上 下
28 / 62
レジスタンスの番犬

捜査開始2

しおりを挟む
「ここは自由意思を持った者達が生活してる。」

「お、ウルフの嬢ちゃん、新しいパーツが手に入ったんだが見ていくか?」



「ありがとう、でも今は客人を案内しなきゃいけないから。後でねおっちゃん。」

ウルフは手を振った。

「皆さん、自由意思を持ってるのですか?」

「あぁ、処分される前に私たちは助け出してここに生活してもらってる。まぁ、悪意のない者だと確認してからな。」


   奥にあるメインルームに入ると1人のロボットが居た。



「ウルフ、どうしたの?外の見回りの報告なかったけど。」


「エザリア、街のからの使者だ。」

ウルフがそう言うと銃を即座に構えた。

「私たちを処分しに来たのか?」

「エザリア聞いて、彼らは別件で来たの。」

「信用出来ない。街に戻ったら私らの事を報告するだろ?なら…今、消しておくのが賢明だと私は思うが?」

引き金に指をかけるとラニーは両手を上げた。

「安心して下さい。私たちは帰還後はここは誰も居ない廃墟で危険物質があるので環境汚染地域として取り壊しも難しいと報告するつもりです。」

エザリアは警戒を解こうとはしないのを見てウルフは彼女の銃の上に手を置いた。

「エダの件だ。彼らはエダの死について捜査しに来た。それは今後のこのエデン存続に必要な事だと私は思った。頼む、彼らが信用出来ないなら私を信用してくれ。」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました

フルーツパフェ
大衆娯楽
 とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。  曰く、全校生徒はパンツを履くこと。  生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?  史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。

6年生になっても

ryo
大衆娯楽
おもらしが治らない女の子が集団生活に苦戦するお話です。

後悔と快感の中で

なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私 快感に溺れてしまってる私 なつきの体験談かも知れないです もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう もっと後悔して もっと溺れてしまうかも ※感想を聞かせてもらえたらうれしいです

性転換マッサージ

廣瀬純一
SF
性転換マッサージに通う人々の話

就職面接の感ドコロ!?

フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。 学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。 その業務ストレスのせいだろうか。 ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。

[恥辱]りみの強制おむつ生活

rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。 保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。

処理中です...