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第一章 戦士達の集結
第九話 それぞれの武器
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「やれやれ……なんとか奴等を追い払う事ができたな……」
控室では零夜達が椅子に座りながら身体を休めていて、トラマツが彼等に飲み物を渡す。
彼等の服は既に元に戻っていて、この世界では戦いが終わると自動的に服が戻ってしまう仕組みとなっているのだ。
「お疲れ様!なんとか無事に追い払う事ができて良かったよ!」
「うん……でも、私達があんな動きをするなんて驚いたわ。このバングルのお陰かもね」
ヒカリは自身の手首に装着しているバングルを見ながら、ペットボトルのお茶を一口飲む。このバングルが無かったらベクトルによって返り討ちにされていたのかも知れないし、予想外の動きもできなかっただろう。
「そのバングルは選ばれし戦士達にしか装着できない『マジカルバングル』だ」
「マジカルバングル?」
トラマツの説明にミミ達は疑問に思いながら首を傾げる。この様なバングルは初めて見た事がないのも無理はない。
「それはスマホの様に通信や検索などできたりするだけでなく、自身や仲間、敵のステータスの確認、更には自らの意思で今の戦闘衣装に着替えたり、一部はモンスターを召喚したりするなどできるのさ」
「そうなの……じゃあ、折角だから……」
トラマツの話を聞いたミミ、ヒカリ、倫子はバングルを操作してウィンドウを開き、今の服を戦闘衣装に変え始める。
どうやらそれ等の服の着心地が気に入ったみたいで、三人は服を引っ張ってみたり、お互い抱き合いながら感触を確かめていた。
「うん!この感触が大好き!」
「動きやすいし、ピッタリ!」
「裸オーバーオールも悪くないかも!」
三人は笑顔になり、そのまま積極的にスキンシップを始める。
この光景に零夜達は苦笑いをしてしまうのも無理はない。
「すっかり気に入ってるな……」
「ああ。女性はお互いの肌を触りながらスキンシップを好んでいるからな……」
「取り敢えず零夜もバングルを使って何か操作してみなよ」
「そうだな……俺のステータスは……」
零夜も自身の右手首に装着されているバングルを操作してウィンドウを開き、自身のステータスを確認する。
東零夜
レベル2
武器:忍者刀☓2、手裏剣、苦無、火薬玉
スキル一覧:韋駄天、跳躍力、変化術、属性忍法
「なるほど。こうなっているのか……スキルに関してはともかく、武器に関しては変えられないのか?」
自身のステータスを見ながら零夜は真剣な表情をしている中、彼からの質問にトラマツは難しそうな表情をする。
「武器の方変更できないけど、自身の決められた武器に素材を埋め込むと、様々な武器に変化する事ができるよ」
「なるほど。じゃあ、古い電池を忍者刀に入れてみるけど、どうやって素材を埋め込むんだ?」
「忍者刀の柄の部分にオーブが埋め込まれている。そこに素材を入れてご覧」
トラマツの説明を受けた零夜は納得の表情をした後、懐から古い電池を取り出し、忍者刀を召喚する。
武器をじっくりと確認する中、オーブが柄の部分にある事を確認する。そのオーブは青く光輝いて、まるで水晶玉のようだった。
「これがオーブか。早速電池を……」
零夜はすぐに電池をオーブに当てると、電池はオーブの中に入った。
すると忍者刀は鞘ごと変化して新たな姿に変化し、黒い鞘に雷の模様が映し出されている。
更に忍者刀を鞘から引き抜くと、刀身の色は黄色っぽく、バチバチと雷のオーラが纏っていた。「雷光」という文字も刀身に刻まれていて、まさに名刀クラスと言えるだろう。
「見事だな。正式名称を見てみるか」
零夜はバングルを起動させてウィンドウを召喚する。現在の刀を確認すると、その武器の名が表示される。
雷光刀
電気を帯びた刀で、痺れを伴う電流斬撃、放電、雷などの電気攻撃を得意とする。
「雷光刀か……初めての能力武器については悪くないな」
零夜が武器の変化に感心しつつ、自身の武器である雷光刀を鞘に収める。するとスキンシップをしていたミミ達が彼等の方に視線を移す。
彼の手には新しく変わった忍者刀があり、それを見ていたミミ達はぷくーっと風船みたいに頬を膨らましてしまう。
「あーっ!武器を新しくするなんてズルい!」
「ウチなんか武器なんて無いのに!」
「私もやりたい!」
ミミ達が羨ましそうな表情をしていてズルいと叫び、トラマツは申し訳無さのあまり冷や汗を流してしまう。
「ごめんごめん。君達の武器にもオーブが付いているから。あと、倫子にはこれをあげるよ」
トラマツは三人に謝罪したと同時に、特殊バッグを開いてその中から黒いガントレットを取り出す。
メタルブラックカラーのデザインで魔力が込められているのだ。するとガントレットは宙に浮かび、倫子の両手に自動装着された。
「ウィザードガントレット。魔術を出す事ができるガントレットで、魔術と格闘を使う戦士としては最適だ」
トラマツの説明を受けた倫子はすぐにガントレットを装着してそのまま実感を確かめる。
それはとても頑強で感触もよく、身軽さもあって使いやすい。
「なかなかいいガントレットね。ありがと」
「どう致しまして。じゃあ、まずは倫子のウィザードガントレットに石を入れてみよう」
トラマツは石をウィザードガントレットの左の手甲に付いているオーブに当てる。
すると石はオーブに吸い込まれ、ガントレットは岩の様な硬さのガントレットに姿を変えた。色は茶色となっていて、まるでゴーレムの手の様なデザインだ。
「えーっと、これは……」
倫子は今のガントレットの姿を疑問に思いながらウィンドウを開き、ステータスを確認する。
ロックガントレット
岩の様な硬さのガントレット。攻撃と防御がとても高く、岩の魔術を繰り出す事が可能。
「岩の魔術か……こういうのもありかもね」
倫子がロックガントレットを見ながら微笑む中、それを見たミミとヒカリも素材を入れてチャレンジしようとする。
「私達もやってみましょう!」
「ええ!」
ミミはお茶に付いている水滴、ヒカリは後楽園の外で拾った木の葉をそれぞれの武器のオーブに当て始める。すると水滴と木の葉はオーブに吸い込まれ、新たな武器へと変化した。
ミミのリングブレードには水のオーラが宿っていて、刃も青っぽい色になっている。ヒカリの剣も鞘の色が緑色になっただけでなく、刃も葉っぱの模様が描かれているのだ。
ミミとヒカリは自身のそれぞれの武器を確認する為、バングルを起動させてウインドウを開く。
アクアリングブレード
水のオーラを纏い、水攻撃は勿論、水の斬撃を得意とする。また、味方に対して状態異常、体力を回復する事が可能。
リーフブレード
草木の斬撃を得意としていて、味方に対して状態異常、体力を回復する事が可能。また、地面から木や草を生やす事が可能。
「なるほど。奥が深いみたいね」
「やってみるとなんだか楽しいかも」
自身の新たな武器を確認したミミとヒカリは微笑んでいて、零夜は自身の武器の解放条件などをウィンドウで調べながら楽しんでいた。
「レベルアップによって様々な姿に変化するのか……色々と奥深く感じるな。」
「まあね。今から説明するのはこれから行く世界。それはかなり重要な話になるが、準備はできているか?」
トラマツは突然真剣な表情に変わって零夜達に説明するが、彼等はコクリと真剣な表情で頷く。
「勿論大丈夫だ。」
「そうか。では、今から説明するね」
トラマツはウインドウを召喚したと同時に皆に説明をし始める。それと同時に異世界への出発も進まれようとしていたのだった。
控室では零夜達が椅子に座りながら身体を休めていて、トラマツが彼等に飲み物を渡す。
彼等の服は既に元に戻っていて、この世界では戦いが終わると自動的に服が戻ってしまう仕組みとなっているのだ。
「お疲れ様!なんとか無事に追い払う事ができて良かったよ!」
「うん……でも、私達があんな動きをするなんて驚いたわ。このバングルのお陰かもね」
ヒカリは自身の手首に装着しているバングルを見ながら、ペットボトルのお茶を一口飲む。このバングルが無かったらベクトルによって返り討ちにされていたのかも知れないし、予想外の動きもできなかっただろう。
「そのバングルは選ばれし戦士達にしか装着できない『マジカルバングル』だ」
「マジカルバングル?」
トラマツの説明にミミ達は疑問に思いながら首を傾げる。この様なバングルは初めて見た事がないのも無理はない。
「それはスマホの様に通信や検索などできたりするだけでなく、自身や仲間、敵のステータスの確認、更には自らの意思で今の戦闘衣装に着替えたり、一部はモンスターを召喚したりするなどできるのさ」
「そうなの……じゃあ、折角だから……」
トラマツの話を聞いたミミ、ヒカリ、倫子はバングルを操作してウィンドウを開き、今の服を戦闘衣装に変え始める。
どうやらそれ等の服の着心地が気に入ったみたいで、三人は服を引っ張ってみたり、お互い抱き合いながら感触を確かめていた。
「うん!この感触が大好き!」
「動きやすいし、ピッタリ!」
「裸オーバーオールも悪くないかも!」
三人は笑顔になり、そのまま積極的にスキンシップを始める。
この光景に零夜達は苦笑いをしてしまうのも無理はない。
「すっかり気に入ってるな……」
「ああ。女性はお互いの肌を触りながらスキンシップを好んでいるからな……」
「取り敢えず零夜もバングルを使って何か操作してみなよ」
「そうだな……俺のステータスは……」
零夜も自身の右手首に装着されているバングルを操作してウィンドウを開き、自身のステータスを確認する。
東零夜
レベル2
武器:忍者刀☓2、手裏剣、苦無、火薬玉
スキル一覧:韋駄天、跳躍力、変化術、属性忍法
「なるほど。こうなっているのか……スキルに関してはともかく、武器に関しては変えられないのか?」
自身のステータスを見ながら零夜は真剣な表情をしている中、彼からの質問にトラマツは難しそうな表情をする。
「武器の方変更できないけど、自身の決められた武器に素材を埋め込むと、様々な武器に変化する事ができるよ」
「なるほど。じゃあ、古い電池を忍者刀に入れてみるけど、どうやって素材を埋め込むんだ?」
「忍者刀の柄の部分にオーブが埋め込まれている。そこに素材を入れてご覧」
トラマツの説明を受けた零夜は納得の表情をした後、懐から古い電池を取り出し、忍者刀を召喚する。
武器をじっくりと確認する中、オーブが柄の部分にある事を確認する。そのオーブは青く光輝いて、まるで水晶玉のようだった。
「これがオーブか。早速電池を……」
零夜はすぐに電池をオーブに当てると、電池はオーブの中に入った。
すると忍者刀は鞘ごと変化して新たな姿に変化し、黒い鞘に雷の模様が映し出されている。
更に忍者刀を鞘から引き抜くと、刀身の色は黄色っぽく、バチバチと雷のオーラが纏っていた。「雷光」という文字も刀身に刻まれていて、まさに名刀クラスと言えるだろう。
「見事だな。正式名称を見てみるか」
零夜はバングルを起動させてウィンドウを召喚する。現在の刀を確認すると、その武器の名が表示される。
雷光刀
電気を帯びた刀で、痺れを伴う電流斬撃、放電、雷などの電気攻撃を得意とする。
「雷光刀か……初めての能力武器については悪くないな」
零夜が武器の変化に感心しつつ、自身の武器である雷光刀を鞘に収める。するとスキンシップをしていたミミ達が彼等の方に視線を移す。
彼の手には新しく変わった忍者刀があり、それを見ていたミミ達はぷくーっと風船みたいに頬を膨らましてしまう。
「あーっ!武器を新しくするなんてズルい!」
「ウチなんか武器なんて無いのに!」
「私もやりたい!」
ミミ達が羨ましそうな表情をしていてズルいと叫び、トラマツは申し訳無さのあまり冷や汗を流してしまう。
「ごめんごめん。君達の武器にもオーブが付いているから。あと、倫子にはこれをあげるよ」
トラマツは三人に謝罪したと同時に、特殊バッグを開いてその中から黒いガントレットを取り出す。
メタルブラックカラーのデザインで魔力が込められているのだ。するとガントレットは宙に浮かび、倫子の両手に自動装着された。
「ウィザードガントレット。魔術を出す事ができるガントレットで、魔術と格闘を使う戦士としては最適だ」
トラマツの説明を受けた倫子はすぐにガントレットを装着してそのまま実感を確かめる。
それはとても頑強で感触もよく、身軽さもあって使いやすい。
「なかなかいいガントレットね。ありがと」
「どう致しまして。じゃあ、まずは倫子のウィザードガントレットに石を入れてみよう」
トラマツは石をウィザードガントレットの左の手甲に付いているオーブに当てる。
すると石はオーブに吸い込まれ、ガントレットは岩の様な硬さのガントレットに姿を変えた。色は茶色となっていて、まるでゴーレムの手の様なデザインだ。
「えーっと、これは……」
倫子は今のガントレットの姿を疑問に思いながらウィンドウを開き、ステータスを確認する。
ロックガントレット
岩の様な硬さのガントレット。攻撃と防御がとても高く、岩の魔術を繰り出す事が可能。
「岩の魔術か……こういうのもありかもね」
倫子がロックガントレットを見ながら微笑む中、それを見たミミとヒカリも素材を入れてチャレンジしようとする。
「私達もやってみましょう!」
「ええ!」
ミミはお茶に付いている水滴、ヒカリは後楽園の外で拾った木の葉をそれぞれの武器のオーブに当て始める。すると水滴と木の葉はオーブに吸い込まれ、新たな武器へと変化した。
ミミのリングブレードには水のオーラが宿っていて、刃も青っぽい色になっている。ヒカリの剣も鞘の色が緑色になっただけでなく、刃も葉っぱの模様が描かれているのだ。
ミミとヒカリは自身のそれぞれの武器を確認する為、バングルを起動させてウインドウを開く。
アクアリングブレード
水のオーラを纏い、水攻撃は勿論、水の斬撃を得意とする。また、味方に対して状態異常、体力を回復する事が可能。
リーフブレード
草木の斬撃を得意としていて、味方に対して状態異常、体力を回復する事が可能。また、地面から木や草を生やす事が可能。
「なるほど。奥が深いみたいね」
「やってみるとなんだか楽しいかも」
自身の新たな武器を確認したミミとヒカリは微笑んでいて、零夜は自身の武器の解放条件などをウィンドウで調べながら楽しんでいた。
「レベルアップによって様々な姿に変化するのか……色々と奥深く感じるな。」
「まあね。今から説明するのはこれから行く世界。それはかなり重要な話になるが、準備はできているか?」
トラマツは突然真剣な表情に変わって零夜達に説明するが、彼等はコクリと真剣な表情で頷く。
「勿論大丈夫だ。」
「そうか。では、今から説明するね」
トラマツはウインドウを召喚したと同時に皆に説明をし始める。それと同時に異世界への出発も進まれようとしていたのだった。
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