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絶望と歌声

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(……誰……?)



 夢とも現ともわからない意識の中で、私は誰かの歌声を聴いた。



その声はとても優しくて…
私の気持ちを落ち着かせてくれた。



まるで、包み込んでくれるような…
支えてくれるみたいな…



(……誰なの?)



 私は、満ち足りた気分を感じ、深い眠りに落ちて行った。

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