127 / 277
第四章 エルフの森の怪物騒動
第百二十五話 零夜の不安
しおりを挟む
その日の夕方、零夜はベンチに座っていて、バングルのウインドウで動画を見ていた。それは初代ヒーローズエイトの一人である犬塚信乃の活躍で、彼の勇ましき姿に驚きを隠せずにいた。
(犬塚信乃……伝承で確認していたが、本当に実在していたとは驚いたな……)
零夜は信乃の活躍を見ながら興味津々に見た後、ウインドウの画面を切り替え始める。すると、初代ヒーローズエイトのメンバーのデータが掲載されているサイトページが載っていて、彼は迷わずそのサイトをクリックして確認し始める。
「なるほど……初代ヒーローズエイトのメンバーは八犬士なのか……そうだとは思ったけど……」
初代ヒーローズエイトのメンバーの画像がウインドウに映され、その内容に零夜は苦笑いしてしまう。それもその筈、初代ヒーローズエイトのメンバーは八犬士達で構成されているのだ。
メンバーは犬塚信乃、犬川荘助、犬飼現八、犬田小文吾、犬江親兵衛、犬坂毛野、犬山道節、犬村大角と言った八犬士で、かなりの実力を持っている。零夜達とは天地の差で、月とスッポンの実力と言えるだろう。
(あの方達は多くの戦いを乗り越えたからこそ、今がある……それに比べて俺は……)
零夜は自身の実力の無さにため息をついたその時、通りかかっていたアミリスが姿を現す。彼の様子を見た彼女は心配そうな表情をしていて、何も言わずに隣に座った。
「アミリス……見ていたのか?」
「うん。零夜、本当は無理していたんだよね?」
アミリスが気になった事を零夜に質問し、彼は俯きながらもコクリと頷く。
人間には強さもあるが、弱い部分もある。いくら勇気があって立ち向かおうとしても、不安な事があるのも無理はないだろう。
その後ろではミミ達がこっそりと聞いていて、心配そうな表情をしていた。零夜が不安な表情をしていたのが気になっていた以上、黙っている訳にはいかないのだ。
「ああ……俺はそんなに強くなんかない!プロレスラーになる為に努力をしていたのに、全ての世界の命運を担う者になるとは思わなかった!」
零夜は心の底から叫びながら、自身の弱さを暴露してしまう。
零夜は本来ならプロレスラーになる筈だったが、夢で見た出来事によって運命は変わり果ててしまった。更に彼は仲間思いの性格である為、皆を失う事に危機感を抱いている。
「俺が本当に選ばれし戦士なんかで良かったのか……今でも疑問に思っているんだ……」
零夜は身体を震わせながら弱気を見せてしまい、目に涙を浮かべていた。その様子を見たアミリスは彼の肩を優しく叩き、ニッコリと笑顔を見せる。
「そんな事ないわ。零夜はいつも皆の為に行動しているし、今回の件だって自ら率先して決意した。私はそれがとても嬉しかったわ」
アミリスは零夜に対して嬉しさ満開の笑顔を見せたと同時に、彼の手を優しく握る。その手の温もりはとても温かく、相手にまで伝わる程の優しさが込められていた。
「あなたは私達のリーダーとして相応しいし、不安になってしまうと皆も不安になる。だから弱気を見せないで、皆を引っ張って欲しい。それが私達からの願いよ」
「アミリス……ん?私達?」
アミリスの笑顔に零夜が笑みを浮かべそうになるが、突然の発言に疑問に思ってしまう。すると木の陰からミミ達がひょっこりと姿を現し、バレてしまったと苦笑いをしていたのだ。
「今の話……聞いていたのですか!?」
零夜は倫子達の姿に驚きを隠せず、彼女達は苦笑いしながら彼に近付き始める。こっそりと隠れていたのがバレた以上、白状せざるを得ないだろう。
「うん。零夜にこの様な一面があるとは驚いたからね。ミミちゃんから話は聞いたから」
「そうでしたか……」
倫子は苦笑いしながら一部始終を説明し、零夜が苦笑いの表情をしてしまう。するとミミが真剣な表情で彼に近付き、視線を合わせながらじっと見つめ始める。
「零夜は皆の為に戦うのはいいけど、無茶はし過ぎよ!」
「あだっ!」
ミミはジト目で零夜の額にデコピンし、彼はその衝撃で仰向けに倒れてしまう。
デコピンは人によって威力が違うが、ミミの場合だと人をあっという間にダウンさせる威力を持っている。更に強めにやれば人をぶっ飛ばせるどころか、死なせてしまう威力にまで発展してしまうだろう。
零夜はおでこを抑えながら起き上がったその時、ミミが彼を優しくムギュッと抱き締めてきた。突然の展開に零夜は驚きを隠せずにいるが、ミミはそんな事を気にせずによしよしと彼の頭を撫でる。
「その為にも私達がいるじゃない。ピンチの時こそ仲間が必要よ!」
「ミミ姉……」
ミミからの励ましを受けた零夜が真顔で呟いたその時、倫子とヒカリも彼にムギュッと抱き着いてきた。彼女達の温もりを感じ取ったのはいい事だが、周りから見れば羨ましさを感じてしまうのも無理ないだろう。
「私も零夜君がいるからこそ、ここまで来れた。私達も支える覚悟だから」
「ベルセルクやどんな敵が来ても、私達ならやれるわ!」
倫子とヒカリも、零夜に感謝しながら笑みを浮かべていた。彼が傍にいてくれなかったら、今の彼女達はここにいなかったのだろう。
更にエヴァ、ソニア、ルリカもお互い頷き合い、零夜達に次々と抱き着いてくる。それ程彼を信頼しているという証である以上、この行為をしてきたのだ。
「私も故郷の皆の仇を取る事が出来たし、あなたの事を好きになれたの」
「こんなに大切な仲間は二度と無いからな」
「私も皆さんと出会えた事に感謝しています!」
「零夜様がいるからこそ、今の私がいます!」
「勿論私達もよ!」
エヴァ達だけでなく、キララ達も感謝の言葉を零夜に伝えていた。それを聞いた零夜は口元を吊り上げ、すぐに立ち上がったと同時に前を向く。その様子だと吹っ切れたみたいだ。
「ありがとな。今は二つの強敵がいるが、俺達のやるべき事は一つだ」
「アークスレイヤーを壊滅させるのが、私達。しっかり果たさないと!」
零夜の宣言に美津代が代表して応え、それにマリー達も真剣な表情で頷く。一致団結の彼等だからこそ、その団結力はどのチームよりも遥かに高いと言えるだろう。
「その通りだ!ベルセルクとアルバータドラゴンを必ず倒し、ヒューラーの野望を終わらせるぞ!」
「「「おう!!」」」
零夜の宣言にミミ達は拳を上げて応え、この様子をトラマツとノースマン、サンペイはこっそりと見ていた。
「零夜……お前は一人じゃない。こんなにも仲間がいるからこそ、今のお前がいるんだ」
「勿論俺達もだ。さて、そろそろ彼奴等の元に向かわないとな」
「そうだな」
トラマツ、ノースマン、サンペイも零夜達の元に向かおうとしたその時、ジェニーが気になって零夜の元に近付く。
「けど、私達が戦うのはどちらなのでしょうか?アルバータドラゴンとベルセルクの二匹となっていますが……」
ジェニーの気になる質問に、マリー達も真剣な表情でどちらにするか悩み始める。風子達の方も同様に悩んでいるので、ここは先手で決めた方が得策だろう。
「それならもう決めてある。俺達は奴を倒しに向かうのみだ」
「その相手とは?」
零夜が笑みを浮かべながら既に戦う敵を決めていて、コーネリアが疑問に感じながら首を傾げる。
「ベルセルクだ。奴はアルバータドラゴンよりも強敵だし、エムールさんとの因縁が強いのなら倒さなければならないからな!」
「確かに話を聞いた以上は、奴に立ち向かうしかないわね」
零夜はベルセルクを倒す事を決断し、それにマリー達も頷きながら同意する。エムールからの話を聞いた以上は放っておけず、自分達の手でベルセルクを倒す事を前から決意していたのだ。
「後はブッキングされるかどうかね。この事については明日相談しないと」
「そうそう。取り敢えずは明日に向けてゆっくり休むとするか!」
マーリンと杏の提案に全員が頷き、彼等は用意された部屋へと戻り始めた。今日の疲れを癒すだけでなく、ベルセルクを倒す技を手に入れる為にも……
(犬塚信乃……伝承で確認していたが、本当に実在していたとは驚いたな……)
零夜は信乃の活躍を見ながら興味津々に見た後、ウインドウの画面を切り替え始める。すると、初代ヒーローズエイトのメンバーのデータが掲載されているサイトページが載っていて、彼は迷わずそのサイトをクリックして確認し始める。
「なるほど……初代ヒーローズエイトのメンバーは八犬士なのか……そうだとは思ったけど……」
初代ヒーローズエイトのメンバーの画像がウインドウに映され、その内容に零夜は苦笑いしてしまう。それもその筈、初代ヒーローズエイトのメンバーは八犬士達で構成されているのだ。
メンバーは犬塚信乃、犬川荘助、犬飼現八、犬田小文吾、犬江親兵衛、犬坂毛野、犬山道節、犬村大角と言った八犬士で、かなりの実力を持っている。零夜達とは天地の差で、月とスッポンの実力と言えるだろう。
(あの方達は多くの戦いを乗り越えたからこそ、今がある……それに比べて俺は……)
零夜は自身の実力の無さにため息をついたその時、通りかかっていたアミリスが姿を現す。彼の様子を見た彼女は心配そうな表情をしていて、何も言わずに隣に座った。
「アミリス……見ていたのか?」
「うん。零夜、本当は無理していたんだよね?」
アミリスが気になった事を零夜に質問し、彼は俯きながらもコクリと頷く。
人間には強さもあるが、弱い部分もある。いくら勇気があって立ち向かおうとしても、不安な事があるのも無理はないだろう。
その後ろではミミ達がこっそりと聞いていて、心配そうな表情をしていた。零夜が不安な表情をしていたのが気になっていた以上、黙っている訳にはいかないのだ。
「ああ……俺はそんなに強くなんかない!プロレスラーになる為に努力をしていたのに、全ての世界の命運を担う者になるとは思わなかった!」
零夜は心の底から叫びながら、自身の弱さを暴露してしまう。
零夜は本来ならプロレスラーになる筈だったが、夢で見た出来事によって運命は変わり果ててしまった。更に彼は仲間思いの性格である為、皆を失う事に危機感を抱いている。
「俺が本当に選ばれし戦士なんかで良かったのか……今でも疑問に思っているんだ……」
零夜は身体を震わせながら弱気を見せてしまい、目に涙を浮かべていた。その様子を見たアミリスは彼の肩を優しく叩き、ニッコリと笑顔を見せる。
「そんな事ないわ。零夜はいつも皆の為に行動しているし、今回の件だって自ら率先して決意した。私はそれがとても嬉しかったわ」
アミリスは零夜に対して嬉しさ満開の笑顔を見せたと同時に、彼の手を優しく握る。その手の温もりはとても温かく、相手にまで伝わる程の優しさが込められていた。
「あなたは私達のリーダーとして相応しいし、不安になってしまうと皆も不安になる。だから弱気を見せないで、皆を引っ張って欲しい。それが私達からの願いよ」
「アミリス……ん?私達?」
アミリスの笑顔に零夜が笑みを浮かべそうになるが、突然の発言に疑問に思ってしまう。すると木の陰からミミ達がひょっこりと姿を現し、バレてしまったと苦笑いをしていたのだ。
「今の話……聞いていたのですか!?」
零夜は倫子達の姿に驚きを隠せず、彼女達は苦笑いしながら彼に近付き始める。こっそりと隠れていたのがバレた以上、白状せざるを得ないだろう。
「うん。零夜にこの様な一面があるとは驚いたからね。ミミちゃんから話は聞いたから」
「そうでしたか……」
倫子は苦笑いしながら一部始終を説明し、零夜が苦笑いの表情をしてしまう。するとミミが真剣な表情で彼に近付き、視線を合わせながらじっと見つめ始める。
「零夜は皆の為に戦うのはいいけど、無茶はし過ぎよ!」
「あだっ!」
ミミはジト目で零夜の額にデコピンし、彼はその衝撃で仰向けに倒れてしまう。
デコピンは人によって威力が違うが、ミミの場合だと人をあっという間にダウンさせる威力を持っている。更に強めにやれば人をぶっ飛ばせるどころか、死なせてしまう威力にまで発展してしまうだろう。
零夜はおでこを抑えながら起き上がったその時、ミミが彼を優しくムギュッと抱き締めてきた。突然の展開に零夜は驚きを隠せずにいるが、ミミはそんな事を気にせずによしよしと彼の頭を撫でる。
「その為にも私達がいるじゃない。ピンチの時こそ仲間が必要よ!」
「ミミ姉……」
ミミからの励ましを受けた零夜が真顔で呟いたその時、倫子とヒカリも彼にムギュッと抱き着いてきた。彼女達の温もりを感じ取ったのはいい事だが、周りから見れば羨ましさを感じてしまうのも無理ないだろう。
「私も零夜君がいるからこそ、ここまで来れた。私達も支える覚悟だから」
「ベルセルクやどんな敵が来ても、私達ならやれるわ!」
倫子とヒカリも、零夜に感謝しながら笑みを浮かべていた。彼が傍にいてくれなかったら、今の彼女達はここにいなかったのだろう。
更にエヴァ、ソニア、ルリカもお互い頷き合い、零夜達に次々と抱き着いてくる。それ程彼を信頼しているという証である以上、この行為をしてきたのだ。
「私も故郷の皆の仇を取る事が出来たし、あなたの事を好きになれたの」
「こんなに大切な仲間は二度と無いからな」
「私も皆さんと出会えた事に感謝しています!」
「零夜様がいるからこそ、今の私がいます!」
「勿論私達もよ!」
エヴァ達だけでなく、キララ達も感謝の言葉を零夜に伝えていた。それを聞いた零夜は口元を吊り上げ、すぐに立ち上がったと同時に前を向く。その様子だと吹っ切れたみたいだ。
「ありがとな。今は二つの強敵がいるが、俺達のやるべき事は一つだ」
「アークスレイヤーを壊滅させるのが、私達。しっかり果たさないと!」
零夜の宣言に美津代が代表して応え、それにマリー達も真剣な表情で頷く。一致団結の彼等だからこそ、その団結力はどのチームよりも遥かに高いと言えるだろう。
「その通りだ!ベルセルクとアルバータドラゴンを必ず倒し、ヒューラーの野望を終わらせるぞ!」
「「「おう!!」」」
零夜の宣言にミミ達は拳を上げて応え、この様子をトラマツとノースマン、サンペイはこっそりと見ていた。
「零夜……お前は一人じゃない。こんなにも仲間がいるからこそ、今のお前がいるんだ」
「勿論俺達もだ。さて、そろそろ彼奴等の元に向かわないとな」
「そうだな」
トラマツ、ノースマン、サンペイも零夜達の元に向かおうとしたその時、ジェニーが気になって零夜の元に近付く。
「けど、私達が戦うのはどちらなのでしょうか?アルバータドラゴンとベルセルクの二匹となっていますが……」
ジェニーの気になる質問に、マリー達も真剣な表情でどちらにするか悩み始める。風子達の方も同様に悩んでいるので、ここは先手で決めた方が得策だろう。
「それならもう決めてある。俺達は奴を倒しに向かうのみだ」
「その相手とは?」
零夜が笑みを浮かべながら既に戦う敵を決めていて、コーネリアが疑問に感じながら首を傾げる。
「ベルセルクだ。奴はアルバータドラゴンよりも強敵だし、エムールさんとの因縁が強いのなら倒さなければならないからな!」
「確かに話を聞いた以上は、奴に立ち向かうしかないわね」
零夜はベルセルクを倒す事を決断し、それにマリー達も頷きながら同意する。エムールからの話を聞いた以上は放っておけず、自分達の手でベルセルクを倒す事を前から決意していたのだ。
「後はブッキングされるかどうかね。この事については明日相談しないと」
「そうそう。取り敢えずは明日に向けてゆっくり休むとするか!」
マーリンと杏の提案に全員が頷き、彼等は用意された部屋へと戻り始めた。今日の疲れを癒すだけでなく、ベルセルクを倒す技を手に入れる為にも……
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
魔人に就職しました。
ミネラル・ウィンター
ファンタジー
殺気を利用した剣術の達人である男、最上 悟(さいじょう さとる)。彼は突然、異世界に転移してしまう。その異世界で出会った魔物に魔人と呼ばれながら彼は魔物と異世界で平和に暮らす事を目指し、その魔物達と共に村を作った。
だが平和な暮らしを望む彼を他所に魔物達の村には勇者という存在が突如襲い掛かるのだった―――
【ただいま修正作業中の為、投稿しなおしています】
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる