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第三章 花咲くロベリア革命
第七十九話 孤児達との出会い
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レジスタンスとの会議が終わった後、零夜達は今いる場所であるサンタカルナの街並を歩いていた。ここは反ジャコバンズ派の街となっているので、彼等は安心しながら思い思いに過ごせる事が出来るのだ。
「会議が終わったが、明日から基地への攻撃開始みたいですね」
「この一日はゆっくりして、思う存分羽休めしましょう」
日和と倫子の提案に全員が頷いたその時、前にある通りの方で屋台があるのを目撃する。そこには数人の子供がお店の前にいて、じっと何かを見つめていたのだ。
「ここって何屋さんかしら?」
ミミが屋台の方が気になって首を傾げる中、アミリスは冷静な表情でお店の屋台が何なのか考え始める。
「ロベリアといえばクレープ、ガレット、ハムにチーズ、ワッフル、栗にとうもろこし、中東のスナックもありだからね」
「そうなのか。じゃあ、その店で買ってみる!」
零夜は今いる人数が何人いるか確認し、屋台に寄って店主の方に視線を移す。
「らっしゃい。何個だい?」
「十八個で」
「お客さん、団体さんで来たのかい。ここでは一つ百ゴルドだけど、十個以上は一個五十ゴルドだよ」
「となると、九百ゴルドだな。お金は置いておく」
零夜が事前に財布から九百ゴルドを置き、店主はすぐに料理を始める。
「ん?」
すると零夜は、その料理の作り方を見て疑問に感じる。お玉に重曹を入れて混ぜ合わせ、するとそこからプクッと膨らんできたのだ。
(これって……もしかして……)
零夜がすぐにその料理の正体が分かったその時、店主が次々と料理を完成させ、箱に次々と入れてくれた。一箱は六個入りなので、合計三箱だ。
「あいよ」
「ありがとうございます」
零夜が料理入りの箱を三箱受け取ったその時、子供達が欲しがるかの様にじっと見ていた。どうやら彼等はお金を持っていないので、羨ましそうに見ていたに違いない。
それを見た彼は箱から一つの料理を取り出して、その場で二つに割り始める。そしてその半分を子供達にあげたのだ。
「ありがとう、お兄ちゃん!」
「気にするなよ。仲良く食べるんだぞ」
「うん!」
零夜は子供達に笑顔で声を掛けた後、そのまま箱を持ちながら皆の所に戻ってきた。
「良いの?零夜のは半分で」
「ああ。味については覚えているからな」
零夜は箱から料理を取り出して皆に渡した後、すぐに半分となっている料理を取ってそれを確認する。
(カルメ焼きか……まさかこの世界で食べる事になるとはな……)
零夜はカルメ焼きを食べながら心の中で思い、ヒカリ達もそのお菓子を見ながらサクサクと食べていた。
「まさかここでカルメ焼きを食べるなんてね……」
「懐かしくていい味しているよ」
「私も子供達に少しあげれば良かったかな……」
ミミ達もカルメ焼きを堪能する中、ヒカリは自身も零夜と同じ行動をすれば良かったと後悔していた。
するとこの話を聞いたコーネリアが気になり、カルメ焼きを食べながら彼女達を見る。
「ねえ。カルメ焼きを食べた事あるの?」
「元の世界ではね」
「じゃあ、今度元の世界に帰ったら、皆でカルメ焼きを作りましょう!」
「良いわね!」
コーネリアの提案にヒカリ達も賛同し、そのままワイワイ話し合い始める。この様子にトラマツ、ノースマン、零夜は苦笑いするしかなかった。
※
カルメ焼きを食べた零夜達は、次に向かう場所をどうするか皆で話し合いをしていた。
「カルメ焼き、美味しかったな。次は何処に行く?」
「そうね……ガラス細工のお店でも見に行く?」
「うん!良い花瓶を見つけるのもありかも!」
ミミ達がどれにするか話し合いながら歩く中、突然零夜が何かを感じて足を止めてしまう。その様子に皆が気になった表情をして、彼に視線を移す。
「どうしたの?」
「後ろから誰かが近付いてくるが……あれって……」
零夜が後ろを振り向くと、なんとカルメ焼きの店の前で出会った三人の子供が駆け付けて来たのだ。二人の男の子と一人の女の子だ。
「あっ、カルメ焼きのお兄ちゃん!もしかして……選ばれし戦士達の一人だよね?」
「そうだが……」
「実はお願いがあるの!私達の孤児院に来て欲しいの!」
「孤児院!?」
少女からのお願いに零夜は驚きを隠せず、ヒカリ達は気になりながら彼に視線を移していた。まさかカルメ焼きの時に出会った子供達が、孤児だとは思わなかっただろう。
「もしかして、この子達がそうなの?」
「そうです。ともかく案内してくれないか?お前等の孤児院で何かあったのか聞きたい」
零夜はヒカリの質問に応えた後、すぐに孤児達に視線を移して真剣な表情で頼み込む。それに彼等はもちろん承諾しながら頷いた。
「うん!あっ、私カトリーヌ!」
「俺はジャン」
「僕はノア。って、自己紹介はそのぐらいにして急ごう!」
ノア達三人は自己紹介をした後、零夜達と共に自身達が住む孤児院へ向かい出す。だが、この様子を一人の男がこっそりと見ている事に気付いてなかった。
※
それから数分後、ノア達の案内で孤児院に辿り着く。そこは普通の教会で、隣には施設となる家もある。まさに普通の孤児院其の物だ。
「ところで孤児達は何人ぐらいいるんだ?」
「十五人ぐらいはいるよ。一番小さいのは〇歳で、最高齢ぐらいは十一歳ぐらい。僕がそうだけどね」
零夜の質問にノアが笑顔で答える中、他の子供達が施設から次々と姿を現す。その数は十二人で、これで全員集合である。
「あっ!ノア兄ちゃん!」
「カトリーヌ姉ちゃんも!」
「やあ、皆。良い子にしていたかい?」
子供達がノア達に近付きながら笑顔で駆け寄った直後、零夜達を見て不思議そうな表情をする。
「このお兄ちゃん達は?」
「ああ。選ばれし戦士達さ。実は彼等にシスターを会わせなきゃいけないからね」
「そうなんだ……マリー女王様もいるなんて不思議だね」
子供達はミミ達に興味を持って近付き始め、そのまま彼女達は彼等の遊び相手をし始める。子供達と触れ合う事はあまり無かったので、非常にいい機会だと言えるだろう。
「よしよし。良い子ね」
「ほーら、たかいたかーい!」
ヒカリは幼稚園児ぐらいの男の子を抱き寄せながら、優しく頭を撫でている。倫子は赤ん坊の男の子の身体を上に上げていて、彼はキャッキャと喜んでいた。
ミミ達は鬼ごっこをしたり、アミリスは子供達に絵本を読んだりしている。しかし、零夜、トラマツ、ノースマンは参加していなかった。
「俺達こういうのは流石に……」
「だな」
零夜達が子供達と触れ合うのは慣れてないので、苦笑いをするしかなかった。
すると、施設の中からシスターが姿を現し、零夜達に近付いてくる。彼女は七十代の婆さんぐらいの年齢で、眼鏡を掛けているのだ。
「あなた達が選ばれし戦士達ね。ホムラの危機を救った者達と聞いているわ」
「大した事無いですが……」
シスターからの褒め言葉に零夜は照れ臭そうに頬を掻く。その様子に彼女は優しく微笑んでいた。
「私の名はシスターコルディ。今からあなた達にはこの孤児院の事について話す必要があるわ。ノア、あなたもサポートして貰うから付いてきて」
「はい」
コルディは零夜達に説明をした後、彼等とノアを連れてそのまま施設の中へと向かい出す。これから話す事は重要な事であり、緊迫した空気が流れようとしていたのだ。
「会議が終わったが、明日から基地への攻撃開始みたいですね」
「この一日はゆっくりして、思う存分羽休めしましょう」
日和と倫子の提案に全員が頷いたその時、前にある通りの方で屋台があるのを目撃する。そこには数人の子供がお店の前にいて、じっと何かを見つめていたのだ。
「ここって何屋さんかしら?」
ミミが屋台の方が気になって首を傾げる中、アミリスは冷静な表情でお店の屋台が何なのか考え始める。
「ロベリアといえばクレープ、ガレット、ハムにチーズ、ワッフル、栗にとうもろこし、中東のスナックもありだからね」
「そうなのか。じゃあ、その店で買ってみる!」
零夜は今いる人数が何人いるか確認し、屋台に寄って店主の方に視線を移す。
「らっしゃい。何個だい?」
「十八個で」
「お客さん、団体さんで来たのかい。ここでは一つ百ゴルドだけど、十個以上は一個五十ゴルドだよ」
「となると、九百ゴルドだな。お金は置いておく」
零夜が事前に財布から九百ゴルドを置き、店主はすぐに料理を始める。
「ん?」
すると零夜は、その料理の作り方を見て疑問に感じる。お玉に重曹を入れて混ぜ合わせ、するとそこからプクッと膨らんできたのだ。
(これって……もしかして……)
零夜がすぐにその料理の正体が分かったその時、店主が次々と料理を完成させ、箱に次々と入れてくれた。一箱は六個入りなので、合計三箱だ。
「あいよ」
「ありがとうございます」
零夜が料理入りの箱を三箱受け取ったその時、子供達が欲しがるかの様にじっと見ていた。どうやら彼等はお金を持っていないので、羨ましそうに見ていたに違いない。
それを見た彼は箱から一つの料理を取り出して、その場で二つに割り始める。そしてその半分を子供達にあげたのだ。
「ありがとう、お兄ちゃん!」
「気にするなよ。仲良く食べるんだぞ」
「うん!」
零夜は子供達に笑顔で声を掛けた後、そのまま箱を持ちながら皆の所に戻ってきた。
「良いの?零夜のは半分で」
「ああ。味については覚えているからな」
零夜は箱から料理を取り出して皆に渡した後、すぐに半分となっている料理を取ってそれを確認する。
(カルメ焼きか……まさかこの世界で食べる事になるとはな……)
零夜はカルメ焼きを食べながら心の中で思い、ヒカリ達もそのお菓子を見ながらサクサクと食べていた。
「まさかここでカルメ焼きを食べるなんてね……」
「懐かしくていい味しているよ」
「私も子供達に少しあげれば良かったかな……」
ミミ達もカルメ焼きを堪能する中、ヒカリは自身も零夜と同じ行動をすれば良かったと後悔していた。
するとこの話を聞いたコーネリアが気になり、カルメ焼きを食べながら彼女達を見る。
「ねえ。カルメ焼きを食べた事あるの?」
「元の世界ではね」
「じゃあ、今度元の世界に帰ったら、皆でカルメ焼きを作りましょう!」
「良いわね!」
コーネリアの提案にヒカリ達も賛同し、そのままワイワイ話し合い始める。この様子にトラマツ、ノースマン、零夜は苦笑いするしかなかった。
※
カルメ焼きを食べた零夜達は、次に向かう場所をどうするか皆で話し合いをしていた。
「カルメ焼き、美味しかったな。次は何処に行く?」
「そうね……ガラス細工のお店でも見に行く?」
「うん!良い花瓶を見つけるのもありかも!」
ミミ達がどれにするか話し合いながら歩く中、突然零夜が何かを感じて足を止めてしまう。その様子に皆が気になった表情をして、彼に視線を移す。
「どうしたの?」
「後ろから誰かが近付いてくるが……あれって……」
零夜が後ろを振り向くと、なんとカルメ焼きの店の前で出会った三人の子供が駆け付けて来たのだ。二人の男の子と一人の女の子だ。
「あっ、カルメ焼きのお兄ちゃん!もしかして……選ばれし戦士達の一人だよね?」
「そうだが……」
「実はお願いがあるの!私達の孤児院に来て欲しいの!」
「孤児院!?」
少女からのお願いに零夜は驚きを隠せず、ヒカリ達は気になりながら彼に視線を移していた。まさかカルメ焼きの時に出会った子供達が、孤児だとは思わなかっただろう。
「もしかして、この子達がそうなの?」
「そうです。ともかく案内してくれないか?お前等の孤児院で何かあったのか聞きたい」
零夜はヒカリの質問に応えた後、すぐに孤児達に視線を移して真剣な表情で頼み込む。それに彼等はもちろん承諾しながら頷いた。
「うん!あっ、私カトリーヌ!」
「俺はジャン」
「僕はノア。って、自己紹介はそのぐらいにして急ごう!」
ノア達三人は自己紹介をした後、零夜達と共に自身達が住む孤児院へ向かい出す。だが、この様子を一人の男がこっそりと見ている事に気付いてなかった。
※
それから数分後、ノア達の案内で孤児院に辿り着く。そこは普通の教会で、隣には施設となる家もある。まさに普通の孤児院其の物だ。
「ところで孤児達は何人ぐらいいるんだ?」
「十五人ぐらいはいるよ。一番小さいのは〇歳で、最高齢ぐらいは十一歳ぐらい。僕がそうだけどね」
零夜の質問にノアが笑顔で答える中、他の子供達が施設から次々と姿を現す。その数は十二人で、これで全員集合である。
「あっ!ノア兄ちゃん!」
「カトリーヌ姉ちゃんも!」
「やあ、皆。良い子にしていたかい?」
子供達がノア達に近付きながら笑顔で駆け寄った直後、零夜達を見て不思議そうな表情をする。
「このお兄ちゃん達は?」
「ああ。選ばれし戦士達さ。実は彼等にシスターを会わせなきゃいけないからね」
「そうなんだ……マリー女王様もいるなんて不思議だね」
子供達はミミ達に興味を持って近付き始め、そのまま彼女達は彼等の遊び相手をし始める。子供達と触れ合う事はあまり無かったので、非常にいい機会だと言えるだろう。
「よしよし。良い子ね」
「ほーら、たかいたかーい!」
ヒカリは幼稚園児ぐらいの男の子を抱き寄せながら、優しく頭を撫でている。倫子は赤ん坊の男の子の身体を上に上げていて、彼はキャッキャと喜んでいた。
ミミ達は鬼ごっこをしたり、アミリスは子供達に絵本を読んだりしている。しかし、零夜、トラマツ、ノースマンは参加していなかった。
「俺達こういうのは流石に……」
「だな」
零夜達が子供達と触れ合うのは慣れてないので、苦笑いをするしかなかった。
すると、施設の中からシスターが姿を現し、零夜達に近付いてくる。彼女は七十代の婆さんぐらいの年齢で、眼鏡を掛けているのだ。
「あなた達が選ばれし戦士達ね。ホムラの危機を救った者達と聞いているわ」
「大した事無いですが……」
シスターからの褒め言葉に零夜は照れ臭そうに頬を掻く。その様子に彼女は優しく微笑んでいた。
「私の名はシスターコルディ。今からあなた達にはこの孤児院の事について話す必要があるわ。ノア、あなたもサポートして貰うから付いてきて」
「はい」
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