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璃愛とエミリー
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「ふふふ…良いのあったよね。」
「そ、そうだね。」
けっこう散財してしまった…
洋服と靴、そしてウィッグとアクセサリーとバッグにメイク道具…
ライブ用品(?)一式を揃えたから、こつこつ貯めていたへそくりが全部飛んで行ってしまった…
なんでこんなことしてるんだろう?って思う気持ちもあるけれど、さゆみは大切な親友だし、付き合いでライブに行くとなったら、瑠威やママにバレないようにしないといけないし…と、なると、やっぱり買うしかない!
(そうそう、これがみんなのために一番良い方法なんだ…)
自分に言い聞かせるように心の中でそう言って、私は深く頷いた。
結局、買ったのは黒のゴスロリっぽい服…さゆみとはほんの少しデザインの違うもの。
フリルがいっぱいで、なんだかすっごく恥ずかしいけど…でも、反面、ちょっとわくわくする。
ウィッグは明るい茶色の縦ロールのもの。
縦ロールだなんてかなり恥ずかしいけど、これをかぶると普段の私とはずいぶん違ったイメージになるのでありがたい。
きっと、ママや瑠威もすぐには気付かないはず。
「ふふふ…良いのあったよね。」
「そ、そうだね。」
けっこう散財してしまった…
洋服と靴、そしてウィッグとアクセサリーとバッグにメイク道具…
ライブ用品(?)一式を揃えたから、こつこつ貯めていたへそくりが全部飛んで行ってしまった…
なんでこんなことしてるんだろう?って思う気持ちもあるけれど、さゆみは大切な親友だし、付き合いでライブに行くとなったら、瑠威やママにバレないようにしないといけないし…と、なると、やっぱり買うしかない!
(そうそう、これがみんなのために一番良い方法なんだ…)
自分に言い聞かせるように心の中でそう言って、私は深く頷いた。
結局、買ったのは黒のゴスロリっぽい服…さゆみとはほんの少しデザインの違うもの。
フリルがいっぱいで、なんだかすっごく恥ずかしいけど…でも、反面、ちょっとわくわくする。
ウィッグは明るい茶色の縦ロールのもの。
縦ロールだなんてかなり恥ずかしいけど、これをかぶると普段の私とはずいぶん違ったイメージになるのでありがたい。
きっと、ママや瑠威もすぐには気付かないはず。
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