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「リオ…あのな」
「やだ」
僕は続きの間に赤ちゃんを抱えて閉じこもっていた。子供たちも一緒にいてくれる。フィオナはカイがお外で待っててって追い出した。
「きゅ…?」
「ごめんね」
どうしたの?と言うふうに見上げられた。
「おとーと?」
「うん、ソラの弟」
「かーいーね。きらきら」
「…うん」
きらきらだから一緒に居られなくなっちゃったなら…金竜でなんて生まれなければよかったのに。ずーっと一緒にいたい。
「…他の色…なら一緒にいられた…のかな」
「きゅ?きゅ…ぅぅぅぅ」
「え?」
赤ちゃんは突然うなり始め、キラキラが増していった。
「あかちゃ…まぶし」
「ソラ、お目目閉じて。明るい光は見ちゃいけないってフィオナが言ってたよ」
「ん」
お目目を閉じてその上からぎゅっと手を当てた。
「きゅ、きゅう!!」
「…あ、れ」
このお部屋にいるのはカイとソラとアリアと僕と赤ちゃんのはず。カイとソラとアリアは人型だから…赤ちゃんだけが竜のはずなんだけど…金色…じゃない?
「白…色?」
「きゅうきゅう!!」
…もしかして…僕が他の色ならって言ったから変わったの?そんなことも出来るの?
「カイ出来る?」
「ううん。竜体の時の色は変えられないの」
「…じゃあ…なんで…」
「きゅう!!」
「ママと一緒にいたいからって」
「みんな、ママ、すき、よ?」
「えぇ。私達全員お腹にいる時からお母様を愛しています」
「みんな…」
みんなをぎゅっとしようとしたら人数が多すぎて逆に僕がぎゅってされた。
「えへ、僕もみんな大好きだよ。ずっと一緒にいようね」
「「うん!!」」
「はい」
「きゅう!!」
その頃のお外のメンバー
「いつになったら入っていいんだ…まだリオに食事も取らせてない…また痩せてしまうんじゃ」
「落ち着いてください竜王様」
「…フィオナ、お茶こぼれてるぞ」
「あら…わたくしも落ち着かなくてはなりませんわね」
ウロウロする心配性な竜王と表には出ないけどめちゃくちゃ焦っているメイドであった。
「やだ」
僕は続きの間に赤ちゃんを抱えて閉じこもっていた。子供たちも一緒にいてくれる。フィオナはカイがお外で待っててって追い出した。
「きゅ…?」
「ごめんね」
どうしたの?と言うふうに見上げられた。
「おとーと?」
「うん、ソラの弟」
「かーいーね。きらきら」
「…うん」
きらきらだから一緒に居られなくなっちゃったなら…金竜でなんて生まれなければよかったのに。ずーっと一緒にいたい。
「…他の色…なら一緒にいられた…のかな」
「きゅ?きゅ…ぅぅぅぅ」
「え?」
赤ちゃんは突然うなり始め、キラキラが増していった。
「あかちゃ…まぶし」
「ソラ、お目目閉じて。明るい光は見ちゃいけないってフィオナが言ってたよ」
「ん」
お目目を閉じてその上からぎゅっと手を当てた。
「きゅ、きゅう!!」
「…あ、れ」
このお部屋にいるのはカイとソラとアリアと僕と赤ちゃんのはず。カイとソラとアリアは人型だから…赤ちゃんだけが竜のはずなんだけど…金色…じゃない?
「白…色?」
「きゅうきゅう!!」
…もしかして…僕が他の色ならって言ったから変わったの?そんなことも出来るの?
「カイ出来る?」
「ううん。竜体の時の色は変えられないの」
「…じゃあ…なんで…」
「きゅう!!」
「ママと一緒にいたいからって」
「みんな、ママ、すき、よ?」
「えぇ。私達全員お腹にいる時からお母様を愛しています」
「みんな…」
みんなをぎゅっとしようとしたら人数が多すぎて逆に僕がぎゅってされた。
「えへ、僕もみんな大好きだよ。ずっと一緒にいようね」
「「うん!!」」
「はい」
「きゅう!!」
その頃のお外のメンバー
「いつになったら入っていいんだ…まだリオに食事も取らせてない…また痩せてしまうんじゃ」
「落ち着いてください竜王様」
「…フィオナ、お茶こぼれてるぞ」
「あら…わたくしも落ち着かなくてはなりませんわね」
ウロウロする心配性な竜王と表には出ないけどめちゃくちゃ焦っているメイドであった。
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