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人からの情報を鵜呑みにしてはいけません。
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「…は?お前今、何て言ったの?」
「ん?だから、お風呂入ったらセックスしよ?」
「……やばい。俺、疲れてんのかな?都合のいい幻聴が聴こえる…」
「いや、幻聴じゃないし!」
「ああ、分かった!確かに今日のアレは酷かったよな。
あのサイコ女の言動はかなり理不尽だったし。お前の気持ちは分かる。でもな?だからと言って、自棄を起こすのは良くない。後で絶対後悔するぞ」
「別に私、自棄になってるわけじゃないよ?」
「いや、今は冷静になりきれてないから、気付いてないだけだ。俺は断言できるぞ?お前は今、絶対自棄になってる!」
何故だか高遠は私が自棄を起こしていると信じ込んでいる。私が反論しようと口を開くと、高遠は被せるように言葉を続けた。
「考えてもみろ?少し前までお前は、俺が冗談で送ったメッセージを見ただけで、俺を避け始めたんだぞ?避けるくらい嫌な男に、今日になっていきなり抱かれたいとか。どう考えてもおかしいだろ。だから、今のお前は絶対に普通の状態じゃないんだよ」
高遠はそんなふうに思っていたのかと愕然とした。後悔の念が押し寄せ、誤解だけは解かなければと強く思った。
「…あの時はごめん。別に高遠と寝るのが嫌だったわけじゃなかったの…。ただ、どう返事すればいいのかわからなくて。それに自信もなかったし…。私、高遠には最悪なとこばっか見せてるから。だから、幻滅されてたらどうしようって思って…。セックスして更にガッカリされたら、さすがに立ち直れないじゃない?」
口籠りながら本音を告げると、高遠は氷像のように固まった。暫くすると、その氷像は溶けると言うより爆発した。
「はあぁぁ!?そんなクソみたいな理由で避けられてたのかよ!嘘だろ?
ってか、そんなの今更だろ?どんな醜態を見せられたって、俺の気持ちは揺らがねーよ!例えお前が目の前でうんこ漏らしてたって、揺らがねー自信があるわ!俺にとってお前は…何てーか、特別なんだよ!
だからこそ、今みたいに自棄起こしているお前を抱きたくねーの!」
「…うんこ?いや、さすがに私もうんこは漏らさないけどね?でも、ありがと。
私、今日の出来事ではっきり分かったの。私は高遠が好きなんだって。
…ねえ高遠。あんた、今日彼女に言ってたじゃない。私に『余所見するような暇を与えてない』って。じゃあ、本当に余所見できないように、高遠しか見れないように、私を愛して?それとも私とはしたくない?」
「……チッ!お前、本当に余計なことばっかり覚えてやがんな。あー、クソッ!あとで後悔しても知らねーからな?途中で嫌だって言われても、今日はやめてやんねーぞ?折角、今日のところは見逃してやろうと思ってたのに。煽ったのはお前だからな!」
「うん。後悔もしないし、途中で嫌がりもしない。だって、私が高遠とセックスしたいんだもん。じゃあお風呂を沸かさなきゃっっ!ちょっ!たかと…」
高遠は、私の腕を引いて自分の膝の上に引き寄せ、貪るように深く口付けた。
前回の優しいものとは全く違う。私を喰らい付くすような獰猛な口付け。
けれど、その激しさを喜んでいる自分がいた。
それだけ強く私を欲している。そう思うだけで、甘い痺れが背筋を駆け上がり、お腹の奥が甘く疼く。
「風呂なんて、どーでもいいわ。折角、お前から誘ってくれたんだ。お前の気が変わらないうちに、抱かせてもらわないとな」
「気なんて変わらないから……んんっ。」
ザラついた肉厚な舌が、私の口内を掻き混ぜるように縦横無尽に動きまわる。絡まり合うお互いの舌が口内で熱く溶け合い、一つになっていくように感じた。
「…今日は積極的なのな?」
何度も角度を変えながら行われる口付けの合間、高遠は煽るようにそう言って不敵に笑った。
「んっ。はぁっはぁっ…。だ…から、言ったでしょ?私が高遠に抱かれたいって…んんっ!やっ!」
私が答えようとすると、高遠は意地悪く、服の上から私の胸を強く揉みしだきながら、その先端を強く摘んだ。
「た…かとぉ…。もう少し優しく…」
「悪りぃ…。余裕ねぇ」
私の首筋に舌を這わせながら、私が着ているブラウスやタイトスカートの裾から手を忍ばせ、直に愛撫しようとする。だが、タイトなデザインのそれらに阻まれ、一定の位置までしか手を進めることができない。
高遠は苛立ったように舌打ちし、ブラウスのボタンをはずしかけて手を止めた。まるで名案でも思いついたように蠱惑的な笑みを浮かべると、私の耳元で低く囁いた。
「なあ山瀬。本当に俺とヤリたいなら、自分で脱いで、俺の上に跨がってよ」
耳にかかる熱い吐息にゾクリと身体が震えた。あまりに淫らな要求に激しい羞恥がこみあげる。
「な…そんな事できるわけが…」
「無理?出来ねーの?やっぱ俺なんかには抱かれたくない?」
私が涙目で睨むと、高遠は私に見せつけるようにわざと淫猥な舌遣いで私の胸元を舐めあげた。
「…あっ。や…んんっ。…わ…分かったわよ。でもお願い。部屋の電気を消して?」
「ん?…お前が脱いだらな」
意地悪くそう言うと、高遠は私の身体から手を離した。
私は逃げ出したくなる気持ちをどうにか抑え込み、震える足を叱咤して立ち上がった。
タイトスカートのジッパーを一気に下ろすと、スカートはそのままストンと床に落ちた。スカートで覆われていた部分が外気に晒され、肌が粟立つ。だが、高遠の強い視線を肌で感じ、私の身体は更に熱を帯びていく。
次に、ストッキングに手をかけた。
破れないよう、慎重に指をナイロン生地と表皮の間に滑り込ませる。そして、腰から足の先まで身体のラインに沿って、表皮を撫ぜるように脱いでいく。私の手の後を追うように高遠の視線も動く。まるで熱い視線に身体を撫でられているようで、トロリとした蜜が溢れ出し、下着を濡らすのを感じた。
そして最後に、ブラウスのボタンを一つ一つ丁寧にはずしていく。緊張しているのか、それともこの淫靡な空気に酔っているのか。指が上手く動かない。たどたどしい動きでボタンを外している時、ゴクリッと唾を飲む音がした。顔を上げると、高遠がとても真剣な眼差しで私を見ていた。私は子宮が甘く疼くのを感じながらブラウスを床に脱ぎ捨てた。
「あ…後はキャミソールと下着だけだから、電気を消してもいいでしょう?」
電気を消す為、部屋の入り口に向かおうとすると、背後から抱き込むように阻まれた。
「…さっきのお前、滅茶苦茶色っぽかった。俺、今夜はお前の身体を堪能したい。はっきりとこの目に焼き付けたいんだ。だから電気は消さないで欲しい」
懇願するような言葉を囁きながらも、高遠は背後から包み込むように私の胸を揉みしだき始めた。
「ちょっ…あっ、いや!」
いつの間にかキャミソールをたくし上げられており、ブラジャーのホックも外されていた。
直に胸を愛撫されてしまえば、声を抑えることなど出来やしない。
高遠の右手が私の胸から腰のラインをなぞり、閉じられた足の間へと滑りこむ。節くれだった長い指がショーツの上から秘所を辿り、ふとクロッチ部分の横から入り込んだ。
「気持ちいいんだ?もうトロトロじゃん」
卑猥な言葉を囁きながら、高遠は長い指に愛液を纏わらせるように膣を浅く刺激した。そして、滑りを纏った指を滑らすように割れ目を辿り、その先にある小さな突起を押し潰すように扱いた。
「あっ!やっ、ダメ!」
強い快感に身体を震わせた瞬間、高遠の長い指が私の膣内に入って来た。
「やべぇ。お前の中、めちゃくちゃあったけぇ…」
高遠は私の膣内を味わうように、慣らすように、長い指を動かし始めた。
高遠の手は大きい。だからその分、指も長い。バスケをしていたせいか、手の平の皮は少し硬くなっている。そんな武骨な指に突起を押しつぶされ、膣内を探るように刺激されれば、立っていられる訳がない。崩れるようにしゃがみこんだ私は、高遠の方へと振り返り懇願した。
「…たかとぉ。もぉ…入れて?」
だが高遠は貪るような口付けをした後、とてもいい笑みを浮かべて「まだ、ダメ」と言った。
そのまま私をうつ伏せに押し倒して腰だけを持ち上げる。私に四つん這いの姿勢を取らせてショーツを取り去ると、秘所に顔を近づけきた。驚いた私は咄嗟に身を翻してそれを避けた。
「何、逃げてんだよ?」
「い…いや、だってお風呂入ってないし。汚いから…。あっ!じゃあ、私がお口でしてあげようか?」
「はあ?風呂入ってねーのは同じだろ?何でお前が咥えんのがアリで、俺が舐めんのがナシなんだよ」
「え?だって男の人って、あんまりそういう事するの好きじゃないでしょ?お風呂入った後とか、よっぽど気分が乗った時じゃないと嫌だろうから。
でもほら、私はお口でするの、そこまで嫌いじゃないから大丈夫だよ?」
「……何それ?誰情報?」
高遠はとても冷たい目で私を見下ろした。
「ん?だから、お風呂入ったらセックスしよ?」
「……やばい。俺、疲れてんのかな?都合のいい幻聴が聴こえる…」
「いや、幻聴じゃないし!」
「ああ、分かった!確かに今日のアレは酷かったよな。
あのサイコ女の言動はかなり理不尽だったし。お前の気持ちは分かる。でもな?だからと言って、自棄を起こすのは良くない。後で絶対後悔するぞ」
「別に私、自棄になってるわけじゃないよ?」
「いや、今は冷静になりきれてないから、気付いてないだけだ。俺は断言できるぞ?お前は今、絶対自棄になってる!」
何故だか高遠は私が自棄を起こしていると信じ込んでいる。私が反論しようと口を開くと、高遠は被せるように言葉を続けた。
「考えてもみろ?少し前までお前は、俺が冗談で送ったメッセージを見ただけで、俺を避け始めたんだぞ?避けるくらい嫌な男に、今日になっていきなり抱かれたいとか。どう考えてもおかしいだろ。だから、今のお前は絶対に普通の状態じゃないんだよ」
高遠はそんなふうに思っていたのかと愕然とした。後悔の念が押し寄せ、誤解だけは解かなければと強く思った。
「…あの時はごめん。別に高遠と寝るのが嫌だったわけじゃなかったの…。ただ、どう返事すればいいのかわからなくて。それに自信もなかったし…。私、高遠には最悪なとこばっか見せてるから。だから、幻滅されてたらどうしようって思って…。セックスして更にガッカリされたら、さすがに立ち直れないじゃない?」
口籠りながら本音を告げると、高遠は氷像のように固まった。暫くすると、その氷像は溶けると言うより爆発した。
「はあぁぁ!?そんなクソみたいな理由で避けられてたのかよ!嘘だろ?
ってか、そんなの今更だろ?どんな醜態を見せられたって、俺の気持ちは揺らがねーよ!例えお前が目の前でうんこ漏らしてたって、揺らがねー自信があるわ!俺にとってお前は…何てーか、特別なんだよ!
だからこそ、今みたいに自棄起こしているお前を抱きたくねーの!」
「…うんこ?いや、さすがに私もうんこは漏らさないけどね?でも、ありがと。
私、今日の出来事ではっきり分かったの。私は高遠が好きなんだって。
…ねえ高遠。あんた、今日彼女に言ってたじゃない。私に『余所見するような暇を与えてない』って。じゃあ、本当に余所見できないように、高遠しか見れないように、私を愛して?それとも私とはしたくない?」
「……チッ!お前、本当に余計なことばっかり覚えてやがんな。あー、クソッ!あとで後悔しても知らねーからな?途中で嫌だって言われても、今日はやめてやんねーぞ?折角、今日のところは見逃してやろうと思ってたのに。煽ったのはお前だからな!」
「うん。後悔もしないし、途中で嫌がりもしない。だって、私が高遠とセックスしたいんだもん。じゃあお風呂を沸かさなきゃっっ!ちょっ!たかと…」
高遠は、私の腕を引いて自分の膝の上に引き寄せ、貪るように深く口付けた。
前回の優しいものとは全く違う。私を喰らい付くすような獰猛な口付け。
けれど、その激しさを喜んでいる自分がいた。
それだけ強く私を欲している。そう思うだけで、甘い痺れが背筋を駆け上がり、お腹の奥が甘く疼く。
「風呂なんて、どーでもいいわ。折角、お前から誘ってくれたんだ。お前の気が変わらないうちに、抱かせてもらわないとな」
「気なんて変わらないから……んんっ。」
ザラついた肉厚な舌が、私の口内を掻き混ぜるように縦横無尽に動きまわる。絡まり合うお互いの舌が口内で熱く溶け合い、一つになっていくように感じた。
「…今日は積極的なのな?」
何度も角度を変えながら行われる口付けの合間、高遠は煽るようにそう言って不敵に笑った。
「んっ。はぁっはぁっ…。だ…から、言ったでしょ?私が高遠に抱かれたいって…んんっ!やっ!」
私が答えようとすると、高遠は意地悪く、服の上から私の胸を強く揉みしだきながら、その先端を強く摘んだ。
「た…かとぉ…。もう少し優しく…」
「悪りぃ…。余裕ねぇ」
私の首筋に舌を這わせながら、私が着ているブラウスやタイトスカートの裾から手を忍ばせ、直に愛撫しようとする。だが、タイトなデザインのそれらに阻まれ、一定の位置までしか手を進めることができない。
高遠は苛立ったように舌打ちし、ブラウスのボタンをはずしかけて手を止めた。まるで名案でも思いついたように蠱惑的な笑みを浮かべると、私の耳元で低く囁いた。
「なあ山瀬。本当に俺とヤリたいなら、自分で脱いで、俺の上に跨がってよ」
耳にかかる熱い吐息にゾクリと身体が震えた。あまりに淫らな要求に激しい羞恥がこみあげる。
「な…そんな事できるわけが…」
「無理?出来ねーの?やっぱ俺なんかには抱かれたくない?」
私が涙目で睨むと、高遠は私に見せつけるようにわざと淫猥な舌遣いで私の胸元を舐めあげた。
「…あっ。や…んんっ。…わ…分かったわよ。でもお願い。部屋の電気を消して?」
「ん?…お前が脱いだらな」
意地悪くそう言うと、高遠は私の身体から手を離した。
私は逃げ出したくなる気持ちをどうにか抑え込み、震える足を叱咤して立ち上がった。
タイトスカートのジッパーを一気に下ろすと、スカートはそのままストンと床に落ちた。スカートで覆われていた部分が外気に晒され、肌が粟立つ。だが、高遠の強い視線を肌で感じ、私の身体は更に熱を帯びていく。
次に、ストッキングに手をかけた。
破れないよう、慎重に指をナイロン生地と表皮の間に滑り込ませる。そして、腰から足の先まで身体のラインに沿って、表皮を撫ぜるように脱いでいく。私の手の後を追うように高遠の視線も動く。まるで熱い視線に身体を撫でられているようで、トロリとした蜜が溢れ出し、下着を濡らすのを感じた。
そして最後に、ブラウスのボタンを一つ一つ丁寧にはずしていく。緊張しているのか、それともこの淫靡な空気に酔っているのか。指が上手く動かない。たどたどしい動きでボタンを外している時、ゴクリッと唾を飲む音がした。顔を上げると、高遠がとても真剣な眼差しで私を見ていた。私は子宮が甘く疼くのを感じながらブラウスを床に脱ぎ捨てた。
「あ…後はキャミソールと下着だけだから、電気を消してもいいでしょう?」
電気を消す為、部屋の入り口に向かおうとすると、背後から抱き込むように阻まれた。
「…さっきのお前、滅茶苦茶色っぽかった。俺、今夜はお前の身体を堪能したい。はっきりとこの目に焼き付けたいんだ。だから電気は消さないで欲しい」
懇願するような言葉を囁きながらも、高遠は背後から包み込むように私の胸を揉みしだき始めた。
「ちょっ…あっ、いや!」
いつの間にかキャミソールをたくし上げられており、ブラジャーのホックも外されていた。
直に胸を愛撫されてしまえば、声を抑えることなど出来やしない。
高遠の右手が私の胸から腰のラインをなぞり、閉じられた足の間へと滑りこむ。節くれだった長い指がショーツの上から秘所を辿り、ふとクロッチ部分の横から入り込んだ。
「気持ちいいんだ?もうトロトロじゃん」
卑猥な言葉を囁きながら、高遠は長い指に愛液を纏わらせるように膣を浅く刺激した。そして、滑りを纏った指を滑らすように割れ目を辿り、その先にある小さな突起を押し潰すように扱いた。
「あっ!やっ、ダメ!」
強い快感に身体を震わせた瞬間、高遠の長い指が私の膣内に入って来た。
「やべぇ。お前の中、めちゃくちゃあったけぇ…」
高遠は私の膣内を味わうように、慣らすように、長い指を動かし始めた。
高遠の手は大きい。だからその分、指も長い。バスケをしていたせいか、手の平の皮は少し硬くなっている。そんな武骨な指に突起を押しつぶされ、膣内を探るように刺激されれば、立っていられる訳がない。崩れるようにしゃがみこんだ私は、高遠の方へと振り返り懇願した。
「…たかとぉ。もぉ…入れて?」
だが高遠は貪るような口付けをした後、とてもいい笑みを浮かべて「まだ、ダメ」と言った。
そのまま私をうつ伏せに押し倒して腰だけを持ち上げる。私に四つん這いの姿勢を取らせてショーツを取り去ると、秘所に顔を近づけきた。驚いた私は咄嗟に身を翻してそれを避けた。
「何、逃げてんだよ?」
「い…いや、だってお風呂入ってないし。汚いから…。あっ!じゃあ、私がお口でしてあげようか?」
「はあ?風呂入ってねーのは同じだろ?何でお前が咥えんのがアリで、俺が舐めんのがナシなんだよ」
「え?だって男の人って、あんまりそういう事するの好きじゃないでしょ?お風呂入った後とか、よっぽど気分が乗った時じゃないと嫌だろうから。
でもほら、私はお口でするの、そこまで嫌いじゃないから大丈夫だよ?」
「……何それ?誰情報?」
高遠はとても冷たい目で私を見下ろした。
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