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中学生編
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「始めっ!!」
僕はテスト用紙を裏返して息を吐いた。
よし、なんとか出来そう。
「そこまで!!」
ふ…ふぃ…なんとか5教科耐えれた…。
「…柚大丈夫?」
隣の席にいた夏はすぐに床に跪いて僕の顔を覗き込んだ。
「あとはご飯食べて帰るだけだけど…ご飯は家で食べる?」
「…ううん。久しぶりに学校のご飯食べたい」
「じゃあ食堂行こう?今日の学食何があるかな~あ。柚がいない間にスイーツ系のも入ったんだよ~」
え?
「…ケーキある?」
「あるよ!!」
よしっ!!
早く食べに行こう!!
「柚焦らなくても無くならないよ?」
「どうして?」
「さっき睦樹が走っていったから」
…睦樹くん注文しに行ってくれたのかな?
そういえば樹くんもいないや。
「今の時期って本当はみんな焦ってるはずなんだよね~僕達小中高1貫校で良かったね」
「ね」
…前みたいに移動中の事故もないし。
樹くんが車に乗るとすっごく周りを警戒してるのなんとなく分かるし。
「兄さん出ていっちゃうのかな…」
「直人兄さんまでいなくなったら夏達と父さんと母さんだけになっちゃうね」
「…寂しいのやだ…」
「夏が一緒にいるよ。ずーっと一緒にいる」
「ありがと」
…なんか僕前より幼くなってないかな。
大丈夫かな。
みんなが甘やかしてくれるならこのままでもいいのかな。
「柚が何を悩んでるのかわかんないけど柚はそのままでいいんだよ?勉強出来るし可愛いし女の子姿可愛かったし夏早くお嫁さんに欲しいっ!!」
「遠回しに結婚してって言ってるよね?ダメ」
兄弟で結婚はやっぱり違和感が…。
僕はテスト用紙を裏返して息を吐いた。
よし、なんとか出来そう。
「そこまで!!」
ふ…ふぃ…なんとか5教科耐えれた…。
「…柚大丈夫?」
隣の席にいた夏はすぐに床に跪いて僕の顔を覗き込んだ。
「あとはご飯食べて帰るだけだけど…ご飯は家で食べる?」
「…ううん。久しぶりに学校のご飯食べたい」
「じゃあ食堂行こう?今日の学食何があるかな~あ。柚がいない間にスイーツ系のも入ったんだよ~」
え?
「…ケーキある?」
「あるよ!!」
よしっ!!
早く食べに行こう!!
「柚焦らなくても無くならないよ?」
「どうして?」
「さっき睦樹が走っていったから」
…睦樹くん注文しに行ってくれたのかな?
そういえば樹くんもいないや。
「今の時期って本当はみんな焦ってるはずなんだよね~僕達小中高1貫校で良かったね」
「ね」
…前みたいに移動中の事故もないし。
樹くんが車に乗るとすっごく周りを警戒してるのなんとなく分かるし。
「兄さん出ていっちゃうのかな…」
「直人兄さんまでいなくなったら夏達と父さんと母さんだけになっちゃうね」
「…寂しいのやだ…」
「夏が一緒にいるよ。ずーっと一緒にいる」
「ありがと」
…なんか僕前より幼くなってないかな。
大丈夫かな。
みんなが甘やかしてくれるならこのままでもいいのかな。
「柚が何を悩んでるのかわかんないけど柚はそのままでいいんだよ?勉強出来るし可愛いし女の子姿可愛かったし夏早くお嫁さんに欲しいっ!!」
「遠回しに結婚してって言ってるよね?ダメ」
兄弟で結婚はやっぱり違和感が…。
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