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「…サト…あの」
「リオ!!」
お部屋からちょこっとだけ顔を出すとサトに引っ張りだされた。
「リオ!!腹は空いてないか!?寒気は!?」
「う、うん?大丈夫…あのね」
「番様、まずはお食事を」
「あの…聞いて欲しい…」
「お食事の後で」
「…はい」
…赤ちゃんのこと話そうと思ったのに。
「きゅう」
「なんだお前は」
「ついてきちゃったの…?お部屋にいてって言ったのに」
いつの間にか僕の頭の上に赤ちゃんが乗っていた。
「誰の子だ?」
「え?」
「…誰だ城に子を放したやつは」
「サト…わからない?」
「分かるはずがないだろう」
サトと僕の赤ちゃんなのに。色が違うだけなのに。
「赤ちゃん…だよ?」
「誰の?」
「僕の…」
「は?」
「…あのね、僕がね、他の色だったら一緒にいられたのかなって言ったらこの子が色変えてくれたの」
「…まさか…そんなことが…」
とりあえず続きはご飯を食べながら、という話になった。
「金竜だよな…?白竜になっているが」
「うん、んむんむ」
ちょっとずつサトにお口に入れられるから全然お話してない。
「母を思って姿を変えたか」
「どうしましょう…まだ金竜とは発表していませんし今なら番様の望み通りにできるかと思いますが」
「…どうしたものか」
あ、このふわふわしたの美味しい。カイ達お部屋に置いてきちゃった。後で迎えに行かなきゃ。赤ちゃんは…僕のベッドに寝かせればいいかな。僕のお膝でねんねしちゃったし。
「リオ!!」
お部屋からちょこっとだけ顔を出すとサトに引っ張りだされた。
「リオ!!腹は空いてないか!?寒気は!?」
「う、うん?大丈夫…あのね」
「番様、まずはお食事を」
「あの…聞いて欲しい…」
「お食事の後で」
「…はい」
…赤ちゃんのこと話そうと思ったのに。
「きゅう」
「なんだお前は」
「ついてきちゃったの…?お部屋にいてって言ったのに」
いつの間にか僕の頭の上に赤ちゃんが乗っていた。
「誰の子だ?」
「え?」
「…誰だ城に子を放したやつは」
「サト…わからない?」
「分かるはずがないだろう」
サトと僕の赤ちゃんなのに。色が違うだけなのに。
「赤ちゃん…だよ?」
「誰の?」
「僕の…」
「は?」
「…あのね、僕がね、他の色だったら一緒にいられたのかなって言ったらこの子が色変えてくれたの」
「…まさか…そんなことが…」
とりあえず続きはご飯を食べながら、という話になった。
「金竜だよな…?白竜になっているが」
「うん、んむんむ」
ちょっとずつサトにお口に入れられるから全然お話してない。
「母を思って姿を変えたか」
「どうしましょう…まだ金竜とは発表していませんし今なら番様の望み通りにできるかと思いますが」
「…どうしたものか」
あ、このふわふわしたの美味しい。カイ達お部屋に置いてきちゃった。後で迎えに行かなきゃ。赤ちゃんは…僕のベッドに寝かせればいいかな。僕のお膝でねんねしちゃったし。
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