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子供達その後
カイ
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「フィオナー!!」
「あらカイ様。おかえなさいませ。遠征はいかがでしたか?」
「雑魚ばっか。人間の相手ってめんどくさい上に疲れるね~」
「疲れたのならお早めにお休みになりますか?」
「ううん。フィオナと一緒にいたいな」
「あら嬉しい」
「えへ」
だってフィオナは僕の番だし。メイド長でもあるから人の目から隠すって出来ないんだよね。お父様に頼んでメイド長の座から下ろそうとしてるんだけど何故か出来ないしさ。僕はフィオナにお部屋で可愛く待ってて欲しいのに。
「最近妙な圧力をかけているそうですけれど」
「ぎくっ」
「わたくしがこの仕事をしているのはカイ様のため…というのはお忘れですか?」
「だってぇ…たまに帰ってきてもフィオナいないし…」
「…いないのは奥の部屋にいるからですわ。カイ様のお部屋からは離れていませんもの」
「奥の部屋?それってフィオナが自分のお部屋が欲しいって言ったやつ?」
「えぇ。たまには手入れをしませんといけませんから」
「手入れ?武器でもあるの?」
「武器…というよりも暗器ですわね」
暗器?暗殺の道具だっけ。乙女のスカートの中には秘密がいっぱいって教えてもらったんだよね。未だに夜には自分で脱いじゃうしさ。楽しみを知らないのかな。でも僕やママに閨を教えたのはフィオナだし…。
「見ますか?」
「うん!!」
思わずフィオナに飛びついた。ぎゅうぎゅうしてちょうどいいところにある頭に顎をのせてスリスリして。たっくさんマーキングをした!!
「もう…重いですわよ。髪も崩れますし」
「そうやっていいながら止めたことないもんね~」
「貴方様はいつまでも子供ですわね…」
「試してみる?」
僕が子供かってこと。楽しみだなぁ。試すってことは本気出していいんだよね。ママからは困っちゃうほど求めちゃダメって言われたけどお父様は繋ぎ止めておくために必要なことの一つって言ってたもん。だからママはお母様にはなれないんだよ。国母っていうよりも僕達のママの方があってるから。
「あなたに本気を出されたら身が持ちませんわ」
「それだけ評価してくれてるってこと?わぁい。お父様に教えてもらったかいがあったよ」
「…竜王様の入れ知恵でしたか。どうりでしつこいと思いましたわ」
あれ?違ったの?攻めて攻めて攻めるって教えてもらったのに。フィオナも気持ちよさそうにしてるのに…むぅ。
「むぅむぅ」
「子供のように拗ねながら胸を触らないで頂けます?」
「ちょうどそこに手があっただけだもーん」
「…はぁ全く。あなたが手伝ってくだされば今日はここで終わりですから」
「ほんとに!?」
「えぇ。明日はお休みをいただきますわ」
「部屋に閉じ込めてもいいってこと!?やったぁ!!じゃあ準備しておくね!!」
「準備…?一体何を…」
「えっとえっとぉ紫の媚薬でしょ?レコチョと催淫草も!!あとはあとはぁ」
「ちょ、ちょっと待ってください?」
なんで待つの?いけないの?
「…その中の一つだけにしてくださいな。いくらわたくしでも耐えきれませんわ」
「そっか!!じゃあ全部使うね!!」
「はい!?」
「耐えられなくなったフィオナが見たいもん。楽しみだな~」
鬼畜無邪気な子が出来上がりました。この夫婦の間には最終的に10人の子が出来たとか。
「あらカイ様。おかえなさいませ。遠征はいかがでしたか?」
「雑魚ばっか。人間の相手ってめんどくさい上に疲れるね~」
「疲れたのならお早めにお休みになりますか?」
「ううん。フィオナと一緒にいたいな」
「あら嬉しい」
「えへ」
だってフィオナは僕の番だし。メイド長でもあるから人の目から隠すって出来ないんだよね。お父様に頼んでメイド長の座から下ろそうとしてるんだけど何故か出来ないしさ。僕はフィオナにお部屋で可愛く待ってて欲しいのに。
「最近妙な圧力をかけているそうですけれど」
「ぎくっ」
「わたくしがこの仕事をしているのはカイ様のため…というのはお忘れですか?」
「だってぇ…たまに帰ってきてもフィオナいないし…」
「…いないのは奥の部屋にいるからですわ。カイ様のお部屋からは離れていませんもの」
「奥の部屋?それってフィオナが自分のお部屋が欲しいって言ったやつ?」
「えぇ。たまには手入れをしませんといけませんから」
「手入れ?武器でもあるの?」
「武器…というよりも暗器ですわね」
暗器?暗殺の道具だっけ。乙女のスカートの中には秘密がいっぱいって教えてもらったんだよね。未だに夜には自分で脱いじゃうしさ。楽しみを知らないのかな。でも僕やママに閨を教えたのはフィオナだし…。
「見ますか?」
「うん!!」
思わずフィオナに飛びついた。ぎゅうぎゅうしてちょうどいいところにある頭に顎をのせてスリスリして。たっくさんマーキングをした!!
「もう…重いですわよ。髪も崩れますし」
「そうやっていいながら止めたことないもんね~」
「貴方様はいつまでも子供ですわね…」
「試してみる?」
僕が子供かってこと。楽しみだなぁ。試すってことは本気出していいんだよね。ママからは困っちゃうほど求めちゃダメって言われたけどお父様は繋ぎ止めておくために必要なことの一つって言ってたもん。だからママはお母様にはなれないんだよ。国母っていうよりも僕達のママの方があってるから。
「あなたに本気を出されたら身が持ちませんわ」
「それだけ評価してくれてるってこと?わぁい。お父様に教えてもらったかいがあったよ」
「…竜王様の入れ知恵でしたか。どうりでしつこいと思いましたわ」
あれ?違ったの?攻めて攻めて攻めるって教えてもらったのに。フィオナも気持ちよさそうにしてるのに…むぅ。
「むぅむぅ」
「子供のように拗ねながら胸を触らないで頂けます?」
「ちょうどそこに手があっただけだもーん」
「…はぁ全く。あなたが手伝ってくだされば今日はここで終わりですから」
「ほんとに!?」
「えぇ。明日はお休みをいただきますわ」
「部屋に閉じ込めてもいいってこと!?やったぁ!!じゃあ準備しておくね!!」
「準備…?一体何を…」
「えっとえっとぉ紫の媚薬でしょ?レコチョと催淫草も!!あとはあとはぁ」
「ちょ、ちょっと待ってください?」
なんで待つの?いけないの?
「…その中の一つだけにしてくださいな。いくらわたくしでも耐えきれませんわ」
「そっか!!じゃあ全部使うね!!」
「はい!?」
「耐えられなくなったフィオナが見たいもん。楽しみだな~」
鬼畜無邪気な子が出来上がりました。この夫婦の間には最終的に10人の子が出来たとか。
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