91 / 188
91
しおりを挟む
王子は、私のことをみつめている。
なんだろう?
失敗はしてないはずだけど。
その王子が、つかつかと私に歩み寄り…
え?何なの??
「そなた…名はなんという?」
「は、はい。
ミライと申します。」
「ミライか、変わっているが良き名だ。」
「あ、ありがとうございます。」
私が頭を下げている間に、王子は立ち去っていた。
あぁ、びっくりした。
たまたま目があったから、名前を聞かれただけだったのかな?
*
「えっ!?なんですって?」
「何度も言わせるな。
今日からそなたは、シャール王子付きの侍女となる。
シャール王子の第3侍女だ。」
「えっ!」
そりゃあ、びっくりするでしょう。
突然、シャール王子付きの侍女に替わるなんて。
王子といえば、この国の時期後継者。
マーガレット様より位は上だ。
しかも、第3って…
王子の侍女ならたくさんいるよね。
普通なら最下位に付くんじゃないの?
なんで、第3なの?
第3までは、衣類の脱ぎ着やお風呂のお世話やら、特に身近なお世話をする係なのに。
なんか気になる。
かなり気になる。
理由がわからないもの。
私、マーガレット様のお世話で特にほめられたことなんてないのに。
でも、ここでは命じられたことを遂行するしかない。
理由なんて、多分、聞いても答えてはもらえない。
(仕方ないよね…)
私は気持ちを切り替え、荷物をまとめた。
なんだろう?
失敗はしてないはずだけど。
その王子が、つかつかと私に歩み寄り…
え?何なの??
「そなた…名はなんという?」
「は、はい。
ミライと申します。」
「ミライか、変わっているが良き名だ。」
「あ、ありがとうございます。」
私が頭を下げている間に、王子は立ち去っていた。
あぁ、びっくりした。
たまたま目があったから、名前を聞かれただけだったのかな?
*
「えっ!?なんですって?」
「何度も言わせるな。
今日からそなたは、シャール王子付きの侍女となる。
シャール王子の第3侍女だ。」
「えっ!」
そりゃあ、びっくりするでしょう。
突然、シャール王子付きの侍女に替わるなんて。
王子といえば、この国の時期後継者。
マーガレット様より位は上だ。
しかも、第3って…
王子の侍女ならたくさんいるよね。
普通なら最下位に付くんじゃないの?
なんで、第3なの?
第3までは、衣類の脱ぎ着やお風呂のお世話やら、特に身近なお世話をする係なのに。
なんか気になる。
かなり気になる。
理由がわからないもの。
私、マーガレット様のお世話で特にほめられたことなんてないのに。
でも、ここでは命じられたことを遂行するしかない。
理由なんて、多分、聞いても答えてはもらえない。
(仕方ないよね…)
私は気持ちを切り替え、荷物をまとめた。
0
お気に入りに追加
117
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる