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新たな旅へ
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「あ…このおじいちゃん、知ってる!」
「お…おぉ、カパエル……」
カッパーポンの村から、フィンラの国まで歩いて来たリカルドは今にも倒れそうな程衰弱した様子だった。
「おじいちゃん、大丈夫?
……そうだ、こんな時は…!
アンジェリーヌ、ちょっとこっちに来て!」
「な、なにをするの?」
カパエルは、リカルドの顔にアンジェリーヌの豊満な胸を押しつけた。
「ぎゃーーーーーー!
ぱ、ぱ、ぱらだいすじゃあ~~!!」
かくしてリカルドは元気を取り戻した。
「おじいちゃんはカパ子ちゃんのおじいちゃんだよね。
一体、どうしたの?」
「それがじゃな……」
「カパエル、リカルドさんは今ここに着いたばかりでお疲れよ。
お話は、夕食の時にしましょう。」
*
「な、なんと!
そんなことがあったのですか!」
夕食の場で、リカルドはミカエルの身に起こったことを聞かされた。
「でも、ミカエルはまだみつからないから、僕、探しに行こうと思ってたの。」
「偉い!
さすがはカパエルじゃ!
おぉ、そうじゃ!
それならわしも一緒に行ってやろう!
アンジェリーヌ様もカパエルを一人で出すのは心配じゃろう?
わしが一緒なら心配はいりませんぞ!」
リカルドはそういって自分の胸を叩き、ごほごほとむせた。
「そ、それはそうですが…
でも、ご迷惑になるのでは…?」
「ごほごほ、いや、迷惑なんてことはありませんぞ。
よし!善は急げじゃ!
カパエル、明日、出発しよう!」
「そんな急がなくても……」
「ううん、僕も早くミカエルを探したいから、明日出発するよ!」
「カパエル……」
アンジェリーヌの困惑した顔にも気付かず、リカルドとカパエルは、次の日、出発することに決まった。
「お…おぉ、カパエル……」
カッパーポンの村から、フィンラの国まで歩いて来たリカルドは今にも倒れそうな程衰弱した様子だった。
「おじいちゃん、大丈夫?
……そうだ、こんな時は…!
アンジェリーヌ、ちょっとこっちに来て!」
「な、なにをするの?」
カパエルは、リカルドの顔にアンジェリーヌの豊満な胸を押しつけた。
「ぎゃーーーーーー!
ぱ、ぱ、ぱらだいすじゃあ~~!!」
かくしてリカルドは元気を取り戻した。
「おじいちゃんはカパ子ちゃんのおじいちゃんだよね。
一体、どうしたの?」
「それがじゃな……」
「カパエル、リカルドさんは今ここに着いたばかりでお疲れよ。
お話は、夕食の時にしましょう。」
*
「な、なんと!
そんなことがあったのですか!」
夕食の場で、リカルドはミカエルの身に起こったことを聞かされた。
「でも、ミカエルはまだみつからないから、僕、探しに行こうと思ってたの。」
「偉い!
さすがはカパエルじゃ!
おぉ、そうじゃ!
それならわしも一緒に行ってやろう!
アンジェリーヌ様もカパエルを一人で出すのは心配じゃろう?
わしが一緒なら心配はいりませんぞ!」
リカルドはそういって自分の胸を叩き、ごほごほとむせた。
「そ、それはそうですが…
でも、ご迷惑になるのでは…?」
「ごほごほ、いや、迷惑なんてことはありませんぞ。
よし!善は急げじゃ!
カパエル、明日、出発しよう!」
「そんな急がなくても……」
「ううん、僕も早くミカエルを探したいから、明日出発するよ!」
「カパエル……」
アンジェリーヌの困惑した顔にも気付かず、リカルドとカパエルは、次の日、出発することに決まった。
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