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もうどうしたらいいのかわかりません…
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『おはよう。
今、起きた。
瑠威さんとクロウさんに朝まで引っ張りまわされて、へとへとだ。』
食後のスイーツを食べてる時、リクさんからLINEが届いた。
「もしかして、リクから?」
「うん。」
「私のことは気にしないでいいから、返信しなよ。」
「う、うん、ありがと。」
ちょっぴり照れくさいけど…さゆみの言葉に甘えて、私はリクさんに返信した。
『お疲れ様でした。
打ち上げは盛り上がりましたか?』
『まぁな。』
少し間が空いて、そんな短い返事が返って来た。
「ねぇ、どうしてあの衣装着てくれたのか、訊いてみてよ。」
「う、うん。」
さゆみに言われた通りに、衣装のことを訊いてみると、最初からあれはワンマンで着ようって決めてたとのことだった。
イベントは時間が短いから、もったいないからって…
「マジ?嬉しい~!」
そのことを伝えたら、さゆみは飛び上がらんばかりに喜んだ。確かに嬉しいよね。
それに…リクさんのLINEは、いつもと全然変わらなくて…やっぱり昨夜のことはデマなんだって、証拠はないけど、感覚的にそんな風に思えた。
今、起きた。
瑠威さんとクロウさんに朝まで引っ張りまわされて、へとへとだ。』
食後のスイーツを食べてる時、リクさんからLINEが届いた。
「もしかして、リクから?」
「うん。」
「私のことは気にしないでいいから、返信しなよ。」
「う、うん、ありがと。」
ちょっぴり照れくさいけど…さゆみの言葉に甘えて、私はリクさんに返信した。
『お疲れ様でした。
打ち上げは盛り上がりましたか?』
『まぁな。』
少し間が空いて、そんな短い返事が返って来た。
「ねぇ、どうしてあの衣装着てくれたのか、訊いてみてよ。」
「う、うん。」
さゆみに言われた通りに、衣装のことを訊いてみると、最初からあれはワンマンで着ようって決めてたとのことだった。
イベントは時間が短いから、もったいないからって…
「マジ?嬉しい~!」
そのことを伝えたら、さゆみは飛び上がらんばかりに喜んだ。確かに嬉しいよね。
それに…リクさんのLINEは、いつもと全然変わらなくて…やっぱり昨夜のことはデマなんだって、証拠はないけど、感覚的にそんな風に思えた。
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