346 / 697
050. 過去・現在・未来
14
しおりを挟む
「兄さん…なぜ、こんなことに…」
次の日、ビリーの家を訪れたジョシュアによって、二人の遺体が発見された。
「お義兄さん達の夫婦仲はどうだったんですか?」
「…俺にはとても仲良く見えました。
なぜ、こんなことになったのか、俺にはどうしてもわからない…」
「詳しい事はまだわかりませんが、奥さんがお義兄さんを殺したのはほぼ間違いないと思われます。
その後、奥さんは突発的な病で絶命された。
おそらく興奮が高まり過ぎたのでしょう。
アルコールもけっこう飲まれていたようですからね。」
ドリーンとビリーの遺体に、布がかけられ、担架にのせられて運ばれて行く…
「お疲れの所、申し訳ありませんが、様々な手続きがありますので署までご足労願います。」
「わかりました…」
ジョシュアは、刑事に肩を支えられながら、部屋を出て行った。
*
「あれ…?
なんだ、これ?」
刑事の一人が、床に落ちていたカードをみつけた。
「カードだな…裏は真っ白だ。
変わったカードだな…何のカードだろう?」
「さぁな…
さてと、俺達もそろそろ引き上げるか…」
刑事はカードをベッドの脇に置くと、そのまま部屋を後にした…
未来のカードがその後どうなったのか…
それを知る者は、誰もいない…
次の日、ビリーの家を訪れたジョシュアによって、二人の遺体が発見された。
「お義兄さん達の夫婦仲はどうだったんですか?」
「…俺にはとても仲良く見えました。
なぜ、こんなことになったのか、俺にはどうしてもわからない…」
「詳しい事はまだわかりませんが、奥さんがお義兄さんを殺したのはほぼ間違いないと思われます。
その後、奥さんは突発的な病で絶命された。
おそらく興奮が高まり過ぎたのでしょう。
アルコールもけっこう飲まれていたようですからね。」
ドリーンとビリーの遺体に、布がかけられ、担架にのせられて運ばれて行く…
「お疲れの所、申し訳ありませんが、様々な手続きがありますので署までご足労願います。」
「わかりました…」
ジョシュアは、刑事に肩を支えられながら、部屋を出て行った。
*
「あれ…?
なんだ、これ?」
刑事の一人が、床に落ちていたカードをみつけた。
「カードだな…裏は真っ白だ。
変わったカードだな…何のカードだろう?」
「さぁな…
さてと、俺達もそろそろ引き上げるか…」
刑事はカードをベッドの脇に置くと、そのまま部屋を後にした…
未来のカードがその後どうなったのか…
それを知る者は、誰もいない…
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる