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2007クリスマス企画
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「でも、なんでですか?
別に隠すようなことじゃないじゃないですか!
むしろ、好感度アップ!…みたいな…」
「僕はみんなに夢を与える立場だからね。
こういう貧乏臭いのは僕らのバンドカラーには似合わないし…
現に、僕以外は、本当に皆すごいお金持ちなんだよ。
沙騎の家に行った時なんて、僕、マジで足がすくんだもん。」
「沙騎さんのお家ってそんなにすごいんですか?」
「うん、なんせ家にプールとスタジオがあるんだよ。プールだよ!信じられる?!
僕なんて、今まで学校のプール以外入ったことないよ。」
「学校のプール…あはは、架月…さんって面白い!」
「君には適わないよ!」
(わぁ…架月、笑顔が可愛い!
そういえば、私、今まで架月のメイクした顔しか見たことなかったんだ!
あいちゃんに素顔の写真焼き増ししてもらったことはあったけど、あの時はグラサンかけてたし…
ああ~っっ!私服も初めて見たかも~!
やっぱりセンス良いしぃ…
あぁ、ますます好きになっちゃいそう…!
…っていうか、やっぱりあのトナカイ、本物の流れ星の精霊だったんだ!
本当に架月とぶつからせてくれたんだぁ…
でも、こんな話…きっと誰に話しても信じてくれないよね。
自分でも信じられないよ、どうしよう…!?)
「……どうかしたの?」
「い…いえ!なんでもないです!」
「君って時々、ぼ~っとするんだね。」
「あ…あぁ、ちょっと仕事が忙しくて、疲れが…
そんなことより、架月…さんは、なんでバンド始めたんですか?」
なぜ、そんなことを聞いてしまったのか自分でもよくわからなかったけど、とっさにそんな質問が飛び出していた。
「…うん。それはね…歌ってすごいと思ったから…」
「すごい…って?!」
別に隠すようなことじゃないじゃないですか!
むしろ、好感度アップ!…みたいな…」
「僕はみんなに夢を与える立場だからね。
こういう貧乏臭いのは僕らのバンドカラーには似合わないし…
現に、僕以外は、本当に皆すごいお金持ちなんだよ。
沙騎の家に行った時なんて、僕、マジで足がすくんだもん。」
「沙騎さんのお家ってそんなにすごいんですか?」
「うん、なんせ家にプールとスタジオがあるんだよ。プールだよ!信じられる?!
僕なんて、今まで学校のプール以外入ったことないよ。」
「学校のプール…あはは、架月…さんって面白い!」
「君には適わないよ!」
(わぁ…架月、笑顔が可愛い!
そういえば、私、今まで架月のメイクした顔しか見たことなかったんだ!
あいちゃんに素顔の写真焼き増ししてもらったことはあったけど、あの時はグラサンかけてたし…
ああ~っっ!私服も初めて見たかも~!
やっぱりセンス良いしぃ…
あぁ、ますます好きになっちゃいそう…!
…っていうか、やっぱりあのトナカイ、本物の流れ星の精霊だったんだ!
本当に架月とぶつからせてくれたんだぁ…
でも、こんな話…きっと誰に話しても信じてくれないよね。
自分でも信じられないよ、どうしよう…!?)
「……どうかしたの?」
「い…いえ!なんでもないです!」
「君って時々、ぼ~っとするんだね。」
「あ…あぁ、ちょっと仕事が忙しくて、疲れが…
そんなことより、架月…さんは、なんでバンド始めたんですか?」
なぜ、そんなことを聞いてしまったのか自分でもよくわからなかったけど、とっさにそんな質問が飛び出していた。
「…うん。それはね…歌ってすごいと思ったから…」
「すごい…って?!」
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