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第一章 戦士達の集結
第三十五話 奴隷とのパートナー契約
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零夜達に闇の弓矢の雨が降り注いで絶体絶命となったその時、犬の獣人の奴隷が目を見開いたと同時に、魔術を発動し始めた。
「アラウンドホーリーバリア!」
なんと強力な光のバリアによって闇の弓矢の雨の攻撃を防ぐ事に成功し、光によって闇の弓矢は蒸発して消えてしまった。
「助かったわ。で、あなたの名前は?」
「私の名はルリカ!このぐらいお安い御用です!」
ルリカと呼ばれた犬の女性は、ヒカリのお礼に対して笑顔で返していた。彼女はボブヘアの髪型をしているのが特徴であり、心優しい性格なのだ。
「馬鹿な!こんな事が……」
ボルグレンは予想外の展開に呆然としていたその時、猫の獣人奴隷が駆け出したと同時に、彼の着用している指輪を奪い取ってしまった。
「な!」
「指輪は貰ったわ!」
猫の獣人奴隷はすぐに零夜達の元に移動したと同時に、そのままソニアに指輪を渡す。
「ありがとな。そう言えば名前を聞いてなかったが……」
「私はキララ!覚えておいてよね」
ソニアの質問にキララという女性は頬を膨らましながら自己紹介をする。彼女はピンクのウェーブのロングヘアでピンク猫の獣人である。更にミミと同じくツンデレなのだ。
「わしの指輪を返せ!」
ボルグレンが指輪を取り返そうとソニアに襲いかかるが、零夜の強烈な蹴りがボディーに当たってしまい、彼は勢いよく飛ばされて地面に背中を強打してしまう。どうやら指輪を奪い取られた事で弱体化してしまい、魔力も完全に消えていたのだ。
「今がチャンスだ!狼牙断空剣!」
「がは……!」
ノースマンはボルグレンが倒れているその隙に剣技を仕掛け、彼をそのまま斬り裂いて倒してしまう。斬り裂かれたボルグレンは血を口から吐いてしまい、斬り裂かれた跡は大量の血が流れていた。
「く、くそ……このわしが……こんな所で……」
ボルグレンはそのまま息絶えて塵となって消滅。同時に金貨が出現し、彼が使っていた剣も遺品として残されていた。
「ボルグレンを倒した事で、フルール基地は陥落か。ソニア、何か指輪については分かったのか?」
トラマツはボルグレンが倒した事を確認し、指輪を確認しているソニアに質問する。彼女はお宝の鑑定スキルを持っているので、どんなお宝でもその正体をすぐに確認する事が可能だ。
「こいつは魔力と能力を上昇させる闇の指輪だ。ボルグレンは普通の人間で、最初から魔力を持っていなかった。それを確認した何者かが彼にこの指輪を渡したに違いない」
「となると、アークスレイヤーの何者かが彼に指輪を渡していたという事か……」
ソニアからの説明を聞いたトラマツ達は真剣な表情で納得する中、ミミとヒカリ、アミリスは負傷した十八人の奴隷達の治療を行っていた。
傷は思ったよりは軽かったが、安静の為大人しくしなければならなくなっている。
「何から何まですみません。力になれなくて……」
「気にしないで。でも、こんなに多くの奴隷達はどうしたら良いのかしら……」
ミミが奴隷達をどうすれば良いのか困り果てていたその時、彼女達の目の前に魔法陣が姿を現し、その上に女神メディアと従者のリリアが姿を現す。
「おお!メディア様!」
メディア達の姿にトラマツは片膝をつき、ノースマンはお座りをして経緯を示す。
零夜達もトラマツと同じポーズをていて、メディアは彼等に視線を移す。
「久しぶりね、八人共。夢での出会い以来かしら?」
「ええ。それよりも何故ここに?」
「あなた達が奴隷を解放したのを見て、この事に関して提案があるの」
「提案ですか?」
メディアからの提案を聞いた零夜達は、気になる表情で彼女に視線を移していた。ルリカやキララ、更には負傷から回復していた奴隷達も同様の表情をしている。
「ええ。まず、負傷から回復していた彼女達は私の下で預けるの。彼女達の今後については話し合いながら決める事になるから」
メディアからの提案は負傷していた奴隷達を保護すると同時に、彼女達の就労支援などのサポートもするとの事だ。
メディアからの意見に零夜達だけでなく、奴隷達も納得の表情で承諾する事になった。
「それはいい考えですね。後は戦う者達がいれば鍛えておくのもありだと思います」
「その事についても考えておくわ。リリア、彼女達を案内して」
「はい!」
メディアの指示と同時に、リリアは彼女の邸宅へと繋がるワープゲートを召喚する。そのまま負傷から回復していた十八人の奴隷女性達を、次々とワープゲートの中に案内し始めた。
すると零夜達の方を見て自己紹介がまだだった事に気付き、メイド服のサロペットスカートを両手でつまみながら一礼する。
「自己紹介がまだでしたね。私はリリア。メディア様の従者でお世話係をしています!因みにトラマツとノースマンの先輩です!」
「こちらこそ宜しく頼む」
リリアの挨拶に零夜が代表して一礼し、十八人の奴隷女性達は全員ゲートの中に入った。
しかし、ルリカとキララだけはゲートの中に入ろうとはせず、零夜達に視線を移していた。
「ルリカとキララは入らないの?」
ミミがルリカとキララがゲートの中に入らない事を気になって質問し、彼女達はコクリと頷きながら真剣な表情で前を向く。
「私達は怪我をせずにボルグレンを倒す事に貢献しましたし、今後はあなた達の力となって戦います!」
「どんな相手であろうとも、私達は一歩も引かない。その覚悟は出来ているから!」
ルリカとキララの真剣な眼差しでの決意に、零夜達もこの件に関してはお互い頷き合いながら承諾する事にした。味方は多い方が楽しいだけでなく、今後の戦いにも有利になるだろう。
「了解。二人共、これから宜しくな!」
零夜の笑顔にルリカとキララも笑顔で返しながら応えたその時、ミミがある事を思い付く。
それは、前にヒューゴから講習を受けていた時、選ばれし戦士達は奴隷と契約が可能だという事だ。
ミミはその事をルリカとキララに真剣な表情で説明し始める。
「言い忘れていたけど、私達は奴隷やそれぞれのパートナーと契約する事が出来るの。契約できる人数はどのぐらいか分からないけど、あなた達は私達と契約する気はあるの?」
ミミの話を聞いたルリカとキララは真剣に考え始めるが、彼女達は前を向いたと同時にすぐに決断する。
「それでも構いません。私達はあなたの力になる為なら、どんな困難でも乗り越えます!」
「私も同じ。すぐに契約を始めましょう!」
ルリカとキララは零夜達と共に戦う為なら、契約する事になっても大丈夫との事だ。彼女達は自身を助けてくれた恩を返す為なら、どんな事でもやり抜く覚悟を持っている。
その様子に零夜は自分と同じ姿を感じ取り、勿論笑みを浮かべながら承諾する。ミミや倫子達苦笑いしながらも承諾する事を決意した。
「あなた達の覚悟は分かったわ。じゃあ、契約しないとね」
ミミは苦笑いしながらもルリカとキララの契約をする事を決断し、彼女達はコクリと頷きながらすぐに契約を行い始める。
パートナー契約は選ばれし戦士達がパートナーになる奴隷などに対し、握手や抱き合う事などのスキンシップと同時に契約魔術を唱える。それが成功すれば契約完了という事だ。
「じゃあ、始めようか」
「はい」
「準備はいい?」
「勿論よ!」
零夜はルリカ、ミミはキララをムギュッと抱き締め、そのまま契約魔術を唱え始める。
すると、二組の周りに魔法陣が展開され、そのまま術式の文字が次々と浮かび上がって契約の手続きを行い始めた。
「これが……契約魔術……」
「凄い……」
この光景にエヴァとアミリスが息を飲みながら見守る中、魔法陣と術式文字が消えてしまつまた。
それと同時に零夜とルリカ、ミミとキララの契約の手続きは終わりを告げたのだ。
「契約はどうなったのか……」
零夜とミミはすぐにバングルを起動させ、ウインドウを開く。すると、契約画面にルリカとキララの名前が載っていたのだ。
「契約成功したわ!宜しくね、キララ!」
「ええ!お互い頑張りましょう!」
「ルリカ、お互い頑張ろうぜ!」
「はい!零夜様!」
零夜とルリカ、ミミとキララ。パートナー契約を結んだ選ばれし戦士達の二組が誕生した。それと同時に倫子達も一斉に駆けつけて、抱き合いながら盛大に祝福し始めた。
「やれやれ。これからが大変だな」
この様子にトラマツは苦笑いしていて、ノースマン、メディア、リリアは微笑んでいたのだった。
「アラウンドホーリーバリア!」
なんと強力な光のバリアによって闇の弓矢の雨の攻撃を防ぐ事に成功し、光によって闇の弓矢は蒸発して消えてしまった。
「助かったわ。で、あなたの名前は?」
「私の名はルリカ!このぐらいお安い御用です!」
ルリカと呼ばれた犬の女性は、ヒカリのお礼に対して笑顔で返していた。彼女はボブヘアの髪型をしているのが特徴であり、心優しい性格なのだ。
「馬鹿な!こんな事が……」
ボルグレンは予想外の展開に呆然としていたその時、猫の獣人奴隷が駆け出したと同時に、彼の着用している指輪を奪い取ってしまった。
「な!」
「指輪は貰ったわ!」
猫の獣人奴隷はすぐに零夜達の元に移動したと同時に、そのままソニアに指輪を渡す。
「ありがとな。そう言えば名前を聞いてなかったが……」
「私はキララ!覚えておいてよね」
ソニアの質問にキララという女性は頬を膨らましながら自己紹介をする。彼女はピンクのウェーブのロングヘアでピンク猫の獣人である。更にミミと同じくツンデレなのだ。
「わしの指輪を返せ!」
ボルグレンが指輪を取り返そうとソニアに襲いかかるが、零夜の強烈な蹴りがボディーに当たってしまい、彼は勢いよく飛ばされて地面に背中を強打してしまう。どうやら指輪を奪い取られた事で弱体化してしまい、魔力も完全に消えていたのだ。
「今がチャンスだ!狼牙断空剣!」
「がは……!」
ノースマンはボルグレンが倒れているその隙に剣技を仕掛け、彼をそのまま斬り裂いて倒してしまう。斬り裂かれたボルグレンは血を口から吐いてしまい、斬り裂かれた跡は大量の血が流れていた。
「く、くそ……このわしが……こんな所で……」
ボルグレンはそのまま息絶えて塵となって消滅。同時に金貨が出現し、彼が使っていた剣も遺品として残されていた。
「ボルグレンを倒した事で、フルール基地は陥落か。ソニア、何か指輪については分かったのか?」
トラマツはボルグレンが倒した事を確認し、指輪を確認しているソニアに質問する。彼女はお宝の鑑定スキルを持っているので、どんなお宝でもその正体をすぐに確認する事が可能だ。
「こいつは魔力と能力を上昇させる闇の指輪だ。ボルグレンは普通の人間で、最初から魔力を持っていなかった。それを確認した何者かが彼にこの指輪を渡したに違いない」
「となると、アークスレイヤーの何者かが彼に指輪を渡していたという事か……」
ソニアからの説明を聞いたトラマツ達は真剣な表情で納得する中、ミミとヒカリ、アミリスは負傷した十八人の奴隷達の治療を行っていた。
傷は思ったよりは軽かったが、安静の為大人しくしなければならなくなっている。
「何から何まですみません。力になれなくて……」
「気にしないで。でも、こんなに多くの奴隷達はどうしたら良いのかしら……」
ミミが奴隷達をどうすれば良いのか困り果てていたその時、彼女達の目の前に魔法陣が姿を現し、その上に女神メディアと従者のリリアが姿を現す。
「おお!メディア様!」
メディア達の姿にトラマツは片膝をつき、ノースマンはお座りをして経緯を示す。
零夜達もトラマツと同じポーズをていて、メディアは彼等に視線を移す。
「久しぶりね、八人共。夢での出会い以来かしら?」
「ええ。それよりも何故ここに?」
「あなた達が奴隷を解放したのを見て、この事に関して提案があるの」
「提案ですか?」
メディアからの提案を聞いた零夜達は、気になる表情で彼女に視線を移していた。ルリカやキララ、更には負傷から回復していた奴隷達も同様の表情をしている。
「ええ。まず、負傷から回復していた彼女達は私の下で預けるの。彼女達の今後については話し合いながら決める事になるから」
メディアからの提案は負傷していた奴隷達を保護すると同時に、彼女達の就労支援などのサポートもするとの事だ。
メディアからの意見に零夜達だけでなく、奴隷達も納得の表情で承諾する事になった。
「それはいい考えですね。後は戦う者達がいれば鍛えておくのもありだと思います」
「その事についても考えておくわ。リリア、彼女達を案内して」
「はい!」
メディアの指示と同時に、リリアは彼女の邸宅へと繋がるワープゲートを召喚する。そのまま負傷から回復していた十八人の奴隷女性達を、次々とワープゲートの中に案内し始めた。
すると零夜達の方を見て自己紹介がまだだった事に気付き、メイド服のサロペットスカートを両手でつまみながら一礼する。
「自己紹介がまだでしたね。私はリリア。メディア様の従者でお世話係をしています!因みにトラマツとノースマンの先輩です!」
「こちらこそ宜しく頼む」
リリアの挨拶に零夜が代表して一礼し、十八人の奴隷女性達は全員ゲートの中に入った。
しかし、ルリカとキララだけはゲートの中に入ろうとはせず、零夜達に視線を移していた。
「ルリカとキララは入らないの?」
ミミがルリカとキララがゲートの中に入らない事を気になって質問し、彼女達はコクリと頷きながら真剣な表情で前を向く。
「私達は怪我をせずにボルグレンを倒す事に貢献しましたし、今後はあなた達の力となって戦います!」
「どんな相手であろうとも、私達は一歩も引かない。その覚悟は出来ているから!」
ルリカとキララの真剣な眼差しでの決意に、零夜達もこの件に関してはお互い頷き合いながら承諾する事にした。味方は多い方が楽しいだけでなく、今後の戦いにも有利になるだろう。
「了解。二人共、これから宜しくな!」
零夜の笑顔にルリカとキララも笑顔で返しながら応えたその時、ミミがある事を思い付く。
それは、前にヒューゴから講習を受けていた時、選ばれし戦士達は奴隷と契約が可能だという事だ。
ミミはその事をルリカとキララに真剣な表情で説明し始める。
「言い忘れていたけど、私達は奴隷やそれぞれのパートナーと契約する事が出来るの。契約できる人数はどのぐらいか分からないけど、あなた達は私達と契約する気はあるの?」
ミミの話を聞いたルリカとキララは真剣に考え始めるが、彼女達は前を向いたと同時にすぐに決断する。
「それでも構いません。私達はあなたの力になる為なら、どんな困難でも乗り越えます!」
「私も同じ。すぐに契約を始めましょう!」
ルリカとキララは零夜達と共に戦う為なら、契約する事になっても大丈夫との事だ。彼女達は自身を助けてくれた恩を返す為なら、どんな事でもやり抜く覚悟を持っている。
その様子に零夜は自分と同じ姿を感じ取り、勿論笑みを浮かべながら承諾する。ミミや倫子達苦笑いしながらも承諾する事を決意した。
「あなた達の覚悟は分かったわ。じゃあ、契約しないとね」
ミミは苦笑いしながらもルリカとキララの契約をする事を決断し、彼女達はコクリと頷きながらすぐに契約を行い始める。
パートナー契約は選ばれし戦士達がパートナーになる奴隷などに対し、握手や抱き合う事などのスキンシップと同時に契約魔術を唱える。それが成功すれば契約完了という事だ。
「じゃあ、始めようか」
「はい」
「準備はいい?」
「勿論よ!」
零夜はルリカ、ミミはキララをムギュッと抱き締め、そのまま契約魔術を唱え始める。
すると、二組の周りに魔法陣が展開され、そのまま術式の文字が次々と浮かび上がって契約の手続きを行い始めた。
「これが……契約魔術……」
「凄い……」
この光景にエヴァとアミリスが息を飲みながら見守る中、魔法陣と術式文字が消えてしまつまた。
それと同時に零夜とルリカ、ミミとキララの契約の手続きは終わりを告げたのだ。
「契約はどうなったのか……」
零夜とミミはすぐにバングルを起動させ、ウインドウを開く。すると、契約画面にルリカとキララの名前が載っていたのだ。
「契約成功したわ!宜しくね、キララ!」
「ええ!お互い頑張りましょう!」
「ルリカ、お互い頑張ろうぜ!」
「はい!零夜様!」
零夜とルリカ、ミミとキララ。パートナー契約を結んだ選ばれし戦士達の二組が誕生した。それと同時に倫子達も一斉に駆けつけて、抱き合いながら盛大に祝福し始めた。
「やれやれ。これからが大変だな」
この様子にトラマツは苦笑いしていて、ノースマン、メディア、リリアは微笑んでいたのだった。
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