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第二章 追放奴隷のシルバーウルフ
第72話 合流
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パルルがこの場に現れた事によって、戦いは一旦中断する事に。彼女の姿を見た裕二は真剣な表情をしながら、ギロリと真剣な表情で睨み付けていた。
「パルル!何をしに来た!まだ俺は奴との戦いを終わらせてない……って、服を脱ぐな!」
「嫌だ!熱いの嫌!Tシャツ脱いで開放的になりたい!」
裕二は零夜を指さしながら今の状況を説明しているが、彼女は聞く耳持たずにTシャツをたくし上げて脱ごうとしていた。それに裕二は慌てながらパルルの服を脱がすのを止めに入るが、彼女は抵抗しながら嫌がっているのだ。
「おーい……お前ロリコンか?」
「違う!俺はロリコンじゃない!誰がこんな奴に興味を持つか!」
零夜はジト目で裕二に質問するが、彼は赤面しながら反論する。彼は小学生や幼い子供に関しては興味がないので、パルルに関しても興味がないと言えるだろう。それを聞いた彼女は脱ぐのを止めて、ぷくーっと頬を膨らましたのだ。
「こんな奴とはどういう事かな?私をバカにしているのかな?」
パルルは突如黒い笑みを浮かべたと同時に、背後から悪魔のオーラが溢れ出してくる。彼女は怒らせてしまえばとんでもない実力を発揮しそうなので、触らぬ神に祟り無しである。
「すまない……俺が悪かった。で、何しに来たんだ?」
裕二は一礼しながらパルルに謝罪した直後、彼は彼女が何故ここに来たのかを質問する。それを聞いたパルルはすぐに怒りを収めたと同時に、笑みを浮かべながら彼に視線を移していく。
「ボスからの指令だよ。八犬士の中でも危険人物である零夜を始末しろと言った事は分かるよね?」
「ああ。その事については知っているし、ゲルガーからの依頼である事も分かっている。それがどうした?」
「あれって時間が限られているんだよね。任務は失敗。すぐに帰れってさ」
「なんだと⁉」
パルルからの報告を聞いた裕二は驚きを隠せず、まさかの帰還命令に呆然としてしまう。あと少しで倒せるところだったが、ここで時間切れだという事を知らずにいた。話を最後まで聞かなければこんな事にはならず、パルルがこの場に現れる事もなかったのだろう。
「まさか時間切れとは知らずにいたが……命令である以上、背に腹は代えられないな……」
裕二は盛大なため息をついた後、ようやく任務失敗である事を自覚する。そのまま彼は真剣な表情をしたと同時に、零夜に視線を移していく。
「俺が任務を失敗したのはお前が初めてだ。だが……次戦う時が来た時は……お前を殺す。それだけだ!」
裕二はパルルに近付いたと同時に、二人の足元に魔法陣が展開される。そのまま彼等はその場から転移してしまい、跡には何も残らなかった。
「……神田裕二。奴とはまた戦う日が来るかもな……俺もその時に向けて強くならないとな……」
零夜は裕二とは再び会いまみえる日が来ると思いながら、真剣な表情でその跡を見つめていた。恐らく彼との戦いは余程の事が無い限り、終わる事はないだろう。
すると零夜の前に床から大きな扉が姿を現し、そのまま自動で開いていく。その先はこの要塞の最上階であり、この階にはボスであるゲルガーが待ち構えているのだ。
(まさか扉が出現するとは驚いたが、恐らくこの戦いを乗り切った証かも知れないな。本当はまだまだやりたい気持ちがあったけど……取りあえずはゲルガーを倒す為、先に行くとするか!)
零夜は扉の出現に内心驚いていたが、ここから最上階に行ける事は儲けと言える。裕二との一騎打ちの戦いを乗り切る事ができたからこそ、この扉が出てきたんじゃないかと感じているだろう。しかし裕二と戦いたい気持ちがあるかも知れないが、今の目標を考えたと同時に扉の中へと入ったのだった。
※
扉から出た零夜は、要塞の最上階へと辿り着く。そこには待ち構えているゲルガーの部屋があるので、後は彼のいる部屋を探せば問題ない。因みに先ほど通った大きな扉に関しては、光の粒となって消滅して消えてしまったのだ。
「さて、ゲルガーのいる部屋を探すとするか……奴は一体何処にいるのか……」
零夜がゲルガーのいる部屋を探しに向かおうとしたその時、何処からか殴る音が聞こえてくる。恐らく下の階で乱闘が行われているに違いないが、倫子達が絡んでいる可能性が高いと言えるだろう。
「今の音は乱闘の様だが……まさかあいつ等がここに来る筈はないと思うけどな」
零夜が苦笑いしながらゲルガーのいる部屋を探そうとしたその時、目の前に何処からかインプヒューマンが殴り飛ばされているのが見えた。彼はそのまま壁に激突してしまい、光の粒となって消滅してしまったのだ。その跡には勿論素材であるインプの角と、大量の金貨が置かれている。
「今、インプヒューマンが飛ばされていたのが見えたような……あっ、まただ!」
零夜が音のした方に視線を移した途端、今度はゴブリンが殴り飛ばされて床に激突してしまった。彼も同様に消滅してしまい、ゴブリンの皮と金貨に変化。すると倫子が駆け出しながら姿を現していて、零夜は目を見開きながら驚きを隠せずにいた。
「あっ!倫子さん!」
「……うう……零夜くううううううん‼」
零夜が倫子の姿を見て叫んだ直後、彼女は彼の姿に視線を合わせる。すると彼女の目に涙が浮かんだと同時に、我慢できずに駆け出してきたのだ。しかも全速力で駆け出しているので、このままぶつかったら事故になるのは確定と言えるだろう。
「うわっ!」
当然零夜は飛び込んできた倫子を盛大に受け止め、勢いよく倒れて床を引きずってしまった。背中に痛みがまだ残っているが、ようやく仲間と合流できた事はとても嬉しく感じているのだ。
「無事でよかった……心配したんだから……うえ~ん……」
倫子に至ってはヒックヒックと泣いていて、零夜を強く抱き締めながら再会できた事に喜びを感じていた。もし零夜がこの場にいなかったら、彼女に心の傷が刻まれて立ち直れなくなる可能性もあっただろう。
「すいません……倫子さん……迷惑かけてしまってごめんなさい……」
零夜がすまなさそうに倫子に謝罪した直後、エヴァ達もその場に次々と駆け付けてきた。皆は今の光景を見て安堵の表情をしているが、エヴァに至っては頬を膨らましながら嫉妬していた。
「まったく。皆を心配させ過ぎよ。特に倫子とエヴァは心配していたんだから」
「皆、ごめん……俺が触手に捕まらなければこんな事には……」
アイリンは苦笑いしながら零夜に近付き、彼の頭を優しく撫で始める。零夜はすまなさそうな表情で皆に謝罪するが、嫉妬しているエヴァ以外皆も苦笑いをしていたのだ。
「大丈夫よ。零夜が無事である事に皆ホッとしているし、これで全員が集結したからね」
サユリは苦笑いしながらも零夜が無事である事に安堵していて、この場に皆がいる事を彼に説明する。今いるメンバーは零夜、倫子、アイリン、マツリ、エヴァ、日和、ヤツフサ、ユウユウ、ユイユイ、アンナ、サユリ、ルイザという十一人と一匹というメンバーだ。これで全員が集結し、一段落と言っても良いだろう。
「奴隷について調べてみたんやけど、ここにいる奴隷はいないから大丈夫みたい」
「後はゲルガーを倒すだけやし、精一杯頑張らないとね」
ユウユウとユイユイの説明によると、奴隷に関しては最初からいないとの事だ。彼等はかつて奴隷商の元にいたので、その人が殺された事で自由となったのだ。今では安全な場所に避難しているので、その事については問題ないだろう。
「そうか。それならゲルガーとの戦いに集中できるな。さっ、俺もこんなところで立ち止まる理由にはいかないし、すぐに奴の元に向かうぞ!」
「「「おう‼」」」
零夜は倫子を抱き寄せながら立ち上がり、ゲルガーの元に行く事を宣言。それにアンナ達も一斉に拳を上げながら応え、一致団結の状態でゲルガーのいる部屋へと向かい出したのだった。
「パルル!何をしに来た!まだ俺は奴との戦いを終わらせてない……って、服を脱ぐな!」
「嫌だ!熱いの嫌!Tシャツ脱いで開放的になりたい!」
裕二は零夜を指さしながら今の状況を説明しているが、彼女は聞く耳持たずにTシャツをたくし上げて脱ごうとしていた。それに裕二は慌てながらパルルの服を脱がすのを止めに入るが、彼女は抵抗しながら嫌がっているのだ。
「おーい……お前ロリコンか?」
「違う!俺はロリコンじゃない!誰がこんな奴に興味を持つか!」
零夜はジト目で裕二に質問するが、彼は赤面しながら反論する。彼は小学生や幼い子供に関しては興味がないので、パルルに関しても興味がないと言えるだろう。それを聞いた彼女は脱ぐのを止めて、ぷくーっと頬を膨らましたのだ。
「こんな奴とはどういう事かな?私をバカにしているのかな?」
パルルは突如黒い笑みを浮かべたと同時に、背後から悪魔のオーラが溢れ出してくる。彼女は怒らせてしまえばとんでもない実力を発揮しそうなので、触らぬ神に祟り無しである。
「すまない……俺が悪かった。で、何しに来たんだ?」
裕二は一礼しながらパルルに謝罪した直後、彼は彼女が何故ここに来たのかを質問する。それを聞いたパルルはすぐに怒りを収めたと同時に、笑みを浮かべながら彼に視線を移していく。
「ボスからの指令だよ。八犬士の中でも危険人物である零夜を始末しろと言った事は分かるよね?」
「ああ。その事については知っているし、ゲルガーからの依頼である事も分かっている。それがどうした?」
「あれって時間が限られているんだよね。任務は失敗。すぐに帰れってさ」
「なんだと⁉」
パルルからの報告を聞いた裕二は驚きを隠せず、まさかの帰還命令に呆然としてしまう。あと少しで倒せるところだったが、ここで時間切れだという事を知らずにいた。話を最後まで聞かなければこんな事にはならず、パルルがこの場に現れる事もなかったのだろう。
「まさか時間切れとは知らずにいたが……命令である以上、背に腹は代えられないな……」
裕二は盛大なため息をついた後、ようやく任務失敗である事を自覚する。そのまま彼は真剣な表情をしたと同時に、零夜に視線を移していく。
「俺が任務を失敗したのはお前が初めてだ。だが……次戦う時が来た時は……お前を殺す。それだけだ!」
裕二はパルルに近付いたと同時に、二人の足元に魔法陣が展開される。そのまま彼等はその場から転移してしまい、跡には何も残らなかった。
「……神田裕二。奴とはまた戦う日が来るかもな……俺もその時に向けて強くならないとな……」
零夜は裕二とは再び会いまみえる日が来ると思いながら、真剣な表情でその跡を見つめていた。恐らく彼との戦いは余程の事が無い限り、終わる事はないだろう。
すると零夜の前に床から大きな扉が姿を現し、そのまま自動で開いていく。その先はこの要塞の最上階であり、この階にはボスであるゲルガーが待ち構えているのだ。
(まさか扉が出現するとは驚いたが、恐らくこの戦いを乗り切った証かも知れないな。本当はまだまだやりたい気持ちがあったけど……取りあえずはゲルガーを倒す為、先に行くとするか!)
零夜は扉の出現に内心驚いていたが、ここから最上階に行ける事は儲けと言える。裕二との一騎打ちの戦いを乗り切る事ができたからこそ、この扉が出てきたんじゃないかと感じているだろう。しかし裕二と戦いたい気持ちがあるかも知れないが、今の目標を考えたと同時に扉の中へと入ったのだった。
※
扉から出た零夜は、要塞の最上階へと辿り着く。そこには待ち構えているゲルガーの部屋があるので、後は彼のいる部屋を探せば問題ない。因みに先ほど通った大きな扉に関しては、光の粒となって消滅して消えてしまったのだ。
「さて、ゲルガーのいる部屋を探すとするか……奴は一体何処にいるのか……」
零夜がゲルガーのいる部屋を探しに向かおうとしたその時、何処からか殴る音が聞こえてくる。恐らく下の階で乱闘が行われているに違いないが、倫子達が絡んでいる可能性が高いと言えるだろう。
「今の音は乱闘の様だが……まさかあいつ等がここに来る筈はないと思うけどな」
零夜が苦笑いしながらゲルガーのいる部屋を探そうとしたその時、目の前に何処からかインプヒューマンが殴り飛ばされているのが見えた。彼はそのまま壁に激突してしまい、光の粒となって消滅してしまったのだ。その跡には勿論素材であるインプの角と、大量の金貨が置かれている。
「今、インプヒューマンが飛ばされていたのが見えたような……あっ、まただ!」
零夜が音のした方に視線を移した途端、今度はゴブリンが殴り飛ばされて床に激突してしまった。彼も同様に消滅してしまい、ゴブリンの皮と金貨に変化。すると倫子が駆け出しながら姿を現していて、零夜は目を見開きながら驚きを隠せずにいた。
「あっ!倫子さん!」
「……うう……零夜くううううううん‼」
零夜が倫子の姿を見て叫んだ直後、彼女は彼の姿に視線を合わせる。すると彼女の目に涙が浮かんだと同時に、我慢できずに駆け出してきたのだ。しかも全速力で駆け出しているので、このままぶつかったら事故になるのは確定と言えるだろう。
「うわっ!」
当然零夜は飛び込んできた倫子を盛大に受け止め、勢いよく倒れて床を引きずってしまった。背中に痛みがまだ残っているが、ようやく仲間と合流できた事はとても嬉しく感じているのだ。
「無事でよかった……心配したんだから……うえ~ん……」
倫子に至ってはヒックヒックと泣いていて、零夜を強く抱き締めながら再会できた事に喜びを感じていた。もし零夜がこの場にいなかったら、彼女に心の傷が刻まれて立ち直れなくなる可能性もあっただろう。
「すいません……倫子さん……迷惑かけてしまってごめんなさい……」
零夜がすまなさそうに倫子に謝罪した直後、エヴァ達もその場に次々と駆け付けてきた。皆は今の光景を見て安堵の表情をしているが、エヴァに至っては頬を膨らましながら嫉妬していた。
「まったく。皆を心配させ過ぎよ。特に倫子とエヴァは心配していたんだから」
「皆、ごめん……俺が触手に捕まらなければこんな事には……」
アイリンは苦笑いしながら零夜に近付き、彼の頭を優しく撫で始める。零夜はすまなさそうな表情で皆に謝罪するが、嫉妬しているエヴァ以外皆も苦笑いをしていたのだ。
「大丈夫よ。零夜が無事である事に皆ホッとしているし、これで全員が集結したからね」
サユリは苦笑いしながらも零夜が無事である事に安堵していて、この場に皆がいる事を彼に説明する。今いるメンバーは零夜、倫子、アイリン、マツリ、エヴァ、日和、ヤツフサ、ユウユウ、ユイユイ、アンナ、サユリ、ルイザという十一人と一匹というメンバーだ。これで全員が集結し、一段落と言っても良いだろう。
「奴隷について調べてみたんやけど、ここにいる奴隷はいないから大丈夫みたい」
「後はゲルガーを倒すだけやし、精一杯頑張らないとね」
ユウユウとユイユイの説明によると、奴隷に関しては最初からいないとの事だ。彼等はかつて奴隷商の元にいたので、その人が殺された事で自由となったのだ。今では安全な場所に避難しているので、その事については問題ないだろう。
「そうか。それならゲルガーとの戦いに集中できるな。さっ、俺もこんなところで立ち止まる理由にはいかないし、すぐに奴の元に向かうぞ!」
「「「おう‼」」」
零夜は倫子を抱き寄せながら立ち上がり、ゲルガーの元に行く事を宣言。それにアンナ達も一斉に拳を上げながら応え、一致団結の状態でゲルガーのいる部屋へと向かい出したのだった。
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