが落とされた……なら、レーザーガンで破壊してやる!」
バーサークの両腕に装着されているレーザーガンから光線が発射され、零夜達は次々と攻撃を回避していく。すると、レーザーガンのリロードランプが点滅し、バーサークは仕方がなくリロードボタンを押す事になった。
レーザーガンや銃は弾切れやエネルギー切れとなると、補充や充電などのリロードが必須となる。其の為、動き出すには時間がかかってしまうのだ。
「それなら私に任せろ!奴がリロードしているのなら、好都合だ!チェーンストライク!」
アルビダは魔術で二本のチェーンを放出し、そのままレーザーガンの銃口に向かって突撃していく。しかもチェーンの先には小さな錨があり、金と銀のデザインをしていた。
そのまま小さな錨がレーザーガンの銃口に入り、アルビダはチャンスとばかりに指を鳴らそうとする。
「決まりだ!」
すると二つの小さな錨が大きくなり始め、そのままレーザーガンを内部崩壊して爆発させてしまった。錨が大きくなる事は想定外であり、それに耐え切れずに破壊されたのは言うまでもないだろう。
「しまった!レーザーガンが破壊された!そんな馬鹿な事って……」
バーサークはレーザーガンまで破壊された事に動揺してしまい、残るは身に纏っている鎧となってしまった。余裕の展開からピンチの展開となってしまい、バーサークは大量の冷や汗を流してしまったのだった。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
魔人に就職しました。
ミネラル・ウィンター
ファンタジー
殺気を利用した剣術の達人である男、最上 悟(さいじょう さとる)。彼は突然、異世界に転移してしまう。その異世界で出会った魔物に魔人と呼ばれながら彼は魔物と異世界で平和に暮らす事を目指し、その魔物達と共に村を作った。
だが平和な暮らしを望む彼を他所に魔物達の村には勇者という存在が突如襲い掛かるのだった―――
【ただいま修正作業中の為、投稿しなおしています】
十人十色の強制ダンジョン攻略生活
ほんのり雪達磨
ファンタジー
クリアしなければ、死ぬこともできません。
妙な部屋で目が覚めた大量の人種を問わない人たちに、自称『運営』と名乗る何かは一方的にそう告げた。
難易度別に分けられたダンジョンと呼ぶ何かにランダムに配置されていて、クリア条件を達成しない限りリスポーンし続ける状態を強制されてしまった、らしい。
そんな理不尽に攫われて押し付けられた人たちの強制ダンジョン攻略生活。
【R18】異世界なら彼女の母親とラブラブでもいいよね!
SoftCareer
ファンタジー
幼なじみの彼女の母親と二人っきりで、期せずして異世界に飛ばされてしまった主人公が、
帰還の方法を模索しながら、その母親や異世界の人達との絆を深めていくというストーリーです。
性的描写のガイドラインに抵触してカクヨムから、R-18のミッドナイトノベルズに引っ越して、
お陰様で好評をいただきましたので、こちらにもお世話になれればとやって参りました。
(こちらとミッドナイトノベルズでの同時掲載です)
進め!羽柴村プロレス団!
宮代芥
大衆娯楽
関東某所にある羽柴村。人口1000人にも満たないこの村は、その人口に見合わないほどの発展を見せている。それはこの村には『羽柴村プロレス』と呼ばれるプロレス団があるからだ!
普段はさまざまな仕事に就いている彼らが、月に一度、最初の土曜日に興行を行う。社会人レスラーである彼らは、ある行事を控えていた。
それこそが子どもと大人がプロレスで勝負する、という『子どもの日プロレス』である。
大人は子どもを見守り、その成長を助ける存在でなくてならないが、時として彼らの成長を促すために壁として立ちはだかる。それこそがこの祭りの狙いなのである。
両輪が離婚し、環境を変えるためにこの村に引っ越してきた黒木正晴。ひょんなことから大人と試合をすることになってしまった小学三年生の彼は、果たしてどんな戦いを見せるのか!?
バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話
紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界――
田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。
暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。
仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン>
「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。
最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。
しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。
ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと――
――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。
しかもその姿は、
血まみれ。
右手には討伐したモンスターの首。
左手にはモンスターのドロップアイテム。
そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。
「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」
ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。
タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。
――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
冷酷魔法騎士と見習い学士
枝浬菰
ファンタジー
一人の少年がドラゴンを従え国では最少年でトップクラスになった。
ドラゴンは決して人には馴れないと伝えられていて、住処は「絶海」と呼ばれる無の世界にあった。
だが、周りからの視線は冷たく貴族は彼のことを認めなかった。
それからも国を救うが称賛の声は上がらずいまや冷酷魔法騎士と呼ばれるようになってしまった。
そんなある日、女神のお遊びで冷酷魔法騎士は少女の姿になってしまった。
そんな姿を皆はどう感じるのか…。
そして暗黒世界との闘いの終末は訪れるのか…。
※こちらの内容はpixiv、フォレストページにて展開している小説になります。
画像の二次加工、保存はご遠慮ください。
強奪系触手おじさん
兎屋亀吉
ファンタジー
【肉棒術】という卑猥なスキルを授かってしまったゆえに皆の笑い者として40年間生きてきたおじさんは、ある日ダンジョンで気持ち悪い触手を拾う。後に【神の触腕】という寄生型の神器だと判明するそれは、その気持ち悪い見た目に反してとんでもない力を秘めていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる