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「ん…しょ」
僕は頑張ってお腹をかばいながらベッドに登った。
「ふ…ふぅ…」
「…お手洗いに行くのも辛いですか?」
「ちょっと…。お腹重たいし…」
「…今回は2つ魔力が見えますからその影響でしょうか」
「ふたつ…?」
「えぇ。双子なのでしょう」
ふたご?ふたごってなぁに?赤ちゃんじゃないの?
「えっと…双子、というのはお子が2人いるということですわ」
「ふたり…」
この僕の小さなお腹にカイみたいな赤ちゃんが2人も…?大丈夫なの?僕お腹破れたりしない?
「大丈夫ですわ。わたくしがついております」
「ほんと…?」
「えぇ」
「かい、も。まま、まもゆ!!」
「…ありがと」
2人…だなんて。どうしよう…怖くなってきちゃった…。カイの時…あんなに痛かったのに…どうなるの?
「…怖い…ですよね」
「痛いの…嫌だなって…思ったら…怖く…なって…」
「お子の顔を見れば痛みなど忘れますよ」
「カイの時は忘れなかった…」
…僕あの後すっごく大変だったの。切れたとか言っててずーっとベッドの上。…よく分からなかったけど痛みを弱くするっていうお薬で眠くてサトにずっと引っ付いてたの。僕…サトと一緒にいる方がなんだか良くなる気がしていたの。
「…ですが妊娠してしまった以上産む他ありませんよ。まぁ妊娠させた犯人は嬉しそうに執務をこなしているのですが」
「…はん…にん?」
「えぇ。男性側でいくらでも管理できるもの。それを怠った竜王様の責任ですわ。まだ14の番様にこのような負担を強いるだなんて…」
…14歳だと何か問題あるの?そういえば村長も小さい時は番と会っちゃいけないって言ってた。危険だからって。
「僕…15歳になったよ…?」
「…たしかに今は15なのですが!!それでもまだお小さいことに変わりありません!!」
…小さいのがダメなの?僕フィオナよりも小さいもんね。だからダメなのかな?
僕は頑張ってお腹をかばいながらベッドに登った。
「ふ…ふぅ…」
「…お手洗いに行くのも辛いですか?」
「ちょっと…。お腹重たいし…」
「…今回は2つ魔力が見えますからその影響でしょうか」
「ふたつ…?」
「えぇ。双子なのでしょう」
ふたご?ふたごってなぁに?赤ちゃんじゃないの?
「えっと…双子、というのはお子が2人いるということですわ」
「ふたり…」
この僕の小さなお腹にカイみたいな赤ちゃんが2人も…?大丈夫なの?僕お腹破れたりしない?
「大丈夫ですわ。わたくしがついております」
「ほんと…?」
「えぇ」
「かい、も。まま、まもゆ!!」
「…ありがと」
2人…だなんて。どうしよう…怖くなってきちゃった…。カイの時…あんなに痛かったのに…どうなるの?
「…怖い…ですよね」
「痛いの…嫌だなって…思ったら…怖く…なって…」
「お子の顔を見れば痛みなど忘れますよ」
「カイの時は忘れなかった…」
…僕あの後すっごく大変だったの。切れたとか言っててずーっとベッドの上。…よく分からなかったけど痛みを弱くするっていうお薬で眠くてサトにずっと引っ付いてたの。僕…サトと一緒にいる方がなんだか良くなる気がしていたの。
「…ですが妊娠してしまった以上産む他ありませんよ。まぁ妊娠させた犯人は嬉しそうに執務をこなしているのですが」
「…はん…にん?」
「えぇ。男性側でいくらでも管理できるもの。それを怠った竜王様の責任ですわ。まだ14の番様にこのような負担を強いるだなんて…」
…14歳だと何か問題あるの?そういえば村長も小さい時は番と会っちゃいけないって言ってた。危険だからって。
「僕…15歳になったよ…?」
「…たしかに今は15なのですが!!それでもまだお小さいことに変わりありません!!」
…小さいのがダメなの?僕フィオナよりも小さいもんね。だからダメなのかな?
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