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番外編
クズ親 パート2
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結論。治療費が消えたのは志悠の両親達が使い込んだから、だそうです。
「柚…なにか酷いことされなかった?大丈夫?」
「ん?お料理教えてもらったー」
あのねあのね。濃い味だとね、お義母さん達死んじゃうーって言ってたからね、病院食再現したのー。そうしたらね、まずいって。くふふ、僕もあれは美味しくないもん。あと僕お料理全然できないし…キッチンぐちゃぐちゃにしちゃった。
「…柚ならいびりに気づかない可能性もありそうだけど…」
「直人兄さんひどいっ!!」
「実際気づいてなかったんだけどな。柚。その手の捻挫はどこでやった。全体的に細くなってる。飯食べてないだろ」
「ぎくっ」
えへへ…だって…お料理してたらお腹いっぱいになっちゃったんだもん…。もう食べたくなくなっちゃったの。
「…あのお金は全部返してもらうとして…滞ってる病院の通院費は完済したし…この家もあちら側の両親って来たことある?」
「…何度か」
「じゃあ押しかけてくるかもしれないし引っ越ししようか。柚ごめんね。せっかく慣れてきた頃なのに…」
「だいじょーぶ!!みーちゃんいるもん」
みーちゃんはお外にいた猫さんだけどね、病院行ったからもうバイ菌ないの。…でもね、みーちゃん。僕にお土産はもういらないからね?虫さん持ってこないで…。
「にゃーん」
「…柚にしか懐いてないんですけどね。僕は撫でることもたまにしかやらせてくれません」
「みーちゃん好き嫌いめーだよ?」
「にゃお?」
わかんないって顔したー!!猫さんなのにわかんないって顔したー!!
「ふふ。大丈夫そうだね」
「直人。俺は先に会社戻るからな。お前は柚達送ってから来い」
「元々そのつもりだよ」
…にゅ?
「こうなると思って荷造りはしてあります」
「さすが。…父さん関係だと探られちゃうかな。柚。おじい様の持っていたところでもいい?」
「はーい」
引っ越し先はお隣のタワーマンションでした。
前と同じなのは最上階だけど2階があること。
…こっちは3階までありました。
その頃のクズ親共…
「はぁ…久しぶりに連絡来たと思ったら金貸しかよ…」
「悪い。柚の治療費の2ヶ月分だから…100万程度だね。でももうすぐ裁判あるしそこで3000万は要求しようと思ってるからそれだけ」
「……ちっ。出せる金額提示しやがって」
「そ…そんなに貯金ないです…」
「あ?お前らは関係ねえんだよ。今からお前らの借金を返す相手は俺。ヤクザ相手にすんだからトイチ超えてもいいよなぁ?あ?」
「「ひぃぃぃぃぃ!!」」
その後、柚達の住む街から夫婦は消え去った。
噂では外国に行ったらしい。
手術するんだってー。
どこか悪かったのかな?
「柚…なにか酷いことされなかった?大丈夫?」
「ん?お料理教えてもらったー」
あのねあのね。濃い味だとね、お義母さん達死んじゃうーって言ってたからね、病院食再現したのー。そうしたらね、まずいって。くふふ、僕もあれは美味しくないもん。あと僕お料理全然できないし…キッチンぐちゃぐちゃにしちゃった。
「…柚ならいびりに気づかない可能性もありそうだけど…」
「直人兄さんひどいっ!!」
「実際気づいてなかったんだけどな。柚。その手の捻挫はどこでやった。全体的に細くなってる。飯食べてないだろ」
「ぎくっ」
えへへ…だって…お料理してたらお腹いっぱいになっちゃったんだもん…。もう食べたくなくなっちゃったの。
「…あのお金は全部返してもらうとして…滞ってる病院の通院費は完済したし…この家もあちら側の両親って来たことある?」
「…何度か」
「じゃあ押しかけてくるかもしれないし引っ越ししようか。柚ごめんね。せっかく慣れてきた頃なのに…」
「だいじょーぶ!!みーちゃんいるもん」
みーちゃんはお外にいた猫さんだけどね、病院行ったからもうバイ菌ないの。…でもね、みーちゃん。僕にお土産はもういらないからね?虫さん持ってこないで…。
「にゃーん」
「…柚にしか懐いてないんですけどね。僕は撫でることもたまにしかやらせてくれません」
「みーちゃん好き嫌いめーだよ?」
「にゃお?」
わかんないって顔したー!!猫さんなのにわかんないって顔したー!!
「ふふ。大丈夫そうだね」
「直人。俺は先に会社戻るからな。お前は柚達送ってから来い」
「元々そのつもりだよ」
…にゅ?
「こうなると思って荷造りはしてあります」
「さすが。…父さん関係だと探られちゃうかな。柚。おじい様の持っていたところでもいい?」
「はーい」
引っ越し先はお隣のタワーマンションでした。
前と同じなのは最上階だけど2階があること。
…こっちは3階までありました。
その頃のクズ親共…
「はぁ…久しぶりに連絡来たと思ったら金貸しかよ…」
「悪い。柚の治療費の2ヶ月分だから…100万程度だね。でももうすぐ裁判あるしそこで3000万は要求しようと思ってるからそれだけ」
「……ちっ。出せる金額提示しやがって」
「そ…そんなに貯金ないです…」
「あ?お前らは関係ねえんだよ。今からお前らの借金を返す相手は俺。ヤクザ相手にすんだからトイチ超えてもいいよなぁ?あ?」
「「ひぃぃぃぃぃ!!」」
その後、柚達の住む街から夫婦は消え去った。
噂では外国に行ったらしい。
手術するんだってー。
どこか悪かったのかな?
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