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本編
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「甘い…」
「少々苦めに作りましたが…甘すぎますか?」
「ううん。ちょうどいい。びっくりしたの」
「このような形で食べるのは初めてですものね。今までもお菓子の中に少しだけ入れていたんですよ?」
「どれ?」
どのお菓子に入ってたのかな。フィオナの作るお菓子全部美味しいから分からない。
「ふふ。秘密ですわ。隠し味ですもの」
「かくしあじ?」
「えぇ。…あ、レコチョといえば遠い東の国では媚薬として使われていたこともあるとか」
「びやく?」
「閨用のお薬ですわ」
閨の?どうして?どうしてお薬飲むの?体痛いから?でも痛い時に飲むお薬は他にあるよ?
「まぁ…番様方には必要のないものですね」
「そうなの?」
「えぇ。まだあんなにお熱いじゃないですか」
「あつい?」
今日のフィオナよく分からない。いつもみたいに僕のわかる言葉で話してくれない。赤ちゃんのお仕事で疲れたのかな。カイもあのちっちゃい竜の赤ちゃんも任せたままだし…。
「フィオナ疲れた?」
「いえ?そんなことはありませんよ」
「いつもと違う…」
「そうですか?」
いつもみたいにお話ししてくれないの?僕…フィオナとお話しするの好きなのに。
「…あぁ。今日はいつもよりも分からない言葉を使いましたものね」
「わかってたの?」
「使う度に番様の眉が下がっていきますもの。少しずつ会話の中で覚えていきましょう。番様には教科書を使うのはむかないようですから」
…あれ見てると眠くなっちゃうの。
「少々苦めに作りましたが…甘すぎますか?」
「ううん。ちょうどいい。びっくりしたの」
「このような形で食べるのは初めてですものね。今までもお菓子の中に少しだけ入れていたんですよ?」
「どれ?」
どのお菓子に入ってたのかな。フィオナの作るお菓子全部美味しいから分からない。
「ふふ。秘密ですわ。隠し味ですもの」
「かくしあじ?」
「えぇ。…あ、レコチョといえば遠い東の国では媚薬として使われていたこともあるとか」
「びやく?」
「閨用のお薬ですわ」
閨の?どうして?どうしてお薬飲むの?体痛いから?でも痛い時に飲むお薬は他にあるよ?
「まぁ…番様方には必要のないものですね」
「そうなの?」
「えぇ。まだあんなにお熱いじゃないですか」
「あつい?」
今日のフィオナよく分からない。いつもみたいに僕のわかる言葉で話してくれない。赤ちゃんのお仕事で疲れたのかな。カイもあのちっちゃい竜の赤ちゃんも任せたままだし…。
「フィオナ疲れた?」
「いえ?そんなことはありませんよ」
「いつもと違う…」
「そうですか?」
いつもみたいにお話ししてくれないの?僕…フィオナとお話しするの好きなのに。
「…あぁ。今日はいつもよりも分からない言葉を使いましたものね」
「わかってたの?」
「使う度に番様の眉が下がっていきますもの。少しずつ会話の中で覚えていきましょう。番様には教科書を使うのはむかないようですから」
…あれ見てると眠くなっちゃうの。
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